日曜美術館アートシーンより。
- 東京国立近代美術館「トーマス・ルフ展」がちょっと気になった。写真家で、若い頃はすごく大きく引き伸ばしたポートレートで名を上げた人らしいんだけど、だんだん興味が既存の画像を加工して作品を作ることに移行しているらしく、ルフさん本人いわく「自分で写真を撮ることにはもうあんまり興味がない」のだという。かっこいー。なんか「名人伝」みたいである。もう二十年ぐらいしてからこの人にカメラを見せてみたい。
- 川崎市岡本太郎美術館「鉄道美術館」が楽しそう。少し前に話題になってた(たしか一時期は都立図書館で展示されてたと思う)「東京動脈」が出ているらしい。ちょっと見てみたい。あとは山口晃の超小型路面電車妄想「露電」もなんかよさそうだなーと思った。よく考えてみるとまったく現実味がないんだけど、にもかかわらずちょっとありそうで、なおかつあったらいいなあと思えるものって、ありそうでない気がする。