黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

インターネットで動画を見ることについて

昨日ちらっと書いたことに関連して。

とは書いたもののおれはこういうとき貼られてる動画をあんまりちゃんと見ないので

「インターネットで動画を見る」ことに対する漠然とした忌避感のようなものがどういうわけかずうっとある。理由はよくわからない。たとえば、昨日のエントリのように普通の日記みたいなブログの中にいきなり動画が出てくる場合だと、ウェブページを見ているときに手を止めてじっと動画を見なければならない、という動作が発生してそれが嫌なのかもしれないのだが、自分をかえりみるにどうももっと幅広くインターネットの動画全般を嫌っているように思われる。たとえば、マジックのプロツアーのイベントページを見ているときに、試合のカバレッジが動画だとまるっきり見る気をなくしてしまうのだ。
とはいえ、じゃあインターネットで動画まったく見ないのかというとそんなことも全然なく、YouTube で音楽探して聴くみたいなのはちょいちょいやる。ただそれも画面はあんまりちゃんと見てないから別に動画じゃなくてもいいのかもしれない。NFL の試合後日振りかえるときにハイライトの動画探して見るみたいなのはやる。これは動画じゃなきゃだめだけど、どっちかというと録画を探すようなカテゴリに入ってそう。

それこそ前世紀には、WWW のいいところは HTML という共通言語を使えることだと思っていた。画像があるならあるなりに、テキストしか使えないなら使えないなりに、ウェブページを表示することができて、伝えることができること自体が貴いと考えていた。FLASH とか動画とかは“邪道”だと思っていた。現実的に、環境がなかったり、通信帯域が細かったりしたということもあるのだけど、なにかちがう、という感覚は持っていた。もしかすると、今でもその感覚を引きずっているのかもしれないな、と思う。それだけでは説明がつかない気もするけど。