黄昏通信社跡地処分推進室

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NFL 2016 -- Week 16

いよいよ大詰め。

New York Giants (10-5) @ Philadelphia Eagles (6-9)

サーズデイナイト。ジャイアンツは勝てばプレイオフが確定し、イーグルズはすでに目無し。
しかしイーグルズが強烈な先制パンチを決める。最初のドライブでランをコールしまくってスプロールズの 25 ヤードタッチダウンランにつなげると、返しのドライブの3プレイ目でジェンキンズがイーライ・マニングのパスをインターセプト。そのまま 34 ヤードリターンしてタッチダウンを決める。イーグルズが早々と 0-14 と大きなリードを奪った。
ジャイアンツはそこでやっと目を覚まし、マニングがベッカムへ 30 ヤードのパスを通すなどして攻めたてるがレッドゾーンに入るなりびた止まりして FG 止まり。インターセプトを挟んでもう一本いいドライブを見せたが、これもレッドゾーンに入ったところでぱったり止まってしまい FG 止まり。6-14 と差を詰めきれない。
そんなジャイアンツを尻目にイーグルズはウェンツがアゴラーへ 40 ヤードのロングパスを決めて三本目のタッチダウンジャイアンツも負けじとマニングがクルーズへ右サイドラインぎりぎりのパスを通すと、その後も細かいパスをつなげて前進。鬼門のレッドゾーンで 3rd ダウンまで行くが、三度目の正直、ど真ん中のシェパードにパスをヒットしてこの日初のタッチダウン。13-21 の八点差で折り返した。


後半は両チームともオフェンスで苦しむ。ジャイアンツは最初のドライブで攻め込みながらまたもレッドゾーンに入るなりばったり止まり、この日三本目の FG。返しのドライブでイーグルズはラン・パス織り交ぜてジャイアンツ陣1ヤード地点まで迫るが、この 2nd&Goal から三連続でコールされたランプレイをジャイアンツディフェンスはすべて押しとどめて得点を与えない。
しかしこの日のジャイアンツは最後まで詰めで苦しんだ。敵陣でインターセプト、4th&5 をギャンブル成功してまで続けたドライブがやっぱり FG どまり、敵陣 32 ヤード地点でのギャンブル失敗、と続いてどうしてもタッチダウンをあげることができない。最後の最後、ツーミニッツに入ってから回ってきた攻撃権も敵陣 34 ヤード地点からマニングがエンドゾーン手前のタイに向かって投げ込んだパスがインターセプトされ、そこで試合が終わった。
マニングは 38/63-356yds-1TD-3INT とめちゃめちゃなスタッツだった。まあマニングらしいと言えないこともない。ジャイアンツが足元をすくわれた、というべきだろうが、それでもイーグルズの闘志には特筆すべきものがあった。開幕三連勝からその後 2-9、まあ意気消沈して不思議はないところ、まるで自分たちもプレイオフがかかっているかのような闘いぶりだった。カーソン・ウェンツにとってもこんな試合ができたことはひとつ自信になるだろう。来年が楽しみなチームになった。


最終スコア:NYG 19-24 PHI

Minnesota Vikings (7-8) @ Green Bay Packers (9-6)

NFC 北の同地区対決。なんというか、一縷の望み、という感じでこの試合を観ていた。
おたがい一回ずつパントの後のパッカーズの攻撃、ロジャーズが五本連続でパスを決めてそれだけでタッチダウンにしてしまう。その返しのドライブ、ブラッドフォードもマキノン、シーレン、シーレン、とパスを通してあっという間に敵陣 10 ヤード地点まで攻め入る。アジアタのランが6ヤード出て 2nd&Goal の4ヤード。セカンドダウン、右のスラントルートで入ってきたシーレンが空いていたが、ブラッドフォードが決められない。サードダウンでもパターソンへのパスが通らず、FG どまりで 3-7 になった。
これはだめかな、と思った。
次の攻撃もパッカーズは4プレイでタッチダウンにしてしまった。ヴァイキングズは返しのドライブでもシーレンに取らせたり走らせたりうまく使って敵陣に入るが、アンネセサリイラフネスがあったりして結局8ヤード残して FG になってしまう。
そしてヴァイキングズの次の攻撃、センターのイーストンがスナップすべきボールを拾い上げられずファンブル、ターンオーバーとなってしまう。これで得た攻撃をパッカーズは3プレイでタッチダウンに仕上げた。6-21。
ヴァイキングズはその返しこそブラッドフォードからシーレンへの 71 ヤードのタッチダウンパスで追い上げたが、もう一度今度はブラッドフォードがサックされてファンブルロストしてしまい、もちろんこれもパッカーズは5プレイでタッチダウンに持っていった。13-28 で折り返し。
後半はヴァイキングズディフェンスが立ち直り、4Q の FG とタッチダウンによる 10 点しか許さなかったが、ちょっと離されすぎていた。なんとかタッチダウンを二本返してオンサイドキックも成功したがそこまでだった。
ヴァイキングズはこの敗戦でプレイオフ進出がなくなった。5-0 スタートでプレイオフを逃すチームはなかなかないが皆無でもなく、最近だと昨年のファルコンズがある。まあもともと今年はブリッジウォーターが怪我した時点で終わったと思ったシーズンだったし、それにしては楽しめたのだけどやはり残念は残念である。
パッカーズはとにかくロジャーズが調子を上げていて、それに引っ張られてチームも五連勝。まあ力はあるチームだしこれぐらいやれても全然不思議ではない。プレイオフも多分行きそうだ。


最終スコア:MIN 25-38 GB

Cincinatti Bengals (5-9-1) @ Houston Texans (9-6)

トム・サヴェジを先発に起用したテキサンズ。序盤からランプレイ中心の慎重なプレイコールで、前半はパスのヤードがマイナス、ファーストダウンも二回しかないというひどい成績で無得点。
しかしベンガルズもおつきあいしてしまい、前半はパント合戦になってしまう。かろうじて前半最後のドライブで FG を決めたものの、こちらも本調子にはほど遠いオフェンスだった。3-0 で折り返す。
後半に入ってからテキサンズが先に動く。サヴェジのパスの割合を増やし、後半最初のドライブではそれが功を奏してやっと敵陣に入り FG を決める。これで同点に追いつくと、4Q には相手の反則にも助けられながらドライブを続け、もう一本 FG を決めて逆転する。
ベンガルズはドルトンがインターセプトを喫して苦しくなったが、返しの攻撃をスリーアンドアウトに切って取ると、その次の攻撃でドルトンからの短いパスを受けたラフェルがディフェンスをするすると交わして 86 ヤードのタッチダウンレシーブとし、10-6 と再度逆転した。
しかし返しのドライブ、テキサンズは素晴らしい攻撃を展開する。フラーへのパス、サヴェジのスクランブル、ホプキンズへのショートパス、最後はブルーのラン、とわずか4プレイでタッチダウンまでたどり着いた。ここまでの攻撃の難産はなんだったのかという感じだった。しかしここでは PAT がブロックされて6点しか取れず、10-12 になってしまう。
ベンガルズは残り 3:46 から最後のドライブ。こちらはドルトンが徹底的に短いパスを投げ、バークヘッドのランと交互に出しながら進んでいく。敵陣 25 ヤード地点まで攻め込んだところで FG のアテンプトとなったが、これをランディ・バロックが右に外してしまい試合終了となった。
テキサンズたなぼたの勝利ながら(タイタンズが敗れたために)これで二年連続の地区優勝を決め、プレイオフに駒を進めた。なんともアンチクライマックスではあるが、まあこういうこともあるというところか。ベンガルズは特に前半万全でない相手に付き合ってしまった印象で、勝てた試合を落とした。


最終スコア:CIN 10-12 HOU

Baltimore Ravens (8-7) @ Pittsburgh Steelers (10-5)

1ゲーム差で迎えた今季二回目の直接対決。スティーラーズが勝てば2ゲーム差になるので文句無し、しかしレイヴンズが勝つと相星になる上にスイープなのでレイヴンズにマジック1が点く、という状況。
先手をとったのはスティーラーズ。最初のドライブでベルのランがめちゃめちゃ出て、地上戦だけでごりごり攻め込むと、最後は中央のグリンベルへ 20 ヤードのタッチダウンパス。あっさりと7点を先制する。しかしこの後は攻めあぐね、前半はこの7点だけ。
一方レイヴンズは前半いいドライブが三回あったがタッチダウンには届かず、FG もスナップミスが一回あって得点できたのは二回だけ。6-7 で折り返すことになった。
3Q はレイヴンズのペース。後半最初のプレイでロスリスバーガーからオアーがインターセプトを奪うと、20 ヤード地点からの攻撃権を得て、フラッコがスティーヴ・スミスへどんぴしゃのタッチダウンパスを決める。ツーポイントもスティーヴ・スミスへ通して 14-7。返しのスティーラーズの攻撃は FG にとどめ、そのあともロスリスバーガーからもう一本インターセプトを奪いつつ、その前後に FG を決めて 20-10 と2ポゼッション差に広げる。
4Q はスティーラーズが猛反撃。ロスリスバーガーのロングパスと相手のパスインターフィアランスを絡めてあっさりタッチダウンを一本返すと、返しのレイヴンズの攻撃をスリーアンドアウトに切って、次のドライブはベルのランとブラウンへのパスであっという間にまたタッチダウン。これで 20-24 と逆転する。
残りは 7:16 と微妙な時間で、逆転にはもちろん充分だが普通に取ると相手に再逆転の時間を残してしまう。しかしここでレイヴンズは実に玄妙な攻めを見せる。なんどもサードダウンになりながらも短いパスを我慢強く通し、どんどん時間を使っていく。レッドゾーンに入ったところでツーミニッツウォーニング。もう一本パスを通して、残り 10 ヤードの 3rd&1。この次のプレイが問題だった。フルバックのユースチェックへハンドオフしてのパワーラン。ユースチェックは期待通りにディフェンスラインを押し込みファーストダウンを更新するが、バランスを崩しながら、手のひらを二度地面につきながら、10 ヤード走り切ってタッチダウンしてしまう。残りは 1:18。よくあるシチュエイションだけど、そしてまあ結果論ではあるけれど、手前でダウンすべきではなかったか。ともあれ再びレイヴンズは 27-24 と逆転した。
ロスリスバーガーには 1:18 あれば充分だった。左右サイドライン際へのパスを次々に決め、スパイクとタイムアウトで時計を止めながらどんどん攻め入る。残り4ヤードの 2nd&4、ロスリスバーガーは左サイドからスラントで入ってくるアントニオ・ブラウンへパス。エンドゾーン1ヤード手前でブラウンはふたりのディフェンスにつかまり身体は完全に止まるが、ボールを持った左手をエンドゾーンの方へ伸ばす。明らかにボールは白いラインに乗って、どころか越えてすらいた。タッチダウン。残りは9秒で、さすがにレイヴンズにはなすすべがなかった。
スティーラーズはこれで二年ぶりの地区優勝を決め、三年連続のプレイオフ進出も決めた。中盤から調子を上げていて勢いがあり、プレイオフでもなかなか面白そうに思う。レイヴンズは紙一重でプレイオフを逃した。ディフェンスはめちゃめちゃいいだけにプレイオフに出られればうるさかっただろう。負け方が負け方だけに残念だった。


最終スコア:BAL 27-31 PIT

Denver Broncos (8-7) @ Kansas City Chiefs (11-4)

ブロンコスはここで勝つとドルフィンズと1ゲーム差にとどまれるのでまだぎりぎりワイルドカードの目がある。チーフスはプレイオフは決まっていて、ここで勝つとレイダーズと1ゲーム差にとどまれるので地区優勝の可能性が残る。
しかし試合はかなり一方的な展開になった。チーフスが最初のドライブでアレックス・スミス自ら 10 ヤード走って先制すると、1Q のうちにタイリーク・ヒルの 70 ヤードラン、トラヴィス・ケルシーの 80 ヤードレシーブとロングタッチダウンを二本重ねて 7-21 とリードする。
その後ブロンコスはなんとか FG を一本返すが、後半は沈黙。シーミアンが 17/43-183yds-0TD-1INT、ランも三人合わせて 13att-57yds とまあうまくいってないなというスタッツで、一方チーフスオフェンスはトータルネットヤード 484 で、これはブロンコスの喪失ヤードとしては 2003 年以来になるとのこと。
4Q にチーフスは敵陣2ヤード地点で DT ポーが RB のポジションに入ってセット。これは当然ポーのランプレイかと思わせておいて、コールはポーへのダイレクトスナップ→ポーから TE ハリスへのジャンプパスだった。これが見事に決まってタッチダウン。ほとんど試合は決まっていたが、止めを刺すという趣のプレイコールだった。
というわけでブロンコスはプレイオフの目が無くなった。スーパーボウルの翌年にプレイオフを逃すというのはまあわりとよくある話で、とはいえパンサーズと両方となると 2003 年以来ではあるらしい。ブロンコスについて言えば、マニングが引退し、オスワイラーが出て行って、シーミアンで勝負した時点である程度は覚悟した成績ではあったかもしれない。それで 8-7 なら悪くはないし、来年以降の上積みを期待しているというところだろう。
チーフスは最終節に第2シードの目を残した。この日は大量リードからだめ押しするわりと珍しい勝ち方で、なかなかよかった。最終節の相手はサンディエゴ・チャージャーズ


最終スコア:DEN 10-33 KC

Detroit Lions (9-6) @ Dallas Cowboys (13-2)

ライオンズはここで引き分け以上なら 23 年ぶりの地区優勝が確定。一方カウボーイズは地区優勝、第1シードが両方確定している。
前半は派手なタッチダウンのとりあいになった。オープニングドライブからカウボーイズタッチダウンを決めると、すぐにライオンズも反撃。その後もタッチダウンタッチダウンと開始から四本連続タッチダウンになる。その後はライオンズが先にタッチダウンを取って初めてリードしたが、カウボーイズももう一本取り返して 21-21 の同点で折り返し。
しかし後半、最初のドライブでライオンズはスタフォードが自陣で 2nd&31 というひどい状況からファーストダウンを取りにいくパスを投じてインターセプトを喫してしまう。ああスタどん。これがケチのつきはじめで、返しのドライブを当たり前のようにタッチダウンにされると、その後はライオンズは得点をあげられず。カウボーイズはデズ・ブライアントのタッチダウンパスというスペシャルプレイも披露する大盤振る舞いで後半も得点を重ねまくり、結局 21-42 のダブルスコアで勝ち。
ライオンズは地区優勝が決められず、最終週のパッカーズ戦にもつれこんでしまった。勝てば地区優勝、負ければワイルドカード争いになり、レッドスキンズバッカニアーズとの比較になる。


最終スコア:DET 21-42 DAL

Other Games

MIA(10-5) 34-[OT]-31 BUF(7-8)ドルフィンズが 10 勝目! 10 勝してるのは初めて見た。かなりノーガードの殴り合いで、4Q に一旦は逆転されたが最後残り6秒でフランクスが起死回生の 55 ヤード FG を決めて同点。オーヴァータイムではビルズが先にチャンスをつかんだがカーペンターが 45 ヤードの FG を外し、いい加減時間もなくなりかけた4ドライブ目にドルフィンズが FG を決めて勝ち。でこれでプレイオフが決まりました。8年ぶりということでおめでとうございます。エース QB いませんけど頑張ってください(この日もマット・ムーア)。ビルズは無事に死亡。「最もプレイオフから遠ざかっているチーム」の座を今年も守った。ここ何年かはひどく弱いというほどでもないのに安定してプレイオフに届かないのはわりと普通に謎。
ATL(10-5) 33-16 CAR(6-9)ファルコンズ今年はあんまり観てないけど普通に 10 勝して地区優勝も決めた。やっぱライアンってかなりいい QB だし、今年はディフェンスもけっこういいっぽい。それでもプレイオフでどうこうという気がしないのは人徳?か。それとも今年こそやったりするだろうか。パンサーズは前週の時点ではかすかに可能性があったが負けたので問題外。シーズン中盤以降はニュートンのだめなところばかり目立ったが、鶏と卵というか、いいときはいいところが目立つし、それでパフォーマンスが上がってさらに勝つし、というところもあるのでこれはしょうがないと考える方がいいのかもしれない。今更メンタル成長するとも考え難いしな。
WAS(8-6-1) 41-21 CHI(3-12):点の取り合いを制してレッドスキンズがかろうじてプレイオフに望みをつないだ……のかな? カズンズは 18/29-270yds でなぜかラッシングタッチダウンがふたつ、ラン自体も 5att-30yds とそこそこ数字が出ててちょっと面白いスタッツ。ベアーズはバークリーがインターセプト五本投げてて、それはさすがに如何とも。
SD(5-10) 17-20 CLE(1-14):ブラウンズ、初勝利! クローウェルのタッチダウン二本と FG 二本で挙げた 20 点をなんとか守り抜いた。チャージャーズは 4Q に FG を二回狙ったが、一回目の 35 ヤードはブロックされ、二回目の 45 ヤードは右に外れた。まあこういうシーズンだったというほかない。ブラウンズはグリフィンが投げて、17/25-164yds とまあ凡庸な数字だったが7回もサックされたらしいので仕方ないところか。最後は脳震盪で退場し、残りはケスラーが投げた(そして2回サックされた)。15 試合目にしてオフェンスとディフェンスが噛み合った。
TEN(8-7) 17-38 JAX(3-12):なぜ。なぜここでこんなど圧勝ができるんだジャグァーズ。そしてなぜここまでこの半分もできなかったんだ。タイタンズは 3Q にマリオタが腓骨を骨折して退場し、この敗戦とテキサンズの勝利でプレイオフからも滑り落ち、踏んだり蹴ったりだった。マリオタは退場前でも 8/20 だったので、まあ怪我が敗因とも言いがたいところではあり。
NYJ(4-11) 3-41 NE(13-2):ジェッツの死体、いくらなんでも死に過ぎではないか。フィッツパトリックが 8/21 でインターセプト2本、最後はブライス・ペティが出てきたようだがこちらも 0/3 でインターセプト1本。これ多分パッサーレイティング0点やぞ。というわけで、ペイトリオッツはファーストラウンドバイが確定かな。
IND(7-8) 25-33 OAK(12-3):レイダーズが 2Q と 3Q だけで五本のタッチダウンをあげて勝った、のだが、4Q に最悪のアクシデントが待っていた。デレック・カーその人の負傷である。サックされた時に両足の膝下を巻き込まれるように倒れてしまい、右の腓骨を骨折した。もちろんシーズンアウトだ。今季のレイダーズの躍進は過去三年の準備が実ったものだが、しかし誰よりもカーなくしてはあり得なかった。さぞ悔しいだろうが誰が悪いわけでもない。いつかこの埋め合わせに値するだろう運がめぐってくることを祈るほかない。試合の残りはマット・マグロインが投げて、今後の試合もそうなるだろうとのこと。マグロインはまだ先発で一勝しかしていない*1。なんといってよいかわからない。コルツは負けたのでプレイオフが無くなった。
TB(8-7) 24-31 NO(7-8):セインツが意地を見せてバッカニアーズを下し、プレイオフからも引きずりおろした。同時に自身もプレイオフの目が無くなった。
SF(2-13) 22-21 LA(4-11)フォーティナイナーズ、開幕週以来の勝利。今季二勝は両方ラムズだ。最後は7点ビハインドからタッチダウン決めてツーポイント決めて逆転勝ちとカレッジ風。ゴフは 90 ヤードとかだったらしくてまあ保守的なコールしてるんだとは思うけどもちょっとどうかというスタッツ。少なくとも来年はゴフに託すのだろうけど、これまでのところは不安の方が大きい。
ARI(6-8-1) 34-31 SEA(9-5-1)カーディナルズシーホークスをタイムアップフィールドゴールで下して勝利。このカードの一試合目はというとこの両チームに記録されているあの引き分けだったわけで、今年はよくよくこういう運命なのだろう。ともあれシーホークスはこれで自力での第2シードから滑り落ちてしまった。10-5 のファルコンズが最終週セインツ戦、9-5-1 のシーホークスフォーティナイナーズ戦が残っている。
(更新おわり)

*1:2013 の week 11、初先発の試合で、相手はテキサンズだった。参照→http://d.hatena.ne.jp/natroun/20131127#p1