黄昏通信社跡地処分推進室

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また消してしまった。これではなんのためにテキストエディタに書いているかさっぱりわからん。
というわけでもう一回書く。





姉一家と待ち合わせてエリック・カール展於世田谷美術館に行った。まずは砧公園の芝生の上でお昼ごはん。少し離れたところで「顔面紙芝居」というのをやっていた。遠目に見聞きするぶんにはわりとアングラっぽかった。食べ終わってちょっと遊んでから展覧会へ。子供たち静かにできるか不安だったが、下の子も結構頑張ってくれてわりとちゃんと見られた。エリック・カール、なかなか展示映えする。絵本の原画ってこんな風に見られることは想定してないだろうから大したものだと思う。展示のやり方がいいということでもあるのかもしれない。紙に先に模様を描いてから切り貼りしていたりとか、蜘蛛の巣みたいにレイヤーの違うものはビニールを上に貼ってそれに描いていたりとか、生だからこそよく見える要素があったのもよかった。冒頭の本人映像で日本すごい好きみたいなこと言っててあーまあそりゃ言うよねとか思って見てたのだが、出世作にして代表作でもある『はらぺこあおむし』はあの厚紙に穴あけるって仕様がアメリカの出版社には難色を示されて、日本で大部の印刷にこぎつけた、みたいなことがあったのだそうで、必ずしもリップサービスばかりでもなさそうだった。わるかった。
美術館を出てから姉一家とは分かれ、うちはもう少し公園で遊んでいく。四人でボールを蹴りあったり(四人とも運動神経がないので悲惨なことになるが楽しい)、シャボン玉を吹いたりする。この季節にしかない暑くもなく寒くもない気持ちのいい日で、いろいろ遊べてよかった。いい日でした。