FA 権を得た鈴木大地がイーグルスへの移籍を発表した。好きな選手だったし、ここ数年はキャプテンシーも発揮してくれていて得がたい人物であったという認識は持っている……のだが、戦力としてはいささか微妙であったことも否めない。どこも守れるというよりはどこもまともには守れないという感じだったし、打率もそこそこ、長打力があるというほどでもなく。本人が出たいと言って、取りたいという球団があるのなら移籍するのもいいんじゃないかなというところ。新天地でもがんばってほしい。
この書き方だと「戦力として微妙だからもういいよ」みたいに読めるかもしれないけどいや決してそんなことはなくて、おれは基本的に FA でもトレードでもポスティングでも（いる？）球団を去る選手は気持ちよく送り出すことにしてるんである。ドラフトの意義は認めるけど、選手が最初にどこの球団に入るかだけで全てが決まってしまうというのもさすがにどうかと思うわけで、ある程度の年数活躍してくれた選手がそれでも出たいというならそれを止めるわけにはいかんだろうと思うのですよね。これはわりとまじで。もちろん好きな選手であれば行った先でも活躍してほしいと思うし、まあその上でマリーンズ戦ではお手柔らかにというところ。
