黄昏通信社跡地処分推進室

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殺しのゴールドライセンス

午後有休。まずは神田免許更新センターへ。今回ひさびさに優良区分*1なので警察署でもよかったんだけど、行動範囲に指定の警察署がないのでじゃあ普通に免許更新センターでいいやということで。ちなみに神田のには五年前十五年前にも行っているので今回で三度目だったりする。人に歴史あり、ブログは貴重な一次資料なり。名前は神田だが駅としては大手町の方が近い。おんぼろの建物にこぢんまりと詰め込まれた施設で、味があると言えば言えなくもないが正直かなりうらぶれてる印象は受ける。前回よりは若干混んでいたが、まあまあさくさく進んで、30 分講習を受けて終了。講習のビデオには今話題のあおり運転も入っていたが、絶対やっちゃ駄目だよみたいな内容でちょっとがっかりした。やらねーよ。やられないで済むためにはとかやられたらどうしたらいいかとか教えてほしいよね……。ともあれ十年ぶりのゴールド免許である。今回はきちんと守っていきたい。
さて書けないやつに移動。書けないやつなので書けないが、今回もなかなかよかった。ちょっと腹ががぼがぼした。またしても楽しみ。
そのあとはポーラミュージアムアネックスと LIXIL ギャラリーをはしご。ポーラでは中村弘峰「SUMMER SPIRITS」*2。まったく知らない人だった。博多人形の人形師の四代目で、江戸時代の人形造り師が現代にタイムスリップしてきたらどんな人形を造るか、みたいなテーマでいろいろ作っているらしい。陳腐な言い方だけど、伝統的な手法と現代のモチーフの組み合わせは新鮮だし、普通にかわいい。これはありかもしれん。LIXIL では「台所見聞録-人と暮らしの万華鏡-」「中田雅巳展 -SEN-」。前者は世界各地の、台所を中心とした暮らしと住まいのあり方を、住居模型を用いて展示する企画。題名見て想像したより楽しかったし、スペース狭いとはいえびっくりするほど客が入ってた。まあ終わり際だったということもあろうけど、普通に驚き。後者は九谷焼の人で、幾何学的な造形と、細い平行線の掻き落としが特徴の一連の作品(ほぼ全部タイトルは「SEN 20XX」*3)のシリーズだけが出品されてたんだけど、これはよかった……。形も模様もすごく好きだった。将来お金持ちになったら買おう。
てなとこで銀座を辞去して秋葉原へ。駅はもちろん末広町。長いのでエントリ変えます。

*1:前二回は「一般運転者」。人に怪我を負わせていない事故もしくは3点以下の軽微な違反1回だけの場合の区分で、帯は青だが有効期間は五年。意外と知られていない区分ではないかと思う。

*2:ううー、URL パーマネントにしといてほしいなあ。ポーラアネックスは過去の展覧会のウェブページアーカイヴしてくれて、ありがたいんだけど URL が変わっちゃうのが困りものじゃよ。

*3:20XX 部分は年号