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NFL 2019 -- Week 6

BYE Week – Buffalo Bills(4-1), Indianapolis Colts(3-2), Chicago Bears(3-2), Oakland Raiders(3-2)
ロンドン帰りのベアーズとレイダーズ、それとビルズ、コルツが BYE。いずれも勝ち越しているチームで、特にビルズはもうちょっとやりたかっただろうな。

New York Giants (2-4) @ New England Patriots (6-0)

サーズデイナイトフットボール
ペイトリオッツは最初のドライブで敵陣深くまで入るが、4th&1 をギャンブルしたところでジャイアンツディフェンスが頑張り更新を許さない。さらにパント、インターセプト、パントとペイトリオッツが攻めあぐねるが、ジャイアンツもパント、インターセプト、パントとおつきあい。その次の攻撃もスリーアンドアウトに終わり、蹴ったパントをブロックされてリターンタッチダウンにされてしまう。ジャイアンツはジョーンズがもう一本インターセプトを喫し、ペイトリオッツはゆうゆうとタッチダウン。0-14 と差を広げた。

……というところでこりゃあかんわと思って見るのやめちゃったんだけど、この直後にジャイアンツが電光石火でタッチダウン二本続けて返して 14-14 にしたみたいなんだよね。うーん、残念、もう少しだけ見ていれば。とはいえよかったのはそこだけで、ディフェンスが粘って 4Q 途中まで 14-21 だったものの、最後はタッチダウン二本許して力尽きたらしい。
このカードは四年に一度しかなくて、2007 年と 2011 年はレギュラーシーズンの対戦後にスーパーボウルでも同じカードになって、いずれもイーライ・マニング率いるジャイアンツが勝っている。2015 年はレギュラーシーズンではペイトリオッツが勝ち、ジャイアンツはプレイオフすら進めず。そして今季、42歳のブレイディが未だばりばりエースを張っているのに対し、38歳のイーライはサイドラインで試合を見守るにとどまった。ふたりが対戦することはもうないだろう。選手同士として対戦する最後の機会がこんな形で終わるのは本当に残念だが、これも人生。

最終スコア:NYG 14-35 NE

Carolina Panthers (4-2) @ Tanpa Bay Buccaneers (2-4)

見てません。これはロンドンゲームで、ウェンブリーかな。
ウィンストンが 400 ヤード投げてインターセプト五本、被サック7。めちゃくちゃだ。そりゃ負けるわ。カイル・アレンは対照的にターンオーバーなしのタッチダウン二本。ニュートンの穴をよく埋めている。

最終スコア:CAR 37-26 TB

Seattle Seahawks (5-1) @ Cleveland Browns (2-4)

シーホークスが逆転勝ち。ブラウンズは試合開始から3ドライブ続けてタッチダウンをあげて前半を優位に運び、再三のピンチもよく FG にとどめてリードを守っていたが、後半とうとう逆転を許す。相手のミスパントからなんとかふたたび逆転したものの、返しのドライブでもう一度逆転されて、最後はメイフィールドがこの試合三度目のインターセプトを喫した。
シーホークス、ディフェンスはそこそこぐらいなんだけどとにかく勝つんだよな。ウィルソンもひさしぶりに絶好調という感じ。ただ、このチーム特性だとプレイオフまで行っても勝ち進むのは難しいような気もする。

  • 余談だけど OBJ、パスが微妙に悪かった時とかの振る舞いがちょっとよくないというか、わりとふてくされるし表に出すよな。なんとなく、もう何チームか渡り歩きそうな気がする。クリーヴランドに長居はしないんじゃないか。

最終スコア:SEA 32-28 CLE

Houston Texans (4-2) @ Kansas City Chiefs (4-2)

見てません。
テキサンズが二度にわたってビハインドをひっくり返して逆転勝ち。やるじゃんという感じ。ウォトスンはインターセプト二本といまいちなスタッツだが、RB カーロス・ハイドが古巣相手に 26att-116yds と走りまくった。チーフスはマホームズタッチダウンパス三本決めたが、ランを実質9回しかしていないのはバランスが悪かった印象。

最終スコア:HOU 31-24 KC

San Francisco 49ers (5-0) @ Los Angeles Rams (3-3)

見てません。これは見たかったな。
ラムズは最初にタッチダウンをあげたがその後沈黙、フォーティナイナーズが逆転勝ち。ガロポロはスタッツだけ見てるとなんでこんなに勝ってるのかよくわからない。まあでも、ディフェンスがいい。ゴフには 13/24-78yds-0-0 とほぼなにもさせず、ランは 109 ヤードとまあそれなりに出されたけどトータルでこれではそりゃ7点どまりだろう。
フォーティナイナーズは今季初の同地区対戦も難なく勝ち、ひさびさのプレイオフがうっすら見えてきた。ラムズはちょっと怪しくなってきた。

最終スコア:SF 20-7 LAR

Pittsburg Steelers (2-4) @ Los Angeles Chargers (2-4)

サンデーナイト。
スティーラーズが逃げ切り勝ち。3Q までで 24-0 で、その後チャージャーズも反撃したが 24-17 どまり。1Q 前半にファンブルリターンと自陣でのインターセプトであっという間に 14-0 とされて、それが最後までたたった。スティーラーズはホッジズが初先発初勝利。

最終スコア:PIT 24-17 LAC

Detroit Lions (2-2-1) @ Green Bay Packers (5-1)

マンデーナイト。NFC 北の同地区対決。
序盤はライオンズが主導権を握り、3ドライブ連続で得点をあげる。しかしそのうち2回は 10 ヤード以内に迫りながら FG どまりで、エンドゾーンが遠い展開。その後パッカーズが追い上げ、後半に入ってからはふたたびライオンズのペースだったがここでもタッチダウンはあげられず3回得点してすべて FG。それでも 4Q 途中で9点リードだったが、パッカーズタッチダウン→FG できっちり逆転した。ライオンズは五割に逆戻り。

最終スコア:DET 22-23 GB

Other Games

CIN(0-6) 17-23 BAL(4-2):ラマー・ジャクソン、投げて 236 ヤード、走って 152 ヤード。どうにも止まらない! 同じ試合でパスで 200、ランで 150 以上ゲインしたのは史上二人目で、これまでの唯一の記録者はコリン・キャパニックとのこと。なるほどねえ。ベンガルズは連敗が止まらない、泥沼の六連敗。
NO(5-1) 13-6 JAX(2-4):セインツつえーな。セインツと言えば長らく守備が崩壊しているイメージだったが昨季からはちゃんと守れてるんだよな。ブリッジウォーターで四連勝。一方でブリーズは順調な回復をアピール。さすがに世代交代したりせんだろうけど、いかにブリーズでも内心焦りはあるだろうか。ミンシューは 14/29 と五割も行かず。
WAS(1-5) 17-16 MIA(0-5):未勝利戦はレッドスキンズが勝利。ひでえカードだなしかし。ドルフィンズは試合途中でジョッシュッローゼンをベンチ送りにしてライアン・フィッツマジックをフィールドに送るも、13 点の猛追の末最後はツーポイントに失敗して負け。まあどっちのチームもオーヴァータイムやる意味完全にゼロなんで、ツーポイントを狙う判断自体はいいと思う。レッドスキンズも先発をキーナムに戻してきた。苦しいシーズンは続く。
PHI(3-3) 20-38 MIN(4-2):よしよし勝った。カズンズが 333 ヤード、そのうち 167 ヤードがステフォン・ディッグズへのパスだった(うちタッチダウン3つ)。ディッグズがチームの起用法に不満を抱いているみたいな話もあったのでこれで少しでも払拭されてくれれば。
ATL(1-5) 33-34 ARI(2-3-1)ファルコンズ、負けに負けている。スタッツ見る限りでは明らかに守備が崩壊している。
TEN(2-4) 0-16 DEN(2-4):ブロンコズが完封勝ち。四連敗からの二連勝だが、一般的には NFL で開幕からの四連敗は死を意味する。
DAL(3-3) 22-24 NYJ(1-4):ジェッツがまさかの初日。サム・ダーノルドがこの日から復帰、タッチダウンパス二本を含む 23/32-338yds というスタッツで快勝。カウボーイズは三連勝から三連敗。