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ストリクスヘイヴン仲間うちシールド戦

というわけで、ストリクスヘイヴンのシールド戦。例によってオンラインだ。発売されてから充分な期間があったがこのところガチで赤い公園聴いてばかりいたので、結局カードリストすらチェックせずに当日を迎えた。いわゆるプレリである。前回いろいろ下調べしすぎてかえってうまくデッキ組めなかったというのもあったとはいえ、いくらなんでもリストぐらい見ておけよと思わなくもない。
パックを開けてみると《空の覆い隠し》という超ド級ボムを引き当てる。ほとんどどんな状態からでもこれ一枚で逆転できるとんでもないカードだ。というわけで白黒に自動的に決定。《学期の終わり》《悪意の熟達》と合う色の比較的強いレアを引き当て、白黒だけじゃクリーチャーが足りなさそうだったので緑をタッチして《指数関数的成長》まで手を伸ばす(が、これは要らなかった)。かなり均等三色に近かったが黒緑、黒白と二枚の学舎に加えて《アーチ道の公共地》も入れてわりと分厚いマナベース(沼6平地5森3で組んだので 8-6-4+公共地)。結果的には3マッチ通してびっくりするほど土地の引きもよかった。1回戦は前回に引き続いて事故り散らかしたI兄をあっという間に片づけて勝ち、2回戦は一本目Sくんに押しこまれたもののライフ8で踏みとどまって反撃、《空の覆い隠し》を X=4 で打って《大図書棟の助手》で拾ってもう一回 X=5 で打つという完全に死体蹴りみたいなプレイをして取り、二本目は少し長引いて延長5ターン目まで行ったけどライフ2点残して引き分け、で勝ち。3回戦はIさん相手で、二本ともあきれるほどよく回ってクリーチャーで蹂躙、《空の覆い隠し》は影も形も見えなかったけど圧勝。特に一本目はラスでもないと止まらなかっただろうというぐらいの猛攻で正直めちゃくちゃ気持ちよかった。まあ勝てるときはこんなもんだよねえ。一昨年のエルドレイン以来の 3-0 となったが、昨年実は基本セット 2021 の回しか参加してないらしく(そんときは 2-1)三回ぶりなら全然いいペース。デッキ組んだ時はあんまり強くないかなと思ったけどとんでもない、3-0 に値するデッキだったと思う。とにかく《空の覆い隠し》が強すぎるし、《悪意の打ち付け》《魔導士狩りの猛攻》とコモンの強い除去もしっかり引き当ててた。マジック簡単。*1

  • 《大図書棟の助手》、少し線が細いかなと思ったけど除去の多いこのデッキでは大活躍だった。4ターン目か5ターン目にこのカードで除去を拾えればかなり勝ちに近い。まあそう都合のいいデッキが組めるかというと別で、強いデッキに入るとなお強くなるカード、みたいな感じ。(呪文が)弱いデッキに入ってると弱いと思います。
  • 《戦闘学の教授》、ただただ強い。4/2/3 飛行はやや弱いが場に出た瞬間から毎ターン警戒と +1/+0 を与えられるのがクレイジー。シングルシンボルでコモンなのは明らかにやりすぎ。
  • 《湿地帯のグロフ》、2/5/4 で呪文として唱えるときに追加コストとしてクリーチャー1体サクるもしくは3マナを払うデザイン。3枚出たので2枚採用したけど3枚入れてもよかったかもな。一回《柱落としの救助者》で拾ったときは祭りだった。これがシナジーってもんだよ((C)ジョン・フィンケル)。
  • 《指数関数的成長》、一度I兄のクリーチャーが二体ともタップしてて土地も全部寝てて、こっちには《湿地帯のグロフ》がいて9マナ出る状況でこれ 40 点パンチじゃん!!と思ったのだが緑マナが1点しか出なくてめっちゃ残念。
  • 6ゲームとも後手だったが 5-0-1。どっちだって勝てていたであろうゲームも多かったが、事故らないことが大事なので、たぶん後手で正解だったのだろう。

*1:次回あたりにバチが当たることになっていますのでここは言わせておいてください