黄昏通信社跡地処分推進室

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mono-series オンライン '20

今般のコロナウイルス環境もあって、今年の mono-series スピンオフはオンライン開催となった。「ペーパークイズ」は Google フォームで、「早立ち」は長屋+discord というシステムで行われた。参加者は最終的には 43 人……だったのかな? 全部で三回開催することを考えると、この回が一番参加者の多い回であろうにしろ、悪くない人数だ。
ペーパーはいつも通り難しく、20 問 2 セットだったがたぶん三問ずつぐらいしか取れてない。もっと少なかったかもしれない。とはいえまあこういうものなので、あまりへこむ必要はないのだろう。
ところが早立ちに移ろうとしたところでトラブル発生。長屋のひと部屋辺りの人数が 30 人上限に変わっていたのだ(ちょっと前まで 50 人だった)。これだと普通に入りきらない。幸い早立ちなので、ふた部屋立てて主宰が両方に入るという荒技でなんとかなったのだけど、判定はめちゃくちゃ大変そうだった。一回失敗していたが、よくあの一回だけで済んだものと思う。これは大変だったが、前向きに捉えれば秋に控えている本家モノシリをオンラインでやることになった場合に向けていい知見を得られたとは言えるかもしれない。「ひと部屋あたり 25 人ぐらいが限界(理想を言えば 20 人)」「ひと部屋に最低ひとり判定担当がつく」ぐらいの手当は最低限必要になりそうだ。また、殿堂入りか否か、の判定をすぐにしなければならないので、正誤判定が終わった瞬間に各部屋での正解者数を申告して、記録係が集計することが必要になる。リアルだと札を上げておいてもらえばよかったのだが、長屋だとすぐ消えてしまうのでこれはそこそこの難題だと思う。多分だけど、decide する前にぺかぺかボードをあけて、審議が一通り終わってから decide、とかするのがいいかな。一度テストしたいな。
さておき、人数が多かったこともあって終了は 17 時近く、ランタイムは四時間弱だった。モノシリの特徴として「正誤判定で時間とられがち」というのがあって、そこはふた部屋制になったときの課題だろうと思う。余裕を持ったタイムスケジュールが必要になるだろう。
ともあれ面白かったし楽しかったです。成績はふるわなかったけど。ありがとうございました。

好きだった問題とか。

  • 「『11foot8inchbridge』という動画サイトでは、文字通り 11㌳8㌅ の橋を映した動画が公開されていますが、それはどんな映像?」(大意)という問題。これは実際見てもらうのが早そう。なにか観始めると目が離せなくなってしまうところがあって不思議だ。
  • 画像問題で、「これはなんという会社のプロデュースする結婚式?」という問題。新郎新婦が入刀しているのが明らかにケーキじゃなかったんだけど、それがなんだかわからなくて答えられず。正解は「崎陽軒」ということで、なんとシウマイカットができるらしいですよ。
  • ちょっともったいなかったのは『高い城の男』。知らない作品ふたつとこれが並べられて、そこで押されて、「歴史改変」と書いてしまったのだけど、考えてみるとそれだと明らかに広すぎる。正解は「第二次世界大戦の勝敗が逆」で、もちろん高い城の男がそういう設定であることは知っていたので、そちらを書くべきだった。
  • 殿堂は立ちでひとつ座りでひとつ。立ちの方は忘れてしまった。座りの方は「チェッコリ玉入れ」で、問題は面白かったけどちょっと問い方が微妙で、早く押して立った三人が全員「ダンシング玉入れ」だったので(ノーカウントになった)、正解がおれひとりだった。子供の運動会でやったのでまあ知ってたんだけど、使う曲はチェッコリに限らないんだよね。でもこれ「ダンシング玉入れ」だと少なくともチェッコリ玉入れほどは面白くないので、ちょっとボード系の問題向きではない題材かもしれない。
  • 自分の問題は(少なくとも)6問採用された。10 問提出だったので悪くない。昨年もスピンオフの方は 5/8 とかだったので、まあこれぐらいは拾ってもらえるようだ。なんとなくコツをつかんだというか、これぐらいなら使ってもらえるというのは見えてきた気がする(そこメタってもしょうがないんだけど)。ただ、本家になるとそれとは比較にならないほど厳しい競争が待っているので、そちらには全力で挑まなければならない。