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NFL 2018 -- Week 9

BYE WEEK はベンガルズ(5-3)、コルツ(3-5)、ジャイアンツ(1-7)、イーグルズ(4-4)、カーディナルズ(1-7)、ジャグァーズ(3-5)。不振のチームが多い印象で、時期的にもここで休みは有難いんじゃないかなという感じ。

Oakland Raiders (1-7) @ San Francisco 49ers (2-7)

サーズデイナイトフットボールは1勝同士の西海岸対決で、「史上最低のプライムタイム・マッチアップ」なんて煽られたりもしてたんだけど、終わってみると半分は当たっていて半分は大外れだった。
当たっていたのはオークランド・レイダーズの方だ。オープニングドライブで FG を決めてそのあと一点も取れなかった。カーはインターセプトタッチダウンもなく 16/21-171yds で、ひどく悪くもないのだが得点に結びつかなかった。
大外れはサンフランシスコ・フォーティナイナーズ。C.J.ベサード――ここ最近投げた十試合で九敗――の代わりに先発したサードストリングス、ニック・マレンズがまさかの大活躍。ドラフト外の二年目で、昨年は一度も登録されなかったのでキャリアとしては一年目という扱いになる若者が 16/22-262yds-3TD-0INT と完璧と言っていいスタッツを記録して 34 点もたたき出してしまったのだ。年齢を考えても童顔で、あどけなさすら感じさせるような風貌だが、堂々としたクォーターバッキングで最初のドライブから逆転タッチダウンパスを決めると、続く攻撃でもタッチダウンまでたどり着いて元気のないチームを波に乗せた。
ディフェンスもカーに襲いかかり、実に七回のサックを決めた。最後はカーが下がって A.J.マッッキャロンが出てきたがそちらにもついでに1サック。オフェンスもディフェンスも言うことのない試合ぶりだった。これだけ低迷してきたチームが(相手が相手とはいえ)いきなりこんな試合ができてしまうのだなあという。
そんなわけでフォーティナイナーズがどう舵を切るかは今季の注目点になった。はたしてもうマレンズで行くのか、あるいは怪我が治ったらベサードに戻すのか。


最終スコア:OAK 3-34 SF

Pittsburg Steelers (5-2-1) @ Baltimore Ravens (4-5)

これは観られず、ハイライトのみ。
スティーラーズが終始リードして快勝。ロスリスバーガータッチダウンパス二本、自分で走って一本。それとなんかよくわからんけどパントも一本蹴っていた。敵陣での 4th&long でショットガンから自分で蹴ってたんだけど、フェイクパントはともかく逆ってどういう意味があるんだろう。本人曰く、「取られてなければ5ヤード以内に入ってたはず」とのこと。ちなみにこれでキャリア七本目だそうな。なぜそんなに。
レイヴンズはエンドゾーンが遠く、いわゆるレッドゾーンに四回入りながらタッチダウンは一本止まり。大差もつかなかったが、最後までタッチダウン一本の差が縮まらなかった。守備はいいんだけど攻撃が不安定で勝ち星が伸びないのはここ数年のパターンで、今季もそれが払拭できない。


最終スコア:PIT 23-16 BAL

Kansas City Chiefs (8-1) @ Cleveland Browns (2-6-1)

一応観てたけどちゃんと観てたとはいいがたい。
チーフスが終始リードして勝ち。マホームズが 375 ヤード投げて、これでデビュー以来十試合の獲得ヤード(3185)、タッチダウンパス(29)、いずれも 1950 年以来のリーグ最高記録となったそうな。もはや歴史に残りつつあるクウォーターバックと言っていいのだろう。
ブラウンズも前半終了時は 21-15 とまあまあ健闘していたのでそこそこやれるという感じはあったか。とはいえ大負けはしないものの四連敗、気がつけば 2-6-1 で大差の地区最下位に沈んでいる。どんな形でもいいから勝利が欲しい、というのが正直なところではあるかな。
マホームズとメイフィールドは 2016 年にカレッジで対戦していて、その時はとんでもないハイスコアリングゲームになったという話だが(合計 100 点超えてたとか)、さすがに NFL ではそうはならなかった。


最終スコア:KC 37-21 CLE

Los Angels Rams (8-1) @ New Orleans Saints (7-1)

今季最後の全勝チームに土をつけたのは、ニューオーリンズ・セインツ
最初のドライブから点の取り合いになった。まずは先攻のセインツがランプレイを中心にカマラの 11 ヤードタッチダウンランまで持っていくと、ラムズはロングパスで敵陣に入ってからガーリー、ガーリー、ガーリーの三連続ランでタッチダウン。続くセインツのドライブもタッチダウンになり、ラムズも再びゴフがクックスへのロングパスを通してタッチダウンにまでつなげる。お互いが持ち味を活かして試合開始から計四回の攻撃をすべてタッチダウンで終えた。14-14。
ここで試合のバランスが崩れるプレイが出る。セインツ RB マーク・イングラムが自陣 25 ヤード地点でファンブルロスト。大きなピンチを迎えたが、ラムズはここで得た攻撃で 1st ダウンを更新できずフィールドゴールになる。ところがラムズは強欲にトリックプレイを繰り出した。ホルダーのジョニー・ヘッカーがボールを受けて右サイドに走り、1st ダウンを狙ったのだ。しかしサイドライン際でタックルされ、懸命にボールを持った左手を前に伸ばしながらアウトオブバウンズに倒れこむ。判定はわずかに足りず。ラムズはチャレンジするも覆らず、この攻撃を無得点で終えてしまった。
これで一気にモメンタムはセインツに渡った。この地点から得た攻撃を 87 ヤードのロングドライブでタッチダウンにすると、返しのラムズの攻撃は FG 失敗(51 ヤード)。セインツはいいフィールドポジションを得てさらにウォトスンのタッチダウンレシーヴまでつなげ、返しのラムズの攻撃では最初のプレイでアンザローンがインターセプトを決める。自陣からの攻撃はブリーズがスクランブルで 11 ヤード稼ぐ気迫を見せ、最後はカマラがこの日三本目のタッチダウン。14-35 と大差になってしまった。
しかしラムズは諦めない。前半残り 0:26 だったが、ここから見事な攻撃を見せる。ゴフが二本続けて敵陣に入ると、一度はアンネセサリイラフネスで自陣に戻されながらも、エヴァレットのランでもう一度敵陣に入って残り二秒で最後のタイムアウトを切る。56 ヤードの FG アテンプトを K ザーラインが見事に決めて、17-35 と少しだけ差を詰めて折り返した。


後半に入ってからもラムズの勢いは衰えない。最初のドライブでゴフからマルコム・ブラウンへ 18 ヤードのタッチダウンが通って七点返すと、返しのセインツのドライブはパント。ラムズは FG を決めて 27-35 と1ポゼッション差に詰めて、返しのセインツの攻撃をふたたびパントに追い込む。後半三回目の攻撃、ラムズはゴフが短いパスを次々に決めて敵陣に入ると、3rd&1 からゴフが左サイドに逃げながら投じたパスを受けたクーパー・カップが大きなスペースを活かして左サイドライン際を駆け上がり、そのままエンドゾーンまで走り抜いた。ツーポイントコンヴァージョンも決まって、とうとう 35-35 の同点になった。
後半なにもできていなかったセインツだが、その次のドライブでひさしぶりの得点をあげる。カマラのラン、ブリーズのパスで敵陣に入り、ラッツが 54 ヤードの FG を決めた。大量リードを追いつかれた後で微妙なポジションでドライブが止まったところだっただけに、ここで三点とはいえ取れたのが大きかった。モメンタムを失ったラムズは返しの攻撃でスリーアンドアウト。そして返しのドライブの3プレイ目、ブリーズが左奥に放った長いパスがマイケル・トーマスの両手にすっぽりと収まり、72 ヤードのタッチダウンパスとなる。35-45 と、大きな大きな2ポゼッション差になった。
ラムズは返しのドライブで 1st ダウンが更新できず。攻撃権を取り戻せないまま試合終了となった。


好調の、攻撃力が持ち味のチームが点の取り合いをしてすごく面白い試合だった。力に差はなかったと思うが、唯一のターンオーバーをラムズが欲をかいて得点にできず、そこからセインツが一気に差を広げてそのリードを勝利につなげた。とはいうもののフェイク FG は本当に紙一重で、これはまあ結果論としか言えない。
どちらのチームもよほどのことがなければプレイオフには進むだろう。再戦するところまでいけるかどうかはわからないが、当たるようなら本当に楽しみだ。


最終スコア:LAR 35-45 NO

Green Bay Packers (3-4-1) @ New England Patriots (6-2)

サンデーナイトフットボールは当代きっての名 QB の直接対決。アーロン・ロジャーズとトム・ブレイディの対戦となった。ロジャーズとブレイディは NFL の在籍時期でいうともう 14 年重なっているのだが、直接対決はわずかに二回目*1。ちなみに前回は 2014 年の Week 13 なのだが、おれの環境では観られなかったらしくて観ていない(道理で記憶にないはずだ)。この時はグリーンベイパッカーズが勝っている。
試合はブレイディ=ペイトリオッツが主導権を握る。最初のドライブから怒涛のノーハドルオフェンスでタッチダウンをあげて先制。返しのパッカーズの攻撃は FG どまりで 3-7 となり、その後は 2Q 前半まで比較的パントの多いディフェンシブなゲームになる。パッカーズは 2Q でようやく反撃、ここも 13 プレイと華々しい攻撃ではなかったが、短いパスを細かくつないでタッチダウンを返して同点に追いつく。
しかし返しのドライブ、ペイトリオッツはコーダレル・パターソンをフィーチャーして立て続けにランをコール。パターソンは身体の大きさと強さを活かしてごりごりと距離を稼ぎ、最後のタッチダウンまで決めてみせる。これで 10-17 と再びペイトリオッツがリードして折り返した。


後半はパッカーズのドライブから。ロジャーズがヴァルデス-スキャンドリックへ 51 ヤードのロングパスを通して一気に敵陣に入ると、ジミー・グレアムへ 15 ヤードのタッチダウンパスを通して同点に追いつく。さらに次のドライブ、ペイトリオッツにゴール前1ヤードの 1st&Goal を与えながらも必死のディフェンスで守りきり無失点に抑える。この表裏のドライブでパッカーズはかなり流れを引き寄せ、パントを一本挟んだ次の攻撃でも敵陣まで侵入する。しかしここで痛恨のターンオーバーが起きてしまう。ボールを持ったジョーンズが左に流れてから縦に切れ上がって鋭いゲインを見せた、かに思えたのだがそこでボールをストリッピングされてしまう。リカバーしたのはギルモアだった。
返しのドライブでペイトリオッツペイトリオッツらしいスペシャルプレイを披露する。ブレイディから右サイドのエデルマンへスイングパス、そしてエデルマンから左サイドのホワイトへのスクリーンパス。これがものの見事にはまってあわやタッチダウンかという 37 ヤードのゲインになると、そのまま最後もホワイトがタッチダウンランを決めて 17-24 と再びリードした。このスペシャルプレイをノーハドルで繰り出してくるのには全く唸るほかない。
その次のドライブ、ブレイディから左奥のジョッシュッ・ゴードン@ex-ブラウンズにロングパスが決まって 55 ヤードのタッチダウンレシーブ。途中真下にいたエデルマンがわざとジャンプしてオーバースローのふりをするという細かいフェイクも入ったプレイだった。17-31 となってこれで勝負あり。


大きな差はなかったが、しかしペイトリオッツが確実に上だなという印象の試合だった。とはいえジョーンズのファンブルロストがなくてタッチダウンまで行けていればまた全然結果も違っただろう。もちろんその前の 4th&Goal をペイトリオッツが取り切っていても然り。勝負の綾というのはあちらこちらにある。


最終スコア:GB 17-31 NE

Tennessee Titans (4-4) @ Dallas Cowboys (3-5)

マンデーナイトフットボールタイタンズカウボーイズ。なんかあんまりぴんと来ないカードだし実際成績も微妙だけど若手 QB 対決みたいなことなのかなあ。
試合はわりとぐだぐだで、オープニングドライブでマハーが 38 ヤードの FG を外すと、マリオタは試合開始から2ドライブ連続自陣でファンブルロスト。しかしカウボーイズも一回目はプレスコットがアマリ・クーパーに移籍後初タッチダウンを通したものの、二回目はエンドゾーンでのインターセプトでおつきあい。逆にその返しのドライブでタッチダウンまでたどり着いたことでタイタンズは息を吹き返してしまった。
このあと一本ずつタッチダウンをあげて 14-14 で前半は折り返したが、後半は一方的な展開で、タイタンズタッチダウンを二本あげたがカウボーイズは完封された。
意外とタイタンズが強いなあという印象ではあったか。最悪の出だしから立ち直ってタッチダウン四本とったのだから立派なものである。ディフェンスもカウボーイズを 14 点に抑えたのなら結構いいよね。これでやっと 4-4 という勝敗数よりは強いチームと思えた。
カウボーイズはスタッツ見てるともう少し点取れそうという印象で、エンドゾーンでのインターセプトは痛かった。エリオットの 17att-61yds は物足りない数字で、もう少し出てほしいところではある。


最終スコア:TEN 28-14 DAL

Los Angels Chargers (6-2) @ Seattle Seahawks (4-4)

NHK-BS はこの試合をフィーチャー。それなりに好調の両チームではあるのと、フィリップ・リヴァーズの連続 200 試合先発、またシーホークスのオーナー、ポール・アレン氏が亡くなって最初のホームゲーム、なんて事情も勘案されての選択か。シーホークスはユニフォームの左胸に「PGA」のワッペンをつけて、ここは負けられない一戦という意気込み。ちなみにこの両チーム、かつては同地区だったため今は別カンファレンスにもかかわらず対戦履歴が多い。時々しか当たらなくなったかつてのライバル、というのは独特の感慨を呼び起こしそうな気がするが、どうなのだろうか。
試合はシーホークスがオープニングドライブから先制する。今季の売りであるランプレイを多めに選んできて、それがかなり出るというそこそこ理想的な形だった。チャージャーズはキックオフリターンでキングが落球し、なんとか自分で拾ってまた走ったものの6ヤード地点からの攻撃になってしまう。しかしリヴァーズがキーナン・アレンへのロングパス一発で窮地を脱すると、そこからはのびのび展開して最後はタイレル・ウィリアムズに地面とサイドラインぎりぎりのところへパスを通してタッチダウン。取ったほうは文句なしに凄いが投げるほうはそこまできわどくせんでもというパスだった。PAT が外れて 6-7。
次のドライブでもチャージャーズタッチダウンをあげる。リヴァーズからキーナン・アレンへ、今度は 54 ヤードのパスを通すと、メルヴィン・ゴードンが右のオープンサイドを 34 ヤード走りぬいてタッチダウン。ゴードンはこの日 16att-113yds-1TD とキレキレだった。PAT はツーポイントに行って失敗、12-7 と五点のリードになる。結果論になるが、あわててツーポイントに行かなくてもよかったようには思う。
このあとはパントが続いたが、前半ツーミニッツのあとにチャージャーズタッチダウンをあげる。残り 1:10 で自陣の 25 ヤード地点からだったがタイムアウトが三回残っており、これを惜しげもなく使って FG まで行った。19-10 で折り返し。


後半はおたがいパントが続いたが、試合が動いたのは 4Q 半ば。ウィルソンがめずらしくまともにインターセプトを喫して、リターンタッチダウンになってしまう。ここでも K ケイレブ・スタージスが PAT を外してリードは 25-10 となった。スタージスはこの直後のキックオフリターンでトリッピングをとられて、シーホークスに自陣 45 ヤード地点からの攻撃を与えてしまう。このドライブが実にウィルソンらしくしぶとかった。4th ダウンに追い込まれること実に三回ながら、デイヴィスのラン、ウィルソン自らのスクランブル、そして最後はニック・ヴァネットへのパス、とすべてギャンブル成功、タッチダウンまでこぎつける。54 ヤードに 14 プレイかけた執念のタッチダウンだった。
返しのチャージャーズの攻撃はスリーアンドアウト。
そしてシーホークス最後のドライブとなる。残り 1:33、タイムアウトは使い切って、自陣 22 ヤード地点からの攻撃。ウィルソンが短いパスを続けて決めて、スクランブル、スパイク、と必死に前進する。敵陣に入って残り 20 ヤード地点で 4th&2、残りは5秒。エンドゾーンへパスを投げる。通らない……が黄色い旗が飛び、ディフェンスのパスインターフィアランス。1ヤード地点まで前進して残り0秒、正真正銘の最後の1プレイのはずだったが、ここでシーホークスはフォルススタートを取られてしまう。6ヤードまで下げられての最後のプレイ、ウィルソンはドロップバックしてエンドゾーン奥のムーアへ早いパスを投じる。しかしかろうじてチャージャーズディフェンスがボールをチップして、ムーアは手にボールを入れたが取ることはできなかった。
パントの多い試合だったが、要所で緊迫するドライブがあって面白かった。そもそも八点差だがそれよりもきわどかったかもしれない。
チャージャーズはオフェンスラインが安定していてリヴァーズをよく守っていたが、その割には 13/26-228yds と成功率が低かった。気になるのは K スタージスで、今季 PAT の失敗が五回、この試合も含めて三試合連続で FG と PAT を両方外しているのだそうで、ちょっと深刻な不調に陥っている。今後もしプレイオフ争いまで行くようならなんとか立ち直ってほしいところ。チームとしては五連勝でたぶん四年ぶりぐらいの好成績かな。
シーホークスはかつてほどの守りの堅さはなく、オフェンスもものすごく鋭いわけではなく、それでも簡単にやられない、最後まで諦めないのはほんとうにすごい。相手に回すのは嫌なチーム、という感じ。


最終スコア:LAC 25-17 SEA

Other Games

CHI(5-3) 41-9 BUF(2-7):ビルズの先発 QB は、聞いて驚くな、ネイサン・ピーターマンだった! なぜ!?*2 案の定というべきか、31/49-188yds-0TD-3INT とどうにもならないスタッツだったし、試合は負けたし、翌週にはリリースされた。正直ピーターマンはもう少し早く見限っててもよかったよな。ベアーズはトータルオフェンスヤード 190 しかなかったらしく、ほとんど突っ立ってたら勝ちが転がりこんできたというレベルだと思う。
TB(3-5) 28-42 CAR(6-2):派手な点の取り合い。バッカニアーズは前半 7-28 の状況で自陣でフェイクパントに失敗して返しで 7-35 にされていて、ちょっと焦りすぎたかなという印象。哲人フィッツパトリックが 4TD-2INT と相変わらずのフィッツマジックを見せてくれた。夢も魔法もあるんだよ。対照的にニュートンは 19/25-247yds-2TD-0INT と手堅い数字。ぴったり1ゲーム差でセインツを追いかけている。
NYJ(3-6) 6-13 MIA(5-4):両軍合わせてタッチダウンが一本だけ、それもリターンタッチダウンという、オフェンスの冴えない試合。そんなわけでドルフィンズが勝ったがレベルは怪しく、レベルは怪しいけどとにかく勝利は大事。
DET(3-5) 9-24 MIN(5-3-1)ヴァイキングズが快勝。スタどんになんと 10 サックも浴びせて、これはフランチャイズレコードだそうな。カズンズは 18/22-164yds-1TD-1INT といまいちだったが、ダルヴィン・クックとラタヴィアス・マレーが合わせて 20att-120yds とかなり走ったみたい。
ATL(4-4) 38-14 WAS(5-3)ファルコンズが 4Q 全部点取って快勝。やっぱりむらがあるな。ライアンが 350 ヤード、4TD-1INT とかなりのスタッツ。レッドスキンズはエイドリアン・ピーターソンが 9att-17yds と完封された。
HOU(6-3) 19-17 DEN(3-6)テキサンズが逆転勝ち。最後ブロンコズは 51 ヤードの逆転 FG アテンプトまで行ったが K マクマナスが決められなかった。前半終了間際、残り 0:18 でブロンコスは 62 ヤードの FG をやはりマクマナスが決められず、その 18 秒で逆にテキサンズに FG を決められた。点差を考えるとかなり悔いが残るプレイコールになってしまった。テキサンズは三連敗から六連勝。スーパーボウル以降では 1970 年のニューヨーク・ジャイアンツ以来二例目の記録だとか。すごいんだかすごくないんだかよくわからんが、とにかく 6-3 は地区首位だ。

*1:とはいえカンファレンスが違うので、スーパーボウルで当たらない限り四年に一度しか対戦しない。対戦しなかったのは 2006 年と 2010 年ということになるが、前者の時はロジャーズがまだブレット・ファーヴのバックアップだった頃でファーヴが先発しており(実は試合後半にロジャーズはちょっとだけ投げている)、後者はロジャーズが前週の試合で脳震盪を起こしたため出場できなかった。

*2:いちおう書いておくと、アンダーソンが脳震盪で出られなかったから。