黄昏通信社跡地処分推進室

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(母に)ランドセルを(息子が)買ってもらう。おれは同行できなかったのだが、精力的にあれこれ背負ってみて決めたそうだ。妻と母は本革のを奨めたのだが、本人が軽いのがいいと言って合成皮革の奴にしたらしい。それはそれでよい。納期は3月になるそうだ。年々加熱するランドセル事情だが、まあ夏休みに行って間に合うんならまだ狂ってるとまでは言えないかな。ハイエンドの赤だけは売り切れてたらしいけど。
娘もてっきり買ってもらえるつもりでいろいろ背負って、買ってもらえないとわかるや怒って泣いたらしい。まあそうなるよね。大人はすぐに君の番も来るからって思うけど、幼稚園児にとって2年先なんて無限の彼方だ。



おれは小学生の頃ランドセル結構好きで、高学年になるとランドセル背負わなくなっちゃう子も多い中(うちの小学校では黙認されていた。特に女の子は手提げかばんで来てる子が多かったように記憶している)、最後までランドセルを貫いていた。しまいには始業式とか終業式とかおおっぴらにランドセルじゃなくていい日でも全部ランドセルで行っていた。自分ひとりランドセルで来てることにむしろ満足を覚えるような小学生だった。小学生の頃から中2だった。