黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

研修 (20-2;最終回)

この日は最終発表。朝早めに行ってもう一度通してしゃべってみる。ずっとよくなった。これならなんとかなりそう。もう当日ですけど……。昨日も書いた通り SARS2 対策で一種異様なムードの中発表が開始される。チーム1から順番で、おれたちはチーム2。ここまでが午前中に終わり、チーム3から5が午後の発表だ。結果からいうと、けちょんけちょんだった。チーム1の発表が某先生に「下の下」と酷評され冷え切った会場での発表。とはいえ妙な落ち着きがあっておれ自身はまったくあがらずに発表することができた。おれはこういう時けっこうむらがあって、かなり緊張してしまうときとやたら落ち着いていられるときがある。コントロールできるようになればいいのだが。しかしおれのできとは関係なくうちのチームもぼこぼこに突っこまれた。言い訳はすまい。いろいろ突っ込まれても仕方ない内容だったし、その程度までしか行けなかったのはうちのチームの努力不足だ。ともあれ午前中に終わったので午後はいささか気楽に聞くことができた。チーム4が一番いい発表であったと思う。んで全体講評があって修了式で免状をもらって記念撮影しておしまい、となった。

いやー終わった。
10 月に始まったこの研修、6月に言い渡されたときは正直「何故おれが?!」としか思わなかったし実は今もその思いは変わらないのだけど、実際に参加してみての感想は「面白かったし楽しかった」に尽きる。学ぶというのは楽しいものだし、最新の知見には常に驚かされた。既存の技術であっても自分が知らないものは多かったし、その原理を理解することは喜びだった。ディスカッションでは時に同期の受講生から驚くような考え方やものの見方を提示されたし、その人たちと休憩時間やお昼ごはんの時、あるいは飲みに行って話すのは楽しかった。参加できてよかったと心から思う。派遣してくれた組織には感謝しかない。しかしそれにしても、なんでおれだったんだろうな。

というわけでこの日は打ち上げ。二軒はしごしたあげくに最後は同じチームだったIさん*1の家になだれこむ。ほんとにこんなところに住んでるひと居るんだなというようなところ。「これが欲望の力ですよ」とか言われて笑った。

*1:大富豪