黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

マジックの会・リベンジ

入院中にシールド戦があって、参加できなかったのでリベンジの会を開いてもらう。ありがたや。今回はエンペラー戦で、オースブレイカーというフォーマットが採用された。まずは「オースブレイカー」と呼ばれるプレインズウォーカーを1枚定め、その固有色限定で 60 枚のハイランダーのデッキを組む。それからその中から一枚「刻銘呪文」と呼ばれるインスタントかソーサリー呪文スペルを1枚選ぶ。オースブレイカーと刻銘呪文はゲーム開始時に統率領域に置き、統率領域から唱えることができる。ただし刻銘呪文はオースブレイカーをそのプレイヤーがコントロールしていない限り唱えられない。どちらもプレイヤーがそのゲーム内で2回目以上に唱える場合は1回ごとに (2) ずつコストが増える。それらが墓地に置かれたり追放されたりする場合、オーナーは代わりに統率領域に置くことを選んでもよい。
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%BC
同時に「締め付けと檻」ルールも採用された。平たく言えば《締め付け/Stranglehold》と《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》の効果が常に全員に及んでいる状態でゲームをする。つまりライブラリーから探せない、追加ターンは得られない、墓地やライブラリーから呪文は唱えられない、墓地やライブラリーからクリーチャーは戦場に出られない、という条件になる。サーチカードどころかフェッチも使えず、墓地利用やコストの踏み倒しも難しい。そのうえハイランダーだ。

ということで、素直に単色のクリーチャーデッキを組んだ。ひとつは赤、オースブレイカーは《槌のコス》、刻銘呪文は《ゴブリンの手投げ弾》。もうひとつは緑、オースブレイカーは《野生語りのガラク》、刻銘呪文は《調和》。ゴブリンの方はとにかく低いマナ域からゴブリンをどんどん突っこんでいくという感じで、さすがにカードパワーは落ちるがそれなりにゲームはできる。ガラクの方はマナクリーチャーを多めに入れて、マナ加速からのでかぶつ連打を狙う。3マナ域が意外と薄いのが気になったが(デメリットのない3マナ 4/4 以上はいかに緑といえどもそこまで多くない)、4マナまで届けば祭りと言っていい展開ができそうだった。

実際使ってみると、赤い方はけっこう回った一方で緑の方はいまいちだった。マナクリーチャーを除去されて3マナ域が薄いと単純に間に合わないことが多く、まあ仕方ないかなというところ。もう少し低マナ域のクリーチャーやスペルを入れてもよかった。
周りのデッキを見ると思ったよりちゃんとコンセプトを追求してるデッキが多くて、もうちょっと真面目にやればよかったかなと思った。とはいえ準備時間も短かったので仕方ないか。なんにせよ漫然とやってるだけだと飽きるので、時々こういうテーマを導入するのはよいと思う。始めるときはめんどくさいなとか思っちゃうんだけどね。

終わってから三家族で飲みに行く。お店は入口の方はそこそこの混み具合だったが奥の広いところはがらがら。それでも途中からはぽつぽつ他の客も来てたかな。サワーが爆安だったけどどうもめちゃくちゃ薄かったらしい。薄い薄いと言いながらIくんがめちゃくちゃおかわりしてべろんべろんになっていた。
03-22 の時点では、まだこんな感じだった。(これを書いているのは 04-09)