黄昏通信社跡地処分推進室

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ピョンチャンオリンピック(その7)

  • スノボクロス女子いま録画見てるんすけど、ジャコベリスさん出てるのな!! 応援せずにはいられないよ。が、がんばれ……!
  • ジャコベリスさん、決勝4位だった……。あの時以来の決勝だったんだけど……きびしいのう……。
    • というわけで、リンゼイ・ジャコベリスが四度目のオリンピックに挑んでいた。トリノオリンピックのこの競技で決勝戦まで勝ち進み、レースでも優勝間違いなしのリードを奪いながら最後のジャンプ台でジャンプした際にグラブ技を試みて転倒してしまい、逆転されて銀メダルに終わってしまったことで当時そこそこ話題になった。その後ヴァンクーヴァーでは準決勝でコースアウトして敗れたあとスモールファイナルを楽勝して涙に暮れ、ソチでも準決勝でコースアウトで敗れ、それでもここに、12 年前の忘れ物を取りに戻ってきた。応援せずにはいられない、というのはそのような文脈だ。しかしスポーツというのは時に必要以上に残酷だ。ジャコベリスは前半先頭を滑ったが、中盤で順位を落とし、最後は3位から 0.03 秒差の4位に終わった。もちろん欲しかったのは金メダルであろうが、それでも 12 年越しのふたつ目のメダルが与えられたのならまた違った結末と言えただろう。自ら勝利を投げだした者に、天はとうとうふたつめのメダルすら与えてはくれなかった。
  • フィギュアスケート男子ショートプログラム羽生結弦。力が抜けているのは間違いなく、ただただ怪我と休み明けだけが心配という状況だったが、杞憂だった。圧巻のパフォーマンスだった。集中力、表現力、技術、何をとってもずば抜けている。これは後日書いているが、この日を見た時点でかなり金メダルは近いなと思った。