黄昏通信社跡地処分推進室

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下棚・本棚(西丹沢)

ひっさびさに山へ。メンバーは兄夫婦とうちの一家。朝少し出遅れてしまい最後は走って予定の電車に駆け込む。そこから急行に乗り換えて一時間、バスに乗って一時間十分乗ってようやく登山口の西丹沢ビジターセンターに着いた。西丹沢は遠い。


準備運動して、0932 にビジタセンタを出発した。最初に橋を渡ると沢沿いに河原と疎林を縫うように道は続く。花崗岩が多いみたいで足元の石が綺麗。ウスバカゲロウが落ちているのを発見した。まだ生きていたが長くはあるまい。鳥の声がする。すごくでかい声の奴がいたのだが種類はわからず。どでかい砂防堰堤が出現してきつい階段を登る羽目になるが、最初の以外は大したことなし。
沢を何度も左右に渡りながら遡行する。娘がいるのでさすがに速度は上がらず。一時間ほど行ったところで下棚分岐手前の休憩スペースに着き、立ち休み。そこからは十分ほどで下棚に着いた。水量はさほどではないが落差があって見事な滝だった。おやつを食べる。


そこから三十分ほど歩いて本棚に到着。ここの方がより水量があって、落差もかなりあり、近くに行くとしぶきがどしゃどしゃかかってズボンがびっしょり濡れるほどだった。涼しいというより寒いに近い感じだった。滝壺から少し離れた淵ではおたまじゃくしがたくさん泳いでいた。ここでお昼ごはん。兄たちは火を持ってきていてフランクフルト的ソーセージやパンを炙って分けてくれた。あぶったパンの上にオイルサーディン乗っけた奴がおいしくてねえ。ほぼ一時間ほど休憩した。


帰りは一息でビジターセンターへ……と言えば聞こえはいいが子供たちは下りは下りで速度が落ち、歩行時間的には行き帰りそんなに変わらなかったと思われる。また、滝の近くでは涼しかったのが下ってくるにつれて気温が下界に近い感じになってきて、なかなか悲しかった。立ち休みを挟みつつ 80 分強でビジターセンターに到着。おつかれさまでした! 自販機でサイダー買ってがぶ飲みする。うまい……。山で飲む炭酸飲料はなんでこんなにおいしいのでしょう。


で、バスは山北駅で降りて駅の裏の「さくらの湯」へ。ここは空いててのんびりできてなかなかよかった。しっかり汗を流してくつろいで、御殿場線で松田へ。松田からはなんと「あさぎり」に乗って、帰路に就いたのでした。


兄夫婦においては企画立案から子供たちのフォローまで、なにからなにまでやってくれてありがとうございました。おかげで大変楽しめました。この行程だと流石に肉体的に辛いとかはなかったけど、楽勝過ぎてつまらんというほどでもなかったあたり……。


ともあれ山はいいね。次はどこの山に行こうか。


最後にコースタイムをつけておく。

0932 ビジタセンタ出発
1040-1054 下棚
1123-1225 本棚発
1347 ビジタセンタ