黄昏通信社跡地処分推進室

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最終日。碓氷バイパスで山を越えて、碓氷峠鉄道ぶんか村へ。バイパス走ってると高度が全然違うのがはっきりわかった。あんなに下るんだね。そして慎重派なので車間距離を詰められて参った。下りで車間距離を詰めないでいただきたい。まあもどかしいのはわかるけど。
碓氷峠鉄道ぶんか村は中々楽しいところで、全体的にわりとゆるい雰囲気なのもよかった。整備工場で使ってた部品入れる引き出しとかがそのまま置いてあって開け放題だったりする。今日日珍しいほどのゆるさだった。トロッコ乗れるのもよかった。それもただレールの上に置いてあって、一往復 100 円って書いたコインボックスがくっついているだけという運用(もちろんコイン入れなくても動いちゃう)。万事こんな調子なのだ。しかしながら軽便鉄道「あぷと君」とミニ SL はどちらもガチの Steam Locomotive で、400 円とかで SL 列車に乗れてしまう。今回全部は回り切れなかったので、また機会があれば行きたい。
折角なのでとれたてのトウモロコシなど買って帰ろうと思い、道の駅みょうぎを目指す。わりと近い。が、野菜は置いてあるもののトウモロコシがない。がーん。とりあえずお昼を食べる。「定食」。こんにゃくと山菜ごはんと天ぷらのついたざるそば。味噌がついてるとはいえコンニャクをおかずにごはんとそばを食べるのは中々衝撃的であったがおいしかった。食べてからはガソリンを入れて、トウモロコシが諦めきれず少し前に見かけた即売所へ。無事にトウモロコシを購入。
あとは松井田妙義から高速に乗って一路家路に。乗った途端に眠くなって、最初の PA で休む。ちょっと眠ったらびっくりするほどすっきりして、問題なく帰った。
トウモロコシ、甘くてめちゃめちゃおいしかった。やっぱりとれたてを当日に持って帰って食べるのは素晴らしいな。頑張って買った甲斐があった。

どういうわけかわからないけど、今回「移動の楽しみ」を結構感じた。景色とか、植物とか、看板とか標識とか、吹き流しとかトンネルとか、お店とか、他の車とか、おれはもともとそういうものは結構好きな方だと思う。これまでは運転している時ってあんまりその辺を楽しめなかった気がしてたんだけど、今回はできた。これまでとなにが違ったのかはわからない。子供が多少は手がかからなくなったというのは理由のひとつかも知れない。旅は行った先だけではなくて、行き帰りの過程にも楽しみがある、というのはまあ自明なことなのだけど。