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東京盃(大井競馬場三歳上JpnⅡ・ダート1200m)

はい、というわけで、今年も職場のレクリエーションで大井競馬場に行ってきました(昨年の記録)。今年も京浜東北線大井町まで行ってバスで現地入り……だったんだけど、バスがけっこう混んでてびっくりした。平日の真っ昼間だというのに。とはいえ台数自体は多くすぐに次が来て無事に到着。今年はお昼食べないで来たのでまずはスタンドへ上がり、馬券を買いつついろいろ食べる。うむうむおいしい。一通り腹ごしらえが済んだところで地べたに下りる。3,4,5レースとパドックとゴール前を行ったり来たりしながら楽しむ。気温が高く、ゴール前は西日が当たってやけに暑い。というところでまたスタンドへ。甘いもの、あんまり期待しないで食べたプチシューがおいしくてびっくらした。ちゃんとしたプチシューはおいしいんだな。と食べたり飲んだり買ったりしていたが、うーん、当たらない! とうとうメインレースになってしまう。東京盃JpnⅢ、伝統のスプリント戦。今年はコパノキッキングがずば抜けた一番人気だった。鞍上は中央競馬唯一の女性騎手・藤田菜七子で、ここは初重賞制覇の絶好のチャンスと見られている。特に単勝は明らかに過剰人気だったが、出馬表を見れば見るほどコパノキッキングで堅いとしか思えず、ひとことで言えば相手がいかにも弱い。内枠だし出負けして包まれたり逆に掛かったりしたらそれでおしまいだが、まともに走れば2着は外すまい。というわけでコパノキッキングから買うことにした。相手はひねらなければならない。キャンドルグラスは人気的には面白いところだが父サウスヴィグラスで休み明け好走後の二戦目、いかにもとびごろで買いづらい。ニホンピロタイドは休み明けで +13kg、これまた買いづらい。ブルドッグボスにした。力は足りているし、御神本に乗り変わって三戦目、そろそろなんとかしてくれんか。もう一頭はショコラブラン。コパノキッキングとの比較で言えば春の東京スプリントで同タイム、夏のクラスターカップでは 0.3 秒差と大負けしていない。これで8番人気は侮られすぎだと思った。
レースはコパノキッキングの独擅場になった。スタートを五分以上で出ると、外から来られても譲らずにハナに立つ。ここの判断と馬の制御が上手く、掛からずに内から先頭に立てた。そのまま手応えよく四角まで回ってきて、これはもう勝つだろうというかんじ。果たして直線でも後続をちぎり捨て、圧勝で藤田の重賞初制覇となった。二着には中団から外を回って伸びてきたブルドッグボスが入り、馬券も見事に的中できた。やったー。妻からも信託されてた分があったんだけど、そちらも含めて当てることができたので大変よかった。優勝である。
最後はまたスタンドに戻って(もうみんな帰ってて誰もいなかった、あのツイートはそのため)、蕎麦とか甘いものとか食べながら最終レースを検討したが、なんかもうさすがにもういいやという気持ちになってしまってめちゃくちゃ適当な予想をした。レースの直前に下りてコースの目の前で見たが、案の定外れたのでバスへ急いだ。バスは目黒まで乗ったがこれは失敗で品川で降りるのが丸い。
今年も最高だったな。来年も今の部署にいれば、また競馬に来たい。
東京盃はこれまでの同レースの売上最高記録を大幅に更新したそうです。