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鬼滅の刃と大宅壮一文庫

鬼滅の刃 無限列車編』を家族で観に行った。午後から用事があるので9時からの回だ。平日と同じくらい早起きして8時に家を出て、電車を乗り継いで新百合ヶ丘に行く。上映開始から二週間にしてもう来場者特典も残っていなかったが、まあそういうのはいいかなと思っていた。が、終わってみたらやっぱり欲しかったなと俄然思った。それだけ面白かった。前半の鬼との対戦において炭治郎が存分に活躍した上で、杏寿郎がめちゃくちゃ強いというのを示して、ついでに過去の話も出して、そこからの後半の展開である。実に上手いし面白いし戦闘シーンの迫力もすごい。ufotable、また名を上げたなというところではないだろうか。今度はちゃんと税金納めてくれよな。娘はもうべろべろに泣いていて、終わってからもしばらく放心状態だった。本当にすごかった。感想はたぶん[最近の]で書くと思う。
午後からの用事というのは大宅壮一文庫のイベントだった。こういうのをやっていたのだ。
大宅文庫新企画第1弾「鉄道ファン 集まれ!」 10月25日(日)開催 予約受付中!
というわけで閲覧室に大宅文庫の手持ちの鉄道雑誌と、一般紙の中から抽出された鉄道記事の掲載された号がずらっと並べられて、好きに読んでね、あとコピー取りたいページあったら言ってくれたら2枚まで無料で取るからね、みたいな感じであった。そっけないイベントではあったが面白く、古い「鉄道ファン」など読んでいると時間はいくらでも簡単に過ぎた。子供たちもそれぞれに雑誌を読み、それぞれにページをコピーしてもらっていた。
大宅文庫、少し前に経営危機みたいな話もあってクラウドファンディングをやってたと記憶しているのだが、経営は苦しいようだ。紙で調べ物する人は減っているのだろうが、さりとて紙の資料の重要性が減るわけではない。なんとか存続してほしいものと思う。
帰りは気候もいいので歩いて帰ってみる。暑くもなく寒くもなく気持ちよかった。充実した一日だった。