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NFL 2020 -- Week 12

今週は BYE なし。全部終わったかと思いきや、バッカニアーズとパンサーズはまだだったりする。さすがに気の毒。

Houston Texans (4-7) @ Detroit Lions (4-7)

これは感謝祭ゲームなのかな。
前半だけ、それもあんまり真面目にではなく見たという感じなのだけど、ライオンズが 1Q にピック6→次のドライブの最初のスナップでファンブルロスト、という離れ業を見せて(そのあと「2 FUNBLES IN 2 SNAPS」とか出てて笑ってしまった、まあ事実なんだけど)、それで試合の大勢は決まってしまった。後半もむしろテキサンズが差を広げて最終的には 41-25 で勝ち。テキサンズとしては今季のベストゲームではないかと思う。とはいえこれでもランは全然出せてなくて、ウォトスン、いいクウォーターバックだけど、どんなにいい QB であってもパス一辺倒だと不安定になるし、ここはわかりやすい課題ではあろう。ライオンズもずーっとランがだめなチームで、今年はエイドリアン・ピーターソンを連れてきたけど、まあピーターソンもさすがに衰えてはいるよね……。
どちらもこれで 4-7 ということでプレイオフは関係なさそう。QB もたぶん変わらないだろうし、ヘッドコーチが自分の首を賭けて残りのシーズンを過ごすことになるのかな。

最終スコア:HOU 41-25 DET

Washington Football Team (4-7) @ Dallas Cowboys (3-8)

これも感謝祭ゲーム。底辺ディヴィジョン NFC 東の、同地区同成績の直接対戦。
前半は 17-13、後半も 3Q までは接戦だった。勝負の分かれ目は 20-13 からのワシントンの攻撃から。5ヤード地点から 45 ヤードドライブしてようようミッドフィールドにたどり着いたところで、アレックス・スミスの短いパスがインターセプトされてしまう。そのままピック6になりかけるが、WR マクローリンが諦めずによく戻ってタックルして、4ヤード地点で止める。1st&Goal をカウボーイズは WR シーディー・ラムのドロップもあって決められず、フィールドゴールで 20-16 どまり。返しのワシントンはスリーアンドアウトで、その次のカウボーイズの攻撃で今季最大の珍プレイがコールされる。自陣の 24 ヤード地点での 4th&10 からフェイクパントを繰り出したのだが、サーチライトがボールをダイレクトで受けて左のガナーがエンドアラウンドで右サイドへ……というデザインのプレイで、いかにもめちゃくちゃ遅い。とても 10 ヤード取れるプレイではなく案の定1ヤードロスする爆死。気落ちしたカウボーイズ相手にワシントンは RB ギブスンが 23 ヤードを一発でタッチダウンにしてこの試合初めて2ポゼッション差にする。さらにタッチダウン、とどめのピック6、とたたみかけて気がつけば 41-16 と完全に試合が決まっていた。
大差になったのは勝負のあやとはいえ、その前のシーディー・ラムのドロップあたりからけちはついていて、そういうところちゃんとできないと咎められても文句は言えない。前週の久々の勝ちの勢いを活かせなかった。ワシントンは今週もアレックス・スミスのスタッツはいまいちだったものの、競った展開をとにかくも勝てたのは大きい。この時点でひとまずは地区首位に立った。

最終スコア:WAS 41-16 DAL

  • アレックス・スミスのインターセプト、プレッシャーをかけたのはアルドン・スミスだった。2011, 2012 の2シーズン、フォーティナイナーズでチームメイトだったが、アルドンは 2015 シーズンを最後に一度引退しており今年が5シーズンぶりの復帰となっている。こんなところで敵同士として相見えるのも実に味わい深い。
  • フェイクパントはほんとによくわからんのだが、その前のプレイがサックだったのでもしかするとサック前の距離(3ヤード)が念頭にあったか? まあそんなことあるかという感じだが、しかしなにかありえないことが起きないとちょっと説明がつかない気もする。いずれにしてもちょっとリスクの高すぎる選択だった。

Tennessee Titans (8-3) @ Indianapolis Colts (7-4)

見てません。
コルツはディフェンスのスターターを三人欠く状態で、ヘンリーにめちゃくちゃ走られて惨敗。前半 35 点取られてるのは守備が崩壊してるに近い状態で、ディフェンスでここまで勝ってきてるだけにこれはちょっとまずいかも。最後はオンサイドキックをリターンタッチダウンされたそうで、あんまり考えたことなかったけどそりゃそういうこともあるよね。
というわけで AFC 南はタイタンズがまた一歩リード。これで直対は 1-1 のはずなので並んだ場合はタイブレーカー次第ということになるが、そうなるとコルツ的には Week 1 でジャグァーズに負けてるのがめちゃくちゃ痛い。こんなことになろうとは。

最終スコア:TEN 45-26 IND

Los Angeles Chargers (3-8) @ Buffalo Bills (8-3)

チャージャーズファンとしてはもどかしかったゲーム。前半は早々にタッチダウンを一本取ったものの、あとの五回の攻撃が全部パントで 6-17 で折り返す。後半も先にタッチダウンをとられて 6-24 の3ポゼッション差と苦しい展開になる。返しのドライブ、チャージャーズは相手ゴール前1ヤード地点の 4th&1 からギャンブルして成功しタッチダウン。ツーポイントも成功してまず 10 点差とする。返しのビルズの攻撃をパントにとどめ、次のドライブでも敵陣 25 ヤードまで攻め入ったが、今度は 4th&1 でギャンブルに失敗。終わってみればここはフィールドゴールで充分だったか。
このあとビルズは怒涛のターンオーバー祭りで、二回連続ファンブルロストにインターセプトのおまけつきだったのだが、チャージャーズはパント、フィールドゴールインターセプトと3点しかあげることができず、ビルズに一本フィールドゴールを追加されてまた2ポゼッション差にされてしまう。最後はやぶれかぶれのロングパスが通ってゴール前2ヤードに迫ったが、もうその時点でほとんど時間がなく、結局タッチダウンもできなかった。
10 点も離されておいてなんだが、チャージャーズは勝つチャンスはある試合だったと思う。

最終スコア:LAC 17-27 BUF

San Francisco 49ers (5-6) @ Los Angeles Rams (7-4)

NFC 西の同地区対決。1Q だけで両チームで2回ずつターンオーバーをやらかすというぐだぐだな試合で、前半は 7-3 で折り返す。後半もピック6、フィールドゴールフォーティナイナーズが得点を重ね 17-3 とリードを広げたが、ラムズはそこから急に反撃。フィールドゴールファンブルリターンタッチダウン、さらにエイカーズの 61 ヤードのランでもう一本タッチダウンを追加して 17-20 と逆転する。しかしこのあとはフォーティナイナーズのディフェンスが踏ん張って追加点を与えず、一方でオフェンスがフィールドゴールを二本決めて勝った。
ラムズの悪いところとフォーティナイナーズのいいところが出たといえばそれまでかもしれないが、しかしガロポロ抜きのフォーティナイナーズが勝つというのもなかなか想像しづらかったところではあり。

最終スコア:SF 23-20 LAR

Kansas City Chiefs (11-1) @ Tanpa Bay Buccaneers (7-5)

ちゃんと見てません。
チーフスが逃げ切り勝ち。1Q で 17-0 としたときはもう圧勝かと思ったけど、そこからは思うように得点を伸ばせず。バッカニアーズは慌てず反撃してじわじわ得点を重ねたが、3Q のインターセプト二本が痛く、差を詰め切れなかった。しかしバッカニアーズはやっぱりディフェンスがいいね。ブレイディも今季か来季が最後のチャンスだろうけど、戦力は整っているようには見える。

最終スコア:KC 27-24 TB

Chicago Bears (5-6) @ Green Bay Packers (8-3)

サンデーナイトフットボール
フォールズが怪我したのでトラビスキーが先発に戻ったベアーズ。ではあるが、根本的な打開にはほど遠く連敗は5に伸びた。ガービッジタイムにタッチダウン二本返して 16 点差なので内容としてはぼろ負けと言っていい。パッカーズはロジャーズが完璧に近いスタッツで 41 点取って圧勝。強い!

最終スコア:CHI 25-41 GB

Seattle Seahawks (8-3) @ Philadelphia Eagles (3-7-1)

マンデーナイトフットボールシーホークスは試合開始から二本続けてギャンブル失敗でドライブを終えるなど序盤は攻めあぐねたが、2Q から徐々に勢いが出て結局一度点を取ってからは最後まで並ばせもしなかった。イーグルズは試合終了間際にタッチダウンをあげてやっと 17 点。これで地区首位からも陥落して、明日はどっちだ。

最終スコア:SEA 23-17 PHI

Baltimore Ravens (6-5) @ Pittsburg Steelers (11-0)

これはもともと感謝祭ゲームだったのが、レイヴンズに Covid-19 が発生したため延期延期になって、最終的に翌週の水曜日になってしまったというもの。スティーラーズは気の毒で、木曜日に試合を終えて金曜日から火曜日までオフの予定だったらしいのが全部ぱーになってしまったとか。まあ病気になりたくてなる人はいないけれど、相手チームの事情で自分たちの休みがつぶれるのもつらいよね。
ラマー・ジャクソンも Covid-19 リストに入ってしまったので、レイヴンズの先発はロバート・グリフィン三世。 2012 年には輝かしい未来が待っていたはずの男はこれがここ4年で二度目の先発になる。しかしどうもあまりコンディションがよくないように見受けられ、ある程度以上長いパスはまったく決まらず、短いパスを七本通して 33 ヤードにとどまった。2Q には一度いいランを見せて 39 ヤードゲインする場面もあったものの、前半ツーミニッツの直前にはハムストリングを傷めたと思しき仕草も見られ、残念ながら厳しい現実を突きつけられるような試合になってしまった。
守備はよく頑張ってスティーラーズを抑え、グリフィンが下がった後を引き継いだマクソーリーがタッチダウンパスを決めて差を詰め、全勝のスティーラーズを慌てさせたがそこまで。

最終スコア:BAL 14-19 PIT

Other Games

ARI(6-5) 17-20 NE(5-6)
LV(6-5) 6-43 ATL(4-7)ファルコンズ少しずつよくなってる? レイダーズは負けすぎ。
CAR(4-8) 27-28 MIN(5-6)ヴァイキングズ逆転勝ち。11 月は BYE のあと四連勝だったらしい。
NYG(4-7) 19-17 CIN(2-8-1)ジャイアンツは三連勝。ぐだぐだの東地区を抜け出せるか。
MIA(7-4) 20-3 NYJ(0-11):ジェッツはダーノルドが戻ってきたみたい。結果を見る限りそれでどうということは一切なさそうだが。
CLE(8-3) 27-25 JAX(1-10)
NO(9-2) 31-3 DEN(4-7)ブロンコス、ドリスケルの Covid-19 発症があったあとに、練習中に QB 三人がマスクを外してしゃべってたとかで、プロトコル違反で三人とも出場停止処分を受けた。こうなるとバブル外から選手を連れてくることはできないので、プラクティス・スコッドの WR から大学三年まで QB やってたというケンドール・ヒントンを駆り出してきたが、もちろんどうにかできるものではなく、1/9-13yds-0TD-2INT とコンプリートよりインターセプトの方が多いスタッツを残してしまった。1998 年のサンディエゴ・チャージャーズ以来の記録とのこと。ていうかあったのかよそんな記録。まあプロトコル違反には厳しく対処しますよというメッセージなのだろうけど、当事者になっちゃったブロンコズにおかれましては気の毒でした。セインツはごっつぁんの勝ちで8連勝、NFC の1位を守った。