黄昏通信社跡地処分推進室

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ドローン!

近所の公共施設で地元の? NPO が主催する小学生向けドローン体験イベントがあって、平日だが妻が仕事の日なのでおれが有休をとって行ってきた。息子が誕生日プレゼントに迷っていたタイミングでちょうどこれのチラシが来て、行きたいというし使ったドローンは持って帰れるというので、そこそこ参加費はかかるのだけどじゃあプレゼント代わりにということで申し込んだもの。イベントの流れとしては、スライドでドローンの仕組みを簡単に説明して、それから各参加者にドローンを配り、ゲストのドローンレーサーの人たちが来てちょっと質疑応答、班に分かれてドローンを飛ばす練習、最後にドローンレース、という感じ。NPO とは別に実質的にイベントを仕切るドローンチームの人たちが来ていて、その人たちが進行とサポートをしていたんだけど、もっぱらマイクを持って司会をつとめていたレーサーのえりんぬさんという人が堂に入った進行ぶりで、たぶんこういうイベントけっこうやってるんだろうなという感じ。
ドローンは手のひらに乗るぐらいのマイクロドローンで、重量も軽くこれぐらいだったらちょっとぐらい飛ばし損ねても大丈夫かなという感じ。その代わり屋外ではほぼ飛ばせないとのこと。まあそうだろうな。プロポはよくある2本スティックの奴で、左スティックは上下が高度の上下で左右はヨー回転、右スティックは上下が前進-後退で左右が左進-右進。司会の人によるとこれで「3,700円」らしくて(言っちゃってよかったんだろうか)、リチウムポリマー電池三本付ということも考えると破格の安さと思う。実際素人がドローン買おうと思っても無限に種類があってどれが安くてどれが高いやらまったくわからないみたいなので、そういう意味ではプロが選んでくれているというのは大変ありがたい。
でまあ息子もつつがなく練習を終えていざ最後にレース……というところまで行ったのだけど、操縦、やっぱり難しいんだね。ほんの 2m ほど行って、直径 60cm ぐらいのゲートを通って戻ってくる、だけなんだけど、これが全然どのチームも上手くいかなくて。途中からは祈るような気持ちで見ていた。各チーム五人ずつだったのだが、十分以上続けても息子のチームは二人目までしか進めず、アンカーの息子の出番はなかった。
そのあとは記念撮影をしてイベントは終了し、あとは会場を閉めるまで自由に飛ばしていいよー、という時間。息子は少しの間飛ばしていたが急に帰ると言い出し、そこで撤収。家に帰ってからも三つの電池をとっかえひっかえ、ずっと飛ばしていた。すごく楽しんでいたし、持ち帰れたドローンもなかなかいいものだし、とてもいいイベントだった。しかし参加費から 3700 円引いて 20 倍して会場費を引くと、うーん、ほとんど手弁当という感じだよな。ありがたいことではあるけれど。

夜は家焼肉が敢行された。おれは近所のスーパーを覗いてから家から遠くて安い方のスーパーにおもむき、珍しくそちらにめぼしい肉がほとんど無かったのだが近所のスーパーでなんとかできるとわかっていたのであらためて戻ってきて肉を買いそろえた。我ながらいい動きだった。キムチとカクテキと焼肉のたれも買った。そして肉を食いまくった。おいしかった……。終わってから子供たちが床を拭くのを手伝ってくれた。だいぶ食べるようにもなってきた。そのうち嫌になるほど食べるんだろうけど、今は単純に食べる量が増えてきたことがうれしい。