黄昏通信社跡地処分推進室

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ちびの脱皮、そして死

朝、ちびが脱皮しているところをたまたま見た。もう少しで全部脱げるというところから、ぴちぴちと身をよじって見事に脱皮を完了した。やあよくやった、と思ってその時はそれ以上見なかった。一時間ほどしてふと瓶を見ると、ちびは仰向けになって真ん中に沈んでいた。一目見てだめそうだったが、楊枝ですくい上げようとしてももう動かず、すでに息絶えていた。脱皮は命がけだというけれど本当にそうなのだな。いくらなんでも瓶は小さすぎたのかもしれない。もう少し水をたくさん入れるべきだったのかも。いろいろ思うところはあるがそれもひっくるめて運命ではあったのだろう。これで子ザリの生き残りは二匹になった。