黄昏通信社跡地処分推進室

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ルーズヴェルト・アイランド

【現地時間 06-21】
朝起きて、とりあえず朝飯買いに行く。朝食がついてないしそもそもレストランがないのだ。近所のカフェ的なところで、昨日パニーニがおいしかったのでパニーニと、あとサラダとジュースを買ったのだがとにかくなにもかもでかいし高くてこれで $25 ぐらいになってしまう。おそらく立地の所為もあるのだがこれを続けていたら破産してしまうな。とはいえこの手のサンドイッチはどこで買ってもだいたいぎっしり中味が入っててうまいのでそれはうれしい。アメリカという感じがする。サラダはほんとうにでかくてドレッシングもついてなくて、チーズを頼りに食べるみたいな感じで参る。この日はふたたびえらい人のおともで今度はルーズヴェルト島へ。住所の指定だけを頼りに素直にタクシーで向かったら、一回クイーンズブリッジを渡ってイーストリバーの東岸に行ってからルーズヴェルトブリッジでルーズヴェルト島へ、という感じになってかなり効率悪かった。しかも先方の人がトロントからの飛行機が遅れたとのことでそこそこ待つ羽目になる。とはいえおそろしく綺麗なところでカフェでお茶しながら待ってたので優雅なもんであった。1時間遅れで案内してもらう。終わったあとはカフェ(さっきお茶したとこ)に戻ってお昼ごはん。サブウェイ的な、オーダーするとサンドイッチを作ってくれるサービスがあってターキーとチーズのサンドイッチをオーダーしたんだけど、それをなんかちょっとでかい箱に詰めてくれて、サンドイッチと箱との隙間をポテトチップで充填するというやり方でサーブしてくれて笑ってしまった。日替わりのスープがゴボウのスープでこれがすごくおいしかった。サンドイッチももちろんおいしかった。ターキーって日本で食べると淡泊すぎる感じがするけどアメリカのいろいろごてごてにはまあまあちょうどいいのかもしれない。帰りはルーズヴェルトラムウェイという、クイーンズブリッジの下を通っているロープウェイを勧められたのでそれで帰る。マンハッタン島からルーズヴェルト島に行くのであればこれを使うか、あるいは地下鉄を使うのがよさそうだった。ロープウェイは川の上の眺めが最高で、今日案内してくれた人が言うには夜に乗るとめちゃくちゃ綺麗なんだそうである。さもありなんと思った。マンハッタン島に戻ってからはタクシーでホテルへ戻る。こっちの方がぜんぜん早かった。ちょっと休憩して、少し早く出て徒歩で次の目的地へ。めちゃめちゃ楽しかったがもう少し早く出ればよかった。海外行ったら街を歩くのが一番たのしいかもしれん。そこからはえらい人も含むみなさんと合流してレンタルオフィスの見学を二軒はしごして、カフェでちょっと時間をつぶし、夜のイベントへ。イベントはかなり微妙な立場での参加だったのでどう振る舞ったものかみたいな感じだったけどとりあえず突っ立ってて、ちょっとしゃべって終わりという感じだった。最後の方で無鉄砲っぽい若者が壇上に上がって勢いだけのしゃべりをしていて面白かった。あんまり食べられなかったのでそこから移動してあらためて晩ごはん。中華料理。中華はどこでもおなじと見せかけて異国に来るとやはりちょっとアレンジが違ったりして面白い。回鍋肉のキャベツのスロットが巨大な青ネギになってる奴が一番面白かったかな(普通においしかった)。青島ビール青島ビールだった。おなかいっぱいになって、ホテルに戻って寝る。

トラム/地下鉄

トラムと地下鉄は共通のチケットで、一回なら $3.00。メトロカードみたいなのもあったけど詳細不明。地下鉄はどこからどこまで乗っても $3、改札を出ないなら乗り換え可能、という感じ。昼間に乗っている分には怖い印象はまったくなかったが、路線や時間帯によってがらっと変わりそう。本質的には誰と一緒になるかわからない密室なので、それだけで怖いといえば怖いのだろう。