黄昏通信社跡地処分推進室

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越後湯沢・1日目

この夏休み、というか今月四回目の旅行である。すごい。とはいえ合宿と一族旅行とK家との旅行とでだいたい毎年三回は行ってるんだよな。今年はたまたま全部8月になったのと、あと山麓行きが挟まったのでこんなことになった。山麓はそもそも旅行にカウントすべきでないかもしれん。さておき今回はK家との旅行。実家の車もなくなってしまったのでレンタカーを借りた。ちょっと出遅れて開店 10 分後ぐらいに行くと、なんと店はワンオペでひとりの店員さんがすごい勢いで全部まわしていた。平日の朝とはいえ流石に過酷すぎる。気の毒なり。とはいえ借りないわけにもいかずおとなしく待つ。20 分ぐらいかかって 78000km のベテランカローラをお借りする。三日間頼むぜ我が足。んで家に戻って家族を拾ってしゅっぱつ。長時間運転は一年ぶりぐらいか。ナビによると最初細い道を真北に行って踏切を渡って甲州街道から環八に入れという。へー。踏切は時間帯によっては地獄のように混むのだがこの日はつるっと抜けられた。甲州街道も環八も目白通りもするすると抜けて、順調に関越に入った。関越もまったく渋滞していなくてすいすい進み上里で休憩して、妻と娘はソフトクリーム、息子は揚げ餅、おれはホットドッグを食べた。藤岡ジャンクションをひさしぶりに直進して新潟方面に向かい、湯沢インターで降りる。近くの交差点そばにあったセブンイレブンの駐車場で休憩してK家と合流、越後湯沢駅の方に出てそば屋さんでへぎそばを食べる。なかなかおいしい。食べ終わって、さて川遊びに行こうと思い車のエンジンをかけたが、エンジンこそかかるものの車はぴくりとも動かない。ステアリング、油圧、エンジンの警告灯が点いている。かけ直しても同じ。少し調べるがどうも駄目な故障っぽい感じなので営業所に連絡する。こっからが大変だった。比較的すぐその車はもう駄目だという判定がくだされたまではよかったが、現地の営業所で代替車を手配し、(なぜかこっちから)ロードサービスを呼んで今の車を営業所まで運んでもらい、そこで新しい車に乗り換える、ということになった。その都度待ち時間が発生したので結局つごう二時間半ぐらいつぶれたのかな。しかも現地には正確に引き継がれてなくて新しい車を二日後に返すみたいな話になっていて、いや待ってくれ、それじゃ東京に帰れないよ、という話をしたりする。しかし新しい車は三日後の朝イチから予約が入ってるので東京で乗り捨てられる車にあらためて乗り換えてねみたいなことになった。いろいろ悲惨である。そんなわけでこの日の予定は霧散、K家には申し訳ないことであった。新しい車はウィッシュで、元のよりひとつ上のクラスでもあり快適。ようやくホテルに投宿する。リゾートマンションをリノベーションしてホテルにした、という感じのホテルで、建物自体はたぶんけっこう古くきっとバブルの頃に建てられたのだろう。ジムやプールがあるのだがこれはもしかするとマンション時代からあったのかもしれない。注意深く見ているとところどころに「オーナー様向け」の注意書きがあって、どうやら現在もいくつかの部屋は普通にマンションとして機能しているらしい。いろいろ面白い。晩ごはんまで時間があったのでなぜかホテルでやってる謎解きゲームみたいなのにチャレンジする。といっても実体は暗号だったけど、けっこう面白くて難しく、ひまつぶしとしてはなかなかよかった。この日は七問目まで。そのあと風呂へ。普通に広くて露天風呂あっていい風呂。上がったあと息子とコーヒー牛乳を飲む。そしてお待ちかねの晩ごはん。大食堂でのビュッフェということで、正直そこまで期待してもいなかったんだけど、これが普通においしかったんだよねー。のどぐろの寿司があったり、ローストビーフビーフステーキがあったりして。たっぷり時間をかけておなかいっぱいいただきました。部屋に戻って、ほとんど即沈没。