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NFL 2019 -- Week 15

大詰めも近い、師走半ば。

New York Jets (5-9) @ Baltimore Ravens (12-2)

今季最後のサーズデイナイトフットボール
二年目 QB 対決ということでダーノルドも意地を見せたいところだっただろうが、前半よくチャンスをつかんだのに FG 失敗と残り7ヤードでの 4th&1 ギャンブル失敗があって得点が伸ばせず 7-21 で折り返し、後半も差を広げられて完敗。まあこんなものか。レイヴンズは NFC 北の地区優勝が確定した。ていうかあんなに周り弱かったのにまだ決まってなかったのか。モメンタム的には第一シードまっしぐらという感じだが、さて。

最終スコア:NYJ 21-42 BAL

New England Patriots (11-3) @ Cincinatti Bengals (1-13)

見てません。ペイトリオッツが勝ってプレイオフを確定させたが、ブレイディは 15/29-128yds とかでスタッツ的には不安が残る。さてどうなるか。

最終スコア:NE 34-13 CIN

Jacksonville Jaguars (5-9) @ Oakland Raiders (6-8)

ジャグァーズが 4Q にタッチダウンを二本決めて大逆転する劇的な勝ち方でようやく連敗脱出。レイダーズは歴史あるオークランド・コリシアム最後の試合を勝利で飾れなかった。ガードナー・ミンシューいわく:「これまでの半生の合計よりたくさん中指を立てられた」。野球場とフットボールの 2way 球場はこれで NFL から姿を消すことになる。

最終スコア:JAX 20-16 OAK

Minnesota Vikings (10-4) @ Los Angeles Chargers (5-9)

ひいきのチーム同士の四年に一度の対戦で、普段なら悩ましいところだがこの状況ではまあ目のある方を応援するしかなく。チャージャーズは 2Q に一瞬逆転してリードする場面もあったが、前半終了間際にファンブルリターンタッチダウンがあって 19-10 とされて折り返し。後半はがくっと元気をなくしてしまい、ファンブルロスト二回とインターセプト二回で無得点。ヴァイキングズが着実に点差を広げて大勝した。
ヴァイキングズはこれでプレイオフにリーチがかかった。このあと連敗してラムズが連勝しないかぎりプレイオフに進めることになる。もちろん、次週のパッカーズ戦で勝てば地区優勝のチャンスも残る。

最終スコア:MIN 39-10 LAC

Houston Texans (9-5) @ Tennessee Titans (8-6)

AFC 南の天王山はテキサンズが勝利。ここで勝てるのが強いとこよね。序盤の 14-0 を 14-14 に追いつかれたりして楽な展開ではなかったが、後半ふたたび突き放して勝ち。タイタンズは連勝が4で止まったが、まだプレイオフの目が残っている。

最終スコア:HOU 24-21 TEN

Los Angeles Rams (8-6) @ Dallas Cowboys (7-7)

あれ? これサンデーナイトフットボールか?
ラムズには痛い敗戦となった。タッチダウンを奪い合っている最中という最悪のタイミングでの被インターセプト。ターンオーバーはその一回なのに 44 点奪われたディフェンス。わずか 20 ヤードに抑えられたトッド・ガーリーのラン。どれを取っても敗因には充分だが、これが全部起きるようではどうしようもない。一方カウボーイズは圧勝でプレイオフの目を残した。次週イーグルズと直接対戦が待っている。

最終スコア:LAR 21-44 DAL

Indianapolis Colts (6-8) @ New Orleans Saints (11-3)

マンデーナイトフットボール
とうとうドリュー・ブリーズが通算タッチダウンパス記録でペイトン・マニングを抜く日が来た。この試合の前の時点でマニングが 539、ブレイディが 538、ブリーズが 537。現役のツートップがほとんど並びながら歴代トップを交わそうかという、なかなか見られないであろうシチュエイションだったことになる。ブレイディは一足早く土曜日に試合を終えたが、マニングに並ぶことすらできず、そこをマンデーナイトでブリーズがまとめて抜いてトップに立った。この日のブリーズは 29/30-307yds-4TD-0INT とほとんど人間離れした数字で、成功率 96.7% はリーグ新記録となった。今年で 40 歳だがまだ衰えはみじんも感じられない。どこまで記録を伸ばせるか楽しみだ。本人とすればパッシングヤードもタッチダウンパス数も記録を達成したので、あとはもうひとつリングが欲しいというところだろう。今年はチャンスのように思われるが、さて。

最終スコア:IND 7-34 NO

Other Games

SEA(11-3) 30-24 CAR(5-9)シーホークスが順調に勝ちを重ねる。パンサーズは最後タッチダウン二本続けてあげていて、点差以上の差があった。
TB(6-8) 38-17 DET(3-10-1)バッカニアーズが圧勝。ウィンストンはリーグ史上初めて二試合連続 450 パスヤード達成した選手になったそうな。ライオンズはルーキーのデイヴィッド・ブローが投げたとのこと。
CHI(7-7) 13-21 GB(11-3)パッカーズがベアーズをスイープ。
DEN(5-9) 3-23 KC(10-4)
MIA(3-11) 20-36 NYG(3-11)イーライ・マニングがおそらくキャリア最後となるホームゲームを勝利で飾る。これはよかったなあ。ファンはスタンディングオベーションとチャントをイーライに贈った、とのこと。
PHI(8-6) 37-27 WAS(3-11):イーグルズが1ゲームのリードを守る。次週カウボーイズとの直接対決なので、勝てば引導が渡せる。
CLE(6-8) 24-38 ARI(4-9-1):ブラウンズ(ほぼ)死す。これを書いている時点では正式に死んでいる。この日はランディフェンスがやられて、ケニャン・ドレイクに4本タッチダウンランを決められた。期待を裏切るシーズンになってしまった。
ATL(5-9) 29-22 SF(11-3):謎のアップセットが起こっていた。とはいえ先週も書いた通り、ファルコンズはこの勝敗ほどは弱くない。
BUF(10-4) 17-10 PIT(8-6):ビルズが凡戦を制する。両チーム合わせてターンオーバー7はいかにも多いし、それでこの得点というのもなかなかひどい。スティーラーズはホッジズが投げて、インターセプト4本。