昨日のことだけど、朝通勤路を歩いていたら土手っぽいところの脇を通りがかったとき潅木の陰でごそっ、ごそっと音がした。音の感じからするとハトくらいの大きさの、おそらくは鳥が立てる物音だった。この季節に灌木でこのような音を立てるのはだいたいツグミと相場が決まっている。曲がりなりにも 10 年くらい、ちょっとは身の周りの自然に目を向けるようになるとこれぐらいのことはわかるようになるものだ。と思って一旦足を止めて、二歩ほど踏みこんで灌木の脇から姿を見てみた。茶色っぽくて模様はなく、背中側はやや灰色、おなか側は少し赤っぽい鳥が悠然と歩いていた。え、だれ？？ 大きさと全体の色はツグミっぽいがディテイルは明らかにおれの知っているツグミではない。まあ向こうにしてみればおまえこそ誰だよという話ではあろうが、五秒ぐらいはその場から動けなかった。知らない鳥は悠然と地面を歩いている。知らない人間に知らない鳥とか言われたくないだろうけど。
記憶を頼りに検索、なんてことも人間にはまだできないので（不便ですね）、帰ってから「ツグミ 幼鳥」とか「ハチジョウツグミ」とか元に戻って「ツグミ」とかで画像検索していたら、どうやらアカハラらしいということがわかった。あらためて「アカハラ」で検索してみたら「アカデミックハラスメント」が最初に出てきてちょっと面白かったりしたのだが、それはそれとしてやっぱりツグミの仲間ではあるらしい*1。さほど珍しいというわけでもないっぽいのだが、自分の行動圏内では初めて見た。ちょっと得した気分。
[bird] タグ作ってみた。はてダってこういう風に軽々しくタグを作れるのがいいところで、収拾つかなくなるのが悪いところ。一括置換とか削除とかはもちろんできないのでそういうことをしたい人には向かない。おれみたいに、書き散らしたものをあとで読むときに少しでも便利になればいいかな、ぐらいの使い方をしてるとわりと楽しく使える。archive のページ見ると一番上にタグ一覧出てきて、こんなの作ったっけ、みたいなのがごろごろ並んでて、それはけっこうおもしろい。
*1:アカデミックハラスメントが、ではない
