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『古代アンデス文明展』 国立科学博物館 2017年10月21日(土)〜2018年2月18日(日)

国立科学博物館「古代アンデス文明展」。アンデスってーとおまえらナスカとインカしか知らんじゃろ? ん? そうじゃないんじゃぜ? みたいなところから始まり、南米古代文明をざーっとさらっていく展示。多分ほんとはざーっとじゃないんだろうけど最初のほうちょっとていねいに見てたら子供たちが機嫌を損ねて途中からはわりと早足で見ることになった。妻が「意外と精緻だった」みたいなことを言っていて同感だなと思ったのだけど、たぶん無意識にかなり昔の文明みたいなのを想定していて、実際は8世紀とか 10 世紀とかの産物が多いわけだからそりゃ想定よりは精緻だよね。
文明自体は非連続で、栄えたり廃れたりしているみたいなのだけど、でも連続性みたいなのがあるのは面白い。たとえばずっとネコ科の大動物が神様的なポジションにあったらしくて、文明が変わっても引き続き神像として猫っぽいやつが出てきたりする。いわゆる「宗教」までは至っていない段階と言えるのかな。もしかすると詳しい説明あったのかもしれないけどそこまでは見られなかった。
終わってから館内のレストランでお昼ごはん。まあまあの値段でおいしかったけど、ピークよりかなり遅かったのに結構並んだ。館内に食事スペースがあることを発見したので今後は持ち込みが手堅いかな。科博近辺とにかく結構歩かないとごはん食べるところないしだいたいどこも混んでるので。


帰りは不忍池を通って湯島へ。水鳥もいろいろ見られるし上野駅方面ほど混んでないし我が家から行く分には乗り換えも便利だし、今後もこのルートがよさそう。この日は野鳥の観察会みたいなのをやってて、なんとカワセミがいました。かなり遠かったし肉眼だったからほとんどわからなかったけど、青緑の羽の色は綺麗だった。調べてみたら結構前からいるみたいで、存在自体はそこそこ知られているっぽい。