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NFL 2019 -- Week 7

BYE Week – Carolina Panthers(4-2), Tampa Bay Buccaneers(2-4), Cleveland Browns(2-4), Pittsburgh Steelers(2-4)
ロンドン帰りのパンサーズとバッカニアアズ、それと AFC 北のブラウンズとスティーラーズが休み。負け越してるチームが多いしそろそろ休みたい頃合いなんで、切り替えたいところ。

Kansas City Chiefs (5-2) @ Denver Broncos (2-5)

サーズデイナイトフットボールAFC 西の同地区対決。
ブロンコスがオープニングドライブにタッチダウンで先制するも、PAT を外して 0-6。そしてこれが最初で最後の得点になった。返しのドライブでタッチダウンを取られて 7-6 と逆転されると、その後もフェイクパント失敗、ファンブルリターンタッチダウンなどで小刻みに点を失っていく。最終的には 30-6 の大差となった。
しかしチーフスはマホームズクォーターバックスニークの際に右ひざを脱臼し、三週間ほどの離脱とのこと。まあ正直それだけで済んでラッキーの部類ではあるが、今年は足首もやっているし、ちょっと心配。

最終スコア:KC 30-6 DEN

Los Angeles Rams (4-3) @ Atlanta Falcons (1-6)

見てません。
結果は予想どおり。それにしてもひどいな、ファルコンズ。あの「天才か〜」が同じシーズンだったなんてちょっと信じられないよ。とにかく点を取られすぎる。ラムズは調子が落ちてきたところでもっと落ち目の相手と当たって助かった。7試合目で 4-3 になるか 3-4 になるかはひとつの分水嶺らしい。

  • ラムズ名物フェイクパント、今年はこの試合で出したみたい。ヘッカー、1/1-23yds。

最終スコア:LAR 37-10 ATL

New Orleans Saints (6-1) @ Chicago Bears (3-3)

あんまりちゃんと見てない。
が、セインツは強かった。パントブロックからのセイフティで先制すると、すぐにタッチダウンで加点。コーダレル・パターソンのキックオフリターンタッチダウンがあって一旦はベアーズが逆転するも、後半に入ってからは 24 連続得点でどんどん差を広げる。最後はセインツがゆるく守っていくらか差が詰まったが問題にならず。ブリーズの不在も全然気にならない感じだ。ベアーズはオフェンスがほとんどなにもできなかった。今季もディフェンスがいいだけにもったいない。

最終スコア:NO 36-25 CHI

Baltimore Ravens (5-2) @ Seattle Seahawks (5-2)

熱い試合。
前半はゴールが遠かったレイヴンズだが、マーカス・ピーターズのインターセプトリターンタッチダウンで逆転し、FG を返されて同点で折り返す。ピーターズはレシーバーから一旦クッションを置くように下がってから、なにを思ったかふっと上がってきてウィルソンからのパスが飛んで来るところにどんぴしゃで入ってピックシックスにした。
後半はマイヤーズの FG 失敗を足がかりにレイヴンズがタッチダウンをあげて均衡を破る。さらに FG を追加した後、シーホークスは自陣からの攻撃のなんてことないパスをメトカーフが取ってから前に振り向いて走ろうとしたところでぽろっと落としてファンブルロスト→リターンタッチダウン。これで 30-13 となって結果的にはここで勝負あった。
レイヴンズはこれで 5-2 となり、AFC 北で独走に入りつつある。シーホークスは一息つく格好になった。5-2 は悪くないが上がまだ無敗だけに、これ以上は離されたくないところ。

  • ジャクソン、走る QB ということでテンション上がりやすいってのもあるんだろうけど、かなり熱いキャラっぽいな。だいたいまあ QB ってのはどこかには相当な熱を持ってるものだけど、わりとあらわにする方に見受けられる。

最終スコア:BAL 30-16 SEA

Philadelphia Eagles (3-4) @ Dallas Cowboys (4-3)

3-3 同士の同地区対決でなかなか熱かったが、イーグルズが自滅。1Q 出ばなからファンブルロスト→タッチダウンファンブルロスト→タッチダウンとやらかして 0-14、これを最後まで覆せなかった。上にも書いたけど 4-3 になるか 3-4 になるかは(データ的には)雲泥の差らしい。まあ因果関係は逆で、プレイオフに行く力が足りないから 3-4 になる、ということなのだろうけど。エリオットが 22att-111yds。これぐらい走ってくれるとプレスコットもずいぶん楽だろう。ウェンツは 16/26-191yds-1-1 とぱっとしない。

最終スコア:PHI 10-37 DAL

New England Patriots (7-0) @ New York Jets (1-5)

マンデーナイト。
あんまりちゃんと見てないけど悲惨だったみたい。ダーノルドは先週ちょっと良かったみたいだがこの日は 11/32-86yds-0TD-4INT と目が腐るようなスタッツだった。マンデーナイトはシーズン開始前にカードを決める都合上ハズレもけっこうあるが、今年はことのほかひどい気がする。

最終スコア:NE 33-0 NYJ

Other Games

MIA(0-6) 21-31 BUF(5-1)ドルフィンズ未だに初日出ず。フィッツパトリックが頑張っているのだが……。最後タッチダウンで 21-24 まで詰め寄ってからオンサイド蹴ったらリターンタッチダウン喰らってとどめ刺されたのには申し訳ないが笑ってしまった。オンサイドのリターンタッチダウンなんて初めて見たよ。駄目なチームはなにやっても駄目である。
JAX(3-4) 27-17 CIN(0-7):ジャグァーズが苦しみながらも逆転勝ち。ミンシューは 15/32 と相変わらずの精度の低さで、フォーネットが 131 ヤード走ってカバーした(のか?)。ベンガルズも初日が出ずに七連敗。ジョー・ミクソンが 10 回走って2ヤードで、まあジャグァーズの勝因はここかな。
MIN(5-2) 42-30 DET(2-3-1):うおー勝ったぜええ。前半 21-21 という猛烈な殴り合いから、ヴァイキングズが最後まで殴りきって勝ち。堅い守備が旨のチームだけにあんまりいい勝ち方ではないが、カズンズが調子を上げてきたのは悪くない材料だ。24/34-338yds-4TD-0INT だから調子上げてきたどころじゃないか。ダルヴィン・クックも 25 回のキャリーで 147 ヤード。2-2 の時点ではどうなることかと思ったけど、ちゃんと上げてきたな。
OAK(3-3) 24-42 GB(6-1)パッカーズが圧勝。ロジャーズは 25/31-429yds-5TD-0INT でパッサーレイティング満点だったけど満点はキャリア初らしくて、これはほんとに驚いた。満点ってすごいにはすごいけど所詮は一試合での話だし、シーズンに一二回は出る程度の記録なんだよね。今季も week 1 でラマジャクとプレスコットが出してるし、過去の例で行けばジーノ・スミスとかライアン・タネヒルとかもやってる。まあとにかくおめでとう。今季はプレイオフへまっしぐらというところか。
HOU(3-4) 23-30 IND(5-2):あれ、きみら先週あたりもやってなかった?と思ったけど普通に勘違いで今季は初対戦だった。昨季はプレイオフでも当たったので三回対戦しているのだが。んでコルツの勝ち。シーズン開幕直前にラックが引退を表明してどうなることかと思ったシーズンだけど、ふたを開けてみれば折り返し時点で地区首位確定ということになっている。この日もブリセットがタッチダウンパスを四本決めた。
ARI(3-3-1) 27-21 NYG(2-5)カーディナルズ、三連勝で五割に戻る。もっともマレーは 14/21-104yds-0-0 でいわゆる「試合を壊さなかった」スタッツ、真にオフェンスで勝利に貢献したのは 27att-126yds-3TD の二年目 RB チェイスエドマンズだったようだ。今見たらハムストリング傷めたらしくステイタスが「doubtful」になってましたが。ダニエル・ジョーンズは被サック8だったそうで、さすがに気の毒。
SF(6-0) 9-0 WAS(1-6)フォーティナイナーズめちゃ渋い勝ち方。雨も風もけっこう強く、コンディションはかなり悪かったようだ。前半は 0-0 で折り返している。開幕六連勝はチーム史上三回目、実に 1990 年以来とのこと。
LAC(2-5) 20-23 TEN(3-4):ありゃー、チャージャーズ、やられた。最後ゴール前1ヤードまで迫りながら、二度タッチダウンがヌリファイされた上にファンブルロスト。うううむ。これでプレイオフはほぼ無理かな。