黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

ピョンチャンオリンピック(その 11)

  • 女子カーリング予選ラウンド第8戦、対英国戦。これを勝てばほぼ準決勝確定という試合だったが、またしても前半にビッグエンドを作られて負け。大量ビハインドをまくるのはかなり力の差があっても難しい。
  • 女子アイスホッケー 5-6 位決定戦対スイス戦。というわけで最後の試合、やっぱりゴールが遠く点が取れない。ショット・オン・ゴールは互角かこちらが上回るぐらいのスタッツだったはずで、すなわち互角以上の試合運びはできているのだと思うけど、そこが得点に結びつかないのは個人の資質の部分が大きいのだろう。課題ははっきりしているが一番強化が難しい部分かなとも思う。
  • ノルディック複合個人ラージヒル、ジャンプとクロスカントリー渡部暁斗は目論見通りジャンプでフレンツェルに 24 秒差をつけたが、 クロスカントリーは苦しいレースになった。リードを活かすために前半かなりハイペースで飛ばしたが、フレンツェルを含むドイツ勢3人がジャンプで 15 秒内外に入っていて、共闘して猛然と追い上げてくる。結局三周手前で追いつかれ、そこからは集団で進んだが勝負どころでスパートされたときにはもう渡部にはおつりがなかった。結果5位だったがあまりにも厳しい展開で、勝負の綾としか言いようがない。ただ、素人目にちょっとだけ気になったのが下り坂になるたびにノルウェーリーベル(ジャンプ2位、渡部と1秒差でスタート)が明らかに前に出ていたことで、おそらく渡部のスキーは相当滑らなかったのではないだろうか。実際には種類の違うワックスを塗った板を複数用意して選手が選ぶのだそうだが、ベストなワックスとは言い難かったのは確かだろう。リーベルは渡部に前を引かせてうまく立ち回って、それでもドイツ勢にはトンコロを喰らって4位だった。きちんと滑る板が穿けていて、リーベルと先頭交代をしながら前半を進められていれば……言っても詮無きことだが、どうしてもそう思ってしまう結果だった。残念。