黄昏通信社跡地処分推進室

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新年度初日

新年度ということで人事異動などあり、島に新人さんがやってくる。さっそく歓迎のお昼ごはん。一年前に連れて行ってもらったスパゲッティ屋さんで、桜エビとキャベツのスパゲッティ。春らしくておいしかった! たまには外で食べるスパゲッティもいいね。そして夜は夜で歓迎会。一昨昨日とまあ、あんまり変わりばえはしないけれど。海千山千の異動者たちがちょっと面白い挨拶をして笑いをとったりなどするなか、新人さんの「きょうが社会人一日目です」という言葉に会場は大いに揺れていた。そうだよねー、誰にでもそんな日はあったはず。

ちなみにおれの社会人一日目(※バイト時代*1はカウントしない)の時には既にこのブログの前身たる「不定期更新競馬日記(第4版)」が存在していたので、せっかくだから引用してみよう。

とはいえ仕事なしで呑み会。

途中胃が《拒絶の儀式/Rites of Refusal(OD)》を打ちかけるがなんとかこらえる。体調悪
い時にビールは勘弁だぜブラザー(やけくそ)。

大丈夫かな俺ほんとに。

……これでこの日全文なんだけど、ひどいなーこれ。あらゆる意味でひどい。補足すると、当時は新年初日は午後まるまる呑み会っていう慣習があったらしいんだよね(この年が最後だった)。で、午前中はいちおうみんな働くんだけど、おれは初出勤だったから使い物にならなくて、「まあ座ってて」みたいなこと言われてぼーっと座ってたら午前中が終わり、午後は呑み会、とそんな感じだった。誰も知ってるひと居ないのに午後じゅう呑み会とかほんと地獄以外の何物でもなくて、不安いっぱいの初日だったのを憶えているが、この記述にはそれはほぼ反映されていない。例によって数日経ってから書いているからというのもあると思うけど、それ以上に最初っからあまりネガティヴなことを書きたくないというのもあったのかもしれないなと思う。同月のログをひと月分読み返してみたが、全体としてはふざけたことばかり書いていながらどこかに前途を案ずる様子が見え隠れしていて、ああおれでもこんなころがあったのだなと思った。

*1:セガ社のあれ