黄昏通信社跡地処分推進室

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ピョンチャンオリンピック(その 13)

  • スノーボード女子パラレル大回転、予選&決勝。竹内智香が5回目のオリンピックとのことだったが、予選6位、トーナメントは1回戦を勝ったが準々決勝でイエルク(銀メダル)に敗れて終了。順位は予選タイムで決まるため5位となった。金メダルを目指してきたのであろうから残念ではあったが、しかし日本人がなかなか勝負にならない速度種目での前回の銀メダルは本当に見事だったし、年齢的には確実にピークを過ぎたであろう今回も5位に食い込んだのは素晴らしいのひとこと。本人は悔しいけど楽しい4年間だったと振り返っていて、なればリスペクトされるべき選択であったのだろうと思う。
    • しかしまあ、エステル・レデツカ、余技で金メダル取るだけのことはあって本業ではえげつない強さだった。予選では2位に1秒以上の大差をつけ、トーナメントでも毎レース前半押さえて後半ちぎる横綱相撲で4連勝。文句無しの金メダルに輝き、一大会で複数競技の金メダルを取るという五輪史上初の偉業を成し遂げた。おそらく空前にして絶後に近い大記録と思われ、我々はテレビ越しとは言えこの大会でのこの人を目にしたことを威張ってもいいぐらいだと思う。
  • カーリング女子3位決定戦、対英国戦。おたがい後攻で1点ずつ取り合う重苦しい展開だったが、3-3 で迎えた9エンドに英国のミスで日本が1点をスチール。これで 10 エンドでの立場が入れ替わり、1点リードで先攻となる。ハウスに石が溜まるありがたくない展開だったが、藤沢の二投目でなんとか no.2 を確保してミュアヘッドのラストストーンを待つ。英国の選択は2点取ってこのエンドで決めることを狙ったテイクアウトだったが、少し薄く当たったために日本の石が残り、日本のスチールで試合が決した。銅メダル! 
  • スピードスケート女子マススタート、準決勝&決勝。今大会から初めて採用された競技だったがこれはおもしろかった。高木菜那のレースぶりは見事のひとこと。パシュートで培った追走技術がこれ以上ないほど活かされていた。とはいえ本人によるとこの種目での優勝は初めてなのだそうで、まあ不思議なものだと思う。