黄昏通信社跡地処分推進室

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景信山

先日のバーナーのテスト結果が良好であったため、いざ山に行ってラーメン食べようということになった。なるべくちょろい山がよかろうということでいろいろ探した結果景信山に決まる。小仏バス停からコースタイム 70 分ぐらいで行ける手ごろな山で、中央道の渋滞の名所として知られる小仏トンネルの東側出入口のすぐ真上に登山口がある。ということで朝7時過ぎに家を出てえっちらおっちら西へ。早いとはいえ山に登るには遅いので車内はガラガラであった。あやうく高尾山口まで行きそうになるがバスの始発は高尾駅の北口なので気をつけよう(まじで)。バスは混んでいたが二台体制で走ってくれたので問題なく予定通りの便に乗ることができた。終点の小仏まで乗って行って、準備運動を済ませて9時過ぎに出発する。

バス停から登山口までは車道。15 分強で着いた。山道に入って最初がそこそこの登りだが、子供たちを先頭に快調に進み、40 分程度で尾根に出る。小下沢(コゲサワ)林道との分岐点で休憩。小下沢林道はなんと崩落中とのことで通行止めになっていたが、休憩していたらひとり登ってきた人がいた。そこからは 20 分ぐらいで山頂に着いた。さすがに楽勝だったな、とは思ったが、正直なところ「こりゃいくらなんでも物足りない」とはならなかったのだった。もうかつてからは信じられないほど体力が落ちている。悲しいことである。
というわけでお湯を沸かしてカップラーメンを作る。うーん、おいしい~。これはやっぱりいいね。子供たちもひとり一個ずつ食べてました。問題は食べた後で、スープをどうしようという問題がある。折しも小林製薬が日清と「カップヌードル 残ったスープ固めるパウダー」というのを開発したというニュースがあったが惜しくもこの日には間に合わず。となるとまあ頑張って食べるしかない。妻が乾燥野菜を持ってきていて、おれと妻はそれをどさどさぶちこんで食べて残りのスープを飲むという作戦に出たが、息子は直接スープを飲むという力ずくの方法をとった。とはいえ流石に味が濃すぎる……というわけで息子は水を入れてスープを薄めた。果敢なチャレンジだったが結果は最悪だった。まだそのまま飲んだほうがましだっただろう。それでもほとんど飲み切ったのだからほむべきかもしれない。
ちなみに景信山は時透無一郎の出身地ということになっているらしく、山頂にはパネルが何枚か立っていて、茶屋ではグッズも売っていた。さすがに買っている人は見なかったが、あれだけ売ってるということはそれなりに売れるのかも知れぬ。鬼滅すげーなの一言につきる。あと山頂は特に東のほうがめちゃくちゃ開けてて、これほど眺めのいい山は珍しい。この日は少し霞んでいたけどかなり遠くまで見えてすごかった。

お昼ごはんも含めて 70 分ほど滞在して下山路へ。ヤゴ沢という沢沿いに下りていく予定だったがこちらも崩落で通行止め。というわけで小仏峠を回って下山することになった。ちょっとこの辺全然調べてなかったのは反省材料。峠で休憩しておやつ食べて、さらに下っていくとわりと早く車道に出て、あとは車道を下っていく。ヤゴ沢の出合のところでまたしても通行止めの道から登山客っぽい人が下りてくる。むう。面白いものがあったら足を止めたりしつつ、50 分ほどでバス停に到着。おつかれさまでした。


0905 小仏バス停発
0922 登山口
1000-1010 コゲ沢分岐
1030-1140 山頂
1215-1225 小仏峠
1315 小仏バス停
天気も気候も良くて、楽しくてちょろい山で、山頂で火も使えてよかったんだけど、あまりにちょうどよすぎて次どうしよう??となっている。これより多少なら厳しくても行けるかなとも思うのだが、なかなかそう都合よくはいかない気もして悩ましい。でもまあとにかく山はいいな。次はどこに行こうかな。