黄昏通信社跡地処分推進室

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ほくろの消失

タイトルの通りだ。二週間ほど前に右手親指の、それも指紋の上にほくろができた、ということをやや興奮気味に書いたエントリを立てたのは皆さん流石に憶えてらっしゃると思うのだが、この日あらためて見てみたらほくろは綺麗さっぱりなくなっていた。薄くなったとか小さくなったとかではなくて、本当にもう跡形もなく、どこにあったのかも全くわからない。信じてくれと言っても信じようがないだろう。

たった一枚だけ写真を撮っていたので一応上げておくが、さして明るくもないところでガラケーで撮った写真なので不鮮明だし証拠としてははなはだ心もとないことは認めざるを得ない。それでもおれはほくろが本当にあったことを知っている、それが汚れではなかったことも知っている。
とはいえもしかすると色がそれらしかっただけで内出血だったのかもしれない。あらゆる他の可能性を排除してほくろであると断定したわけじゃない。あれはなんだったんだろう。いやでもやっぱりほくろだったよあれは。もしかすると気がついてないだけで、こんな風に短い期間で現れて消えてしまうほくろは人間には結構あるのかもしれない。