黄昏通信社跡地処分推進室

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息子の展覧会。息子の小学校では展覧会と学芸会をてれこでやるので、今年は展覧会の年。おれの小学校もそうだったから結構ポピュラーなやり方なんだろうか。ちょっと気の毒なのが、このままだと5年生の学芸会が最後になること。やっぱ学芸会の方が楽しいし盛り上がるからそっちが最終学年の方が嬉しいよなーと思うんだけど(おれはそうだった、すなわちおれのきょうだいは全員そうだった)、まあしょうがないといえばしょうがないか。
んで作品を見たけど、なんかいいよね子供の作品って。などとは子供を持つまで全く思ったことがなかったのだが、親になってみると中々楽しいものである。下手なのはもちろん下手なんだけど、大胆さとか、執念とか、正確さとか、そういうものが人によっていろいろだし同じ作品の中でもかなりばらつきがあったりするんだよね。そういうのを見ていると味わい深い。
息子の作品はひとつは立体で、なにかこれといった種類というわけではなさそうな魚。緑の布で縦じま(横縞? どっちだ?)がついているのと、涙滴型の胸びれが可愛かった。もうひとつは絵で、全員「長靴をはいた猫」という題で描いたらしい。色分けして塗った画用紙の上に黒い塗料を一面に塗り重ねて、それを引っかいて下の色を見せるやつ。「たいそうをするクロ」というタイトルで、猫がぐっと身体を横に曲げているポーズを描いていて、構図の大胆さと身体の文様の丁寧さがよかった。