黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

ハナメモ4月中旬分

  • ハナミズキ咲き始めた。なんとなくもう少し先だと思ってたら急に咲き始めた感じ。どうもおれ花の時期を先に見誤る傾向にあるな。しかしこの木は好きだ。葉の密度と花の密度が近いのが独特の上品さを醸し出していると思う。これほど美しい木が大都会の街路樹にも耐え得るぐらい頑強であることを我々は感謝しなければならない(だれに?)。
  • カタバミ、まだまだ咲いている。この花の黄色い姿が並んでいる様は見るとちょっと気分が明るくなる。
  • ハナニラも頑張っている。この花も花期が案外長い。とはいえピークは過ぎたかも知れない。
  • シロヤマブキ、それとわかる個体があるので見てみたが、さて先日の奴がおんなじかどうか全く確証がない。ううむ。それはそれとして中々綺麗な花ではある。
  • 八重桜は独特の盛りだくさん感があってよい。何枚花びら詰まってるんだみたいな感じがする。
  • ちょっと久々に先日書いた乙女椿?のあるところを通ったらあらかた終わってて、代わりに隣の赤い椿が花盛りになっててびっくりした。化かされたような気分。それはそれとしておれほんとのところ椿そこまで好きじゃない。なんかわりと書いてるけど。
  • ツツジ、いよいよという感じで、通勤路の途中の奴はつぼみをいっぱいに準備している。
  • ナガミヒナゲシ、咲き始めた。この花見るとどうしても「この外来種が……」とか思ってしまうわけだが、だいたいの植物はちょっと遡れば外来種だろうという気もする。ただこの植物の場合アレロパシー(他の植物が育つのを阻害する毒を出す)があるのと繁殖力が高い辺りがやばいとされているみたい。
  • 気がついたらシバザクラも始まっていた(04-17)。これを敷き詰めて観光の目玉にする風潮は好きになれないのだが、それはそれとして花も葉も姿がよくて結構好きな花ではある。白花のもなかなかよいと思う。
  • ノゲシもそこかしこに咲いている。しかしオニノゲシとあまりちゃんと区別できている気がしない。
  • ハルジオンが咲き始めている。ハルジオンとヒメジョオンがいつも全然区別できないので今年こそなんとかしたい所存。こういう時は一方の特徴だけ憶えるに限るのでハルジオンの方で、花期が少し早い、背が低い、花が大きくて少ない、つぼみがうなだれる、茎が空洞、葉が茎を抱く。
    • 妻が言う「びんぼぐさ」という呼称はどちらも指せて便利ではある。
    • そういえばハルジオン、ヒメジョオンともアレロパシーがあるらしく、貧乏草の別名は伊達じゃないのだった。
  • モクレン、家から少し離れたところで1本目撃。どうも花が咲く頃に葉も出ているようだ。木蓮はもともとこの色だから「シモクレン」はレトロニム、というのは定番のねた。
  • 八重のヤマブキ、ちょくちょく見かけるけど、なんというか悪くない。欧州では薔薇と見なされることも多い、というのは何で見たのだったか。
  • ツツジも咲き始めてる(04-19)。まあそりゃそうか。個人的には白い花のが一番好きかな。これも典型的な「咲きすぎる花」ではあるのだけど。