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NFL 2016 -- Week 9

NFL JAPAN に BYE が出てない! Arizona, Chicago, Cincinnati, Houston, New England, Washington. らしいけど、合ってる? ……合ってるっぽいな。カーディナルズ(3-4-1)、ベアーズ(2-6)、ベンガルズ(3-4-1)、テキサンズ(5-3)、ペイトリオッツ(7-1)、レッドスキンズ(4-3-1)。基本的には休めてうれしいタイミングだけど、ベアーズだけはやりたかっただろうな。

Atlanta Falcons (6-3) @ Tampa Bay Buccaneers (3-5)

サーズデイナイトは NFC 南の同地区いちおう1、2位対決。Week 1 ではロードのバッカニアーズが勝っていて、地元に戻ってスイープを喰らわせたいところ。しかし RB に三人怪我人が出て実に苦しい地上戦。ファルコンズはオフェンス1位ディフェンス 29 位と圧倒的攻めダルマが今季のキャラ。マット・ライアンもパッサーレイティング 110 超と絶好調で、このオフェンスをバッカニアーズがどう止めるかというところ。


最初のドライブでバッカニアーズは幸先よくタッチダウンにたどり着く。細かいゲインを重ねて最後はウィンストンからエースレシーバーエヴァンズへ3ヤードのパス。
ところがファルコンズはすぐに反撃し、返しのドライブでライアンがロングパスを二本決めるとその二本目はトイロロの 32 ヤードのタッチダウンレシーブになった。二分もかからない早業で同点に追いつく。
この後バッカニアーズはターンオーバーが二回あって、特に一回目は自陣のレッドゾーンでボールを失ったが、いずれもディフェンスが頑張ってタッチダウンを許さず、FG 二本の6点に抑える。えてしてこういう時はチャンスが回ってくるもので、ライアンの腕の中からマッコイがボールをかきだすとしっかりスミスがリカバー、敵陣 19 ヤード地点からの攻撃になる。ここでウィンストンがふたたびエヴァンズにパスを通し、バッカニアーズが 13-14 と逆転した。
しかしもちろんファルコンズも返しのドライブですかさず反撃、今度はランも絡めながら前進すると、最後は小兵レシーバーガブリエルのジェットスイープで右隅へタッチダウン。1Q に一回見せたプレイだったがあえてもう一回使ってきたプレイコールが見事だった。20-14 で折り返す。


後半はあまり書くべきことがない。ファルコンズが怒濤の攻めを見せるのに対してバッカニアーズは 3Q の間沈黙。タッチダウンを三本許して 40-14 の大差になってしまう。4Q にようやく一本タッチダウンを返したものの、ツーポイントコンヴァージョンの際にウィンストンが足を傷めるアクシデントもあり、最後は諦めてグレノンを出してきた。43-28 でタイムアップ。
ファルコンズは相変わらずというべきで、ライアンのスタッツも 25/34-344yds-4TD-0INT と素晴らしい数字。これがどんな相手にもできれば無敵だがまあなかなかそうもいかない。ウィンストンも悪くはなかったし、グレノンも 10/11 と頑張ったけど、これだけ点を取られてしまうと。


最終スコア:ATL 43-28 TB

Pittsburgh Steelers (4-4) @ Baltimore Ravens (4-4)

AFC 北の同地区対決。これも一応1、2位の直接対戦になるのかな。ただ、この両チームの対戦は何位とかあんまり関係なくどちらも恐ろしく気合いが入るし、実際いい試合になることも多い。昨季は 5-11 と悲惨な成績だったレイヴンズが 10-6 でプレイオフまで行ったスティーラーズを直対ではスイープしていたという事実ひとつ伝えるだけでも、この対戦が特別であることはわかってもらえそうにも思う。


……と書いておいていきなり巻くけど、レイヴンズが完勝した。1Q に自陣5ヤード地点からフラッコが中央に投じたパスが絶妙なタイミングでウォレスに通り、ディフェンスをすれ違うようにかわしたウォレスは左のサイドライン際を駆け上がってそのままタッチダウンとなった。その後 2Q、3Q とフィールドゴールをひとつずつ追加すると、4Q にはパントブロックリターンタッチダウンを決めて 0-21 と突き放した。
レイヴンズのディフェンスがよかったというべきか、スティーラーズのオフェンスがだめだったというべきか、スティーラーズは 4Q 途中までで 76 ヤードしかゲインできておらず、これは完封かといういきおい。それでもそこから反撃し、タッチダウンを二本取って残り 48 秒でオンサイドキックを蹴るところまで行ったが、ボズウェルが脚を交差させて向いている方向と反対に蹴ろうとして失敗し、ボールはその場に転がってしまった。


最終スコア:PIT 14-21 BAL

  • 最後ボズウェル、その場に落ちたボールを腹立ちまぎれに蹴っ飛ばしたのだけど、その時点でイリーガルキッキングで反則になる。それはわかるのだけど、公式のカバレッジを見たら「9-C.Boswell kicks onside 29 yards from PIT 35 to BAL 36, downed by PIT-9-C.Boswell. PENALTY on PIT-9-C.Boswell, Illegal Touch Kick, 0 yards, enforced at PIT 36. Penalty on PIT-9-C.Boswell, Illegally Kicking Ball, declined.」となっていてよくわからない。キック自体は「1 yard from PIT 35 to PIT 36」が正しいと思うのだが。

Detroit Lions (5-4) @ Minnesota Vikings (5-3)

NFC 北の同地区対決。相変わらずスタフォード任せのライオンズは 1-3 から三連勝して先週は負け。しかしスタフォードのスタッツは依然としていいし、レシーバーの駒も揃っている。ヴァイキングズは五連勝のあと二連敗なのだが、先週突然ノーヴ・ターナー OC が辞任してしまった。最初解雇かと思ってフロントは何を考えてるんだと思ったけどどうも本人から辞めたっぽい。それにしても何故、とは思うが辞めちゃったものはしょうがない。
さて、両チームとも慎重な滑り出しで、ランを中心にオフェンスを組み立てる。最初にチャンスをつかんだのはライオンズで、リディックが中央をぶち破って 42 ヤードのランで一気に敵陣に入り込む。ここはヴァイキングズディフェンスがタッチダウンまでは許さず、3-0 となった。ヴァイキングズは 2Q に入ってからウォルシュの 33 ヤードの FG で同点に追いつく。
先にやらかしたのはスタフォード。自陣での攻撃でプレッシャーを受け、身体を掴まれながら無理矢理に投じたパスをインターセプトされてしまう。
ところがヴァイキングズもおつきあい。18 ヤード地点から得た攻撃だったが、ほとんどゲインできないまま2プレイ続けて反則を犯し、ダウンを重ねながらどんどん下がってしまう。それでもまだ FG 圏内には残っていた 3rd ダウン、ブラッドフォードがボールを持ちすぎて最悪のサック。結局つごう 22 ヤード後退し、まさかのパントで終わってしまった。逆にライオンズは返しのドライブを 16 ヤード地点から始めながら、ほぼまる 10 分使ってタッチダウンまでつなげ、10-3 とリードして折り返した。


後半2回目の攻撃でようやくヴァイキングズは反撃。我慢強く短いパスを続けてドライブを継続させると、最後はアジアタのラン二連続で残り1ヤードまで詰めてからのプレイアクションパスでルドルフへ。これが見事に決まって同点に追いつく……筈が、ウォルシュが PAT を外して 10-9 どまり。ウォルシュは今年すでに PAT を三回外していて、やっぱりあれの影響まだあるんかなあと思わざるを得ない。
そしてさらにヴァイキングズの次のドライブ、またしても敵陣に入りながらタッチダウンまでは行けず。それでも 46 ヤードの FG はセットアップしたのだが、今度はこれがブロックされてしまう。さらに拾われて 32 ヤードリターンされ、かろうじてアウトオブバウンズに押し出したがターンオーバーにはちがいない。返しの攻撃はスリーアンドアウトに仕留めたが、その場所から FG が決まって 13-9。
ここからはヴァイキングズが押せ押せになる。次のドライブ、パターソンのキックオフリターンで好位置からの攻撃を得ると、ブラッドフォードが次々にパスを決めて前進。敵陣 14 ヤードで 1st ダウンを得るが、ここは 4th&1 でアジアタのランがノーゲインで手ぶらで帰還となった。さらに次のドライブ、今度はレシーバーにアダム・シーレンをフィーチャーして敵陣に入ると、11 ヤード地点でふたたび迎えた 4th ダウン、しかし今度こそブラッドフォードが中央のディッグズへパスを決めて 1st ダウン更新。そして1ヤード地点での 3rd&Goal、ここでのプレイコールが左サイドにセットしたエリソンのジェットスイープ。これはディフェンス陣まったく動けず、ノータッチでタッチダウンが決まった。大事な PAT もウォルシュが決めて、ヴァイキングズがとうとう 13-16 と逆転した。
残り 23 秒タイムアウト無しでラストドライブに挑むスタフォード。こりゃ流石に勝っただろ……と思いながら観ていたのだが、1プレイ目、サイドライン際のテイトに通して8ヤード。2プレイ目、中央のアンドレ・ロバーツへのロングパス。これが通って敵陣 40 ヤードまで進み、全員で走っていってスパイク。残り2秒で、プレイターが 58 ヤードの FG を蹴る。これがすっぽり入って、試合はオーヴァータイムに突入した。


オーヴァータイムはライオンズが先攻で、スタフォードの勝負強さが存分に出た。3回の 3rd ダウンをパス、パス、相手の反則で更新すると、四度目の 3rd ダウンで投じたパスを受けたテイトが左サイドラインぎりぎりでふたりのタックルを交わしながら突進し、最後は前方宙返りでエンドゾーンに入った。素晴らしい逆転劇だった。
ヴァイキングズは五連勝から三連敗、それももう今日は殆ど勝てた試合をミスに次ぐミスで落としてしまい、かなりがっくり来る敗戦だった。最初のタッチダウンの PAT が決まっていれば。4th ダウンが取りきれていれば。FG がブロックされていなければ。ため息ばかりが出てしまうような負け方だった。しかし前を向かなければならない。まだシーズンは折り返し地点に過ぎないのだ。


最終スコア:DET 26-[OT]-20 MIN

Indianapolis Colts (4-5) @ Green Bay Packers (4-4)

中継あったんだけど、今週は多すぎてこの試合まで手が回らず。
コルツがオープニングのキックオフからリターンタッチダウンを決めて先制すると、最後までリードを保ったままの逃げ切り勝ち。NFL では結構力の差のあるカードでないとあんまり観られない展開ではある。コルツはラックが 1Q の間だけで2回インターセプトを喫して苦しんだが、そこからは立ち直って 23/36-281yds とまあまあ。パッカーズは 4Q 前半までに 31-13 と3ポゼッション差にされてしまい、そこからすごい勢いでタッチダウンを二本返して追い上げたが、最後残り 3:29 タイムアウトふたつから普通にキックオフ蹴ったら二度と攻撃権が戻ってこなくて負け。
コルツはこれでぎりぎりテキサンズと 1.5 ゲーム差なので、なんとか踏みとどまったというところ。パッカーズはまさかの連敗で、ライオンズに抜かれて3位に落ちることになった。ヴァイキングズももたついているのでゲーム差はまだ1しかないが。


最終スコア:IND 31-26 GB

Denver Broncos (6-3) @ Oakland Raiders (7-2)

AFC 西地区の首位争い直接対決が今週のサンデーナイトフットボール。前週ちらっと書いたとおりこの地区は今両カンファレンス通じてももっとも成績のいい地区になっていて、6-2 でも全然地区首位が安泰ではない。
ブロンコスは二年目 QB のシーミアンが可もなく不可もなく、という成績ながら抜群のディフェンスで勝ってきた。一方レイダーズは成長著しい三年目のカーを中心に、クーパー、クラブトゥリーの両 WR、そして RB ラタヴィアス・マレーを擁するオフェンスで僅差を制してきた。


前半、特に 1Q は圧倒的にレイダーズが試合を支配する。ランがよく出て小気味よく敵陣深くまで攻め込むドライブを二回続けるが、レッドゾーンでブロンコスディフェンスが踏ん張っていずれも FG 止まり。しかし三回目のドライブでは1ヤードまで攻め込んで、最後はマレーのダイブでタッチダウン。0-13 とリードを広げた。
その間ファーストダウンすら更新できずスリーアンドアウトを三回繰り返したブロンコスだったが、ようやく四回目のドライブで敵陣に入る。ここでシーミアンがプレッシャーを受けながらエンドゾーンへロングパスを投じ、これがノーウッドに通ってタッチダウン。7-13 と点差を縮めた。
このあと FG を外して少しいやなムードが漂ったレイダーズだったが、次のドライブで再びタッチダウンにたどりつく。またしてもマレーのタッチダウンランだった。ブロンコスが前半最後に FG を一本返して、10-20 で折り返す。


後半は拮抗した時間帯が続いたが、3Q 終盤にブロンコスが自陣1ヤードからのドライブをどうにかこうにか FG までつないで 13-20 とひさしぶりに1ポゼッション差まで詰める。しかし返しのレイダーズのドライブもまた FG まで持っていかれて 13-23 の 10 点差に逆戻り。をパントに抑えると、そしてさらにその返し、自陣 25 ヤードから開始したドライブの4プレイ目、シーミアンがドロップバックして上がろうとしたところでサックを受け、こぼしたボールをマックにリカバーされてターンオーバー。
レイダーズは攻撃権を得た最初のプレイでカーが放ったボールが T.J.ウォードにインターセプトされかかったが、両手を伸ばしてボールを取って着地したところでわずかにボールから手が離れてしまっていて、レヴューの結果インコンプリートの判定となった。命拾いしたレイダーズがそのドライブをそのままマレーの今日三つ目のタッチダウンまで持っていき、実質的に勝負を決めた。直後にブロンコスタッチダウンを返したが、それ以上得点することはできなかった。
レイダーズはついに単独首位に立った。一昨年カーを獲って、いきなりスターターに据えて、10 連敗しても小ゆるぎもしなかった。昨年はアマリ・クーパーをドラフトして、クラブトゥリーをトレードで獲得した。7-9 だったが、明らかに進境を見せたシーズンだった。そして今年、week 9 にして早くも昨年の勝ち星に並んだ。勝ち越しは 2002 年以来無いそうだがそれももう目の前だ。これほどまでに再建が上手く進んでいるチームはなかなか見られない。希望に満ちているチームというのは実にいいものだと思う。
ブロンコスも敗れたとはいえ 6-3 なので、まだ慌てるような状況ではない。ワイルドカード争いでは依然3位を2ゲーム引き離している。


最終スコア:DEN 20-30 OAK

Buffalo Bills (4-5) @ Seattle Seahawks (5-3-1)

マンデーナイトフットボールシーホークスはマンデーナイトで 10 連勝中で、これは史上二番目に長い記録。また、現在の勝率も歴代最高とのこと。
二連敗四連勝二連敗というなんとも言いがたい成績でここまで来たビルズ。印象とは裏腹に、8試合でターンオーバー4という NFL 記録を打ち立てていたそうで、なんかすごいのかすごくないのかどうにもわからないチームである。シーホークスは前々週に例のアリゾナとの引き分けがあったあと、先週はセインツに敗れていてちょっといやな流れ。
試合はシーホークスの最初のドライブがパントになるが、そのパントをビルズ LB がブロック。リカバーし損ねてアウトオヴバウンズに出たがどうせ 4th ダウンであるからして問題なし。ビルズは6ヤード地点で得た攻撃をテイラーのキープで1プレイでものにし、7-0 と先制する。ここからタッチダウン合戦になり、返しのドライブでウィルソンがボールドウィンへのロングパスを決めて2分弱でタッチダウンを返すと、その返しでビルズは 10 分かけたドライブでタッチダウン。そのまた返しにシーホークスはまたもあっという間にエンドゾーンに辿り着き、これまた2分弱のタッチダウン。合計4ドライブ連続のタッチダウンで 14-14 となった。
ビルズは次のドライブでも敵陣に攻め入るが、ここは止められて FG。しかしここまでの3回はテイラーのパスがよく決まっていい攻撃だった。
ここからはシーホークスの時間。ビルズのパントをタイラー・ロケットが敵陣 40 ヤードまで入るビッグリターンを見せると、相手の反則を絡めてあっという間にタッチダウン。さらに次のドライブ、ウィルソンがグレアムへの 18 ヤードのパスを投じ、グレアムもエンドゾーン内で倒れながらそれを片手でレシーブ、タッチダウンとする。これで 17-28 となった。


後半に入ってからは一転シーホークスオフェンスはほぼ沈黙し、FG を一本決めただけに終わる。一方ビルズは 3Q にはレッドゾーン手前からのパスがインターセプトを喫したものの、4Q にはギリスリーがタッチダウンランを決め、ツーポイントコンヴァージョンにも成功。25-31 と差を詰める。さらに終了間際、敵陣からの攻撃を残り 10 ヤードでの 1st ダウンまで持っていくが、3rd ダウンにサックを喰らい、4th ダウンでのエンドゾーンへのパスも通らず、万事休した。
テイラーは脚も速くてパスも鋭くなかなか見ていて面白い QB で、キャパニックの全盛期を思わせる。なるほど高い金払うのもわからんでもないという気はした。
ウィルソンはやはり怪我の影響が否めないものの、それでもこれだけの立ち回りを見せるのが本当にすごい。


最終スコア:BUF 25-31 SEA

  • 前半終了間際、ビルズは残り3秒で 54 ヤードの FG を蹴ろうとしたのだが、シーホークスの CB シャーマンがラッシュをかけて、K カーペンターの足下に身体を投げ出した。カーペンターは軸足を刈られてその場に倒れた。フラッグが飛んだが、シャーマンに対するオフサイドが宣告されただけで、ラフィングザキッカーにはならなかった。さらにカーペンターの足の状態を見るためにトレーナーがフィールドに入ったため、インジュアリータイムアウト扱いとなってビルズはタイムアウトを剥奪され、カーペンターは次のプレイに出られなかった。ビルズはスパイクしてもうひとつプレイを進め再び FG を狙ったが今度はディレイオブゲームをとられ、最後は 54 ヤードのキックを蹴って外した。これはいくらなんでもひどい。シャーマンの行為が結果的に完全にやり得になってしまっているからだ。少なくともラフィングザキッカーはコールされなければならなかったし、どう処理するべきかはわからないがカーペンターが出られないことも本来あってはならなかっただろう(たまたま 1st ダウンだったのでスパイクできたが、4th ダウンだったら FG を蹴ることすらできなかった)。

Other Games

DAL(7-1) 35-10 CLE(0-9):ブラウンズの夜明けは遠い。この日は QB をケスラーに戻した(その判断自体はよいと思う)が、得点は 10 どまりで後半はわずか 28 ヤードに抑えられたとか。ディフェンスもプレスコット/エリオットにやられまくりで計5タッチダウンを献上。いやー、これはだめだわ。どうしたらいいのだ。カウボーイズはこの週ロモが練習に参加していたが出場はなし。
JAX(2-6) 14-19 KC(6-2):チーフスがオフェンスのスターターを五人欠きながらも逃げ切り勝ち。この日もフォールズが投げたとのこと。ジャグァーズは4回ものターンオーバーがあって自滅。
NYJ(3-6) 23-27 MIA(4-4):おれたちのジェッツ、「4つのパーソナルファウルと2本のインターセプト、そして数々のチャンスを逃したこと」によって負け。4Q には一旦 23-20 と逆転しておきながらキックオフリターンタッチダウンを喰らって逆転負けだったとのこと。ドルフィンズは同地区対決二連勝で星を五分に戻した。
PHI(4-4) 23-28 NYG(5-3)ジャイアンツ、イーライ・マニングタッチダウンパス4本決めて三連勝。やるじゃん、イーライ。しかしランを 22 回やって 58 ヤードってのはなんとも。あとイーライインターセプトも二本放ったらしい。流石である。イーグルズはウェンツがやはりインターセプト2本喰らって、3DE も 3/15 と攻めきれず負け。開幕の勢いがなくなってきた。
CAR(3-5) 13-10 LA(3-5):なんじゃこりゃ……。2Q と 3Q はおたがい無得点で、ディフェンスがいいというよりはオフェンスがまずいという感じだったらしい。さすがにラムズファンも「we want Goff!」とか叫びまくってたらしいのでケイス(・キーナム)の命運もここまでかな。今季に関して言えばチャンスは充分にもらったしなあ。
NO(4-4) 41-23 SF(1-7):攻めダルマ・セインツ、フォーティナイナーズを屠る。こうなるだろうという結果であまり書くべきことがない。あ、そうだ、キャパニックは大統領選の投票ぐらいしろよ!(参考→http://www.espn.com/nfl/story/_/id/18009671/san-francisco-49ers-quarterback-colin-kaepernick-pay-attention-tuesday-election-results
TEN(4-5) 35-43 SD(4-5):荒い試合でも勝ちは勝ち、チャージャーズも辛うじてプレイオフ争いに喰らいつく。とはいえひとつ上が 6-3 のブロンコスとかきちー。ワイルドカードでもなんでも同地区のどこかは交わさなきゃならんわけで、厳しい状況には違いない。この日はマーヴィン・ゴードンが 32att-196yds-1TD。怪我人が続出する中で若い選手が台頭するのはうれしいことだ。タイタンズタッチダウンを五本決めた一方でターンオーバーが3回あり、そのうち2回がリターンタッチダウンされていて、ノーガード殴り合いの展開では痛すぎるミスとなった。
(更新おわり)