黄昏通信社跡地処分推進室

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ザリガニの話

ザリガニの赤ちゃんをもらってきた話を先日書いたが、その続報。知らぬうちに一匹減り二匹減り、現在生き残っているのは五匹。大きさにもだいぶ差が出てきて、二匹はかなり大きく(といっても全長 2cm を超えたかというところ)、残りの三匹はひとまわり小さい。若干個体識別ができるようになってきたので、大きな方からたろう、片手、三号、四号、ちび、と仮の名前をつけてみた。「片手」は文字通り隻腕で、今日よくよく見てみたら右のハサミがまるまる無かったのでこんな名前になっているのだが、娘によるとはさみはもげてもまたちゃんと生えてくるらしい。たろうは一番大きくて見ているとなんとなく好戦的な気がする。片手は……ハサミはいっこだが、全然気にしていない様子だ。痛感はそもそもないから痛くないのだ、それはわかっているけど、それにしても不思議な感じはする。三号と四号は、正直見分けがつかない。似たような大きさで似たような色だ。ちびは今たろうと片手と一緒に大きなほうの水槽に入れられているのでなんとなく気の毒な感じだ。その二匹とはちあわせたときもひたすら逃げ腰で、たぶんますますえさを失っているのではないだろうか。
なんにせよ、1,2センチのザリガニが泳いだり歩いたりえさを食べたりしているだけでかわいいもので、本当に不思議だ。ザリガニなんてまったく興味が無かったのに。