黄昏通信社跡地処分推進室

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東京オリンピック・4日目

  • アーチェリー男子団体、準決勝で韓国相手にシュートオフまで持ち込んだが負け。惜しかったー。しかしやはり実力は向こうが上かというところで、負け自体は仕方ないものと思う。よくやった。三位決定戦でオランダに勝って銅メダルを獲得したのは素晴らしいのひとこと。最後武藤が 10 点条件で 10 点決めたところはしびれた。
  • カヌーカナディアン決勝、羽根田卓也は 10 位。前回の銅メダルから五年間、肉体的には明らかにピークを過ぎたであろう状況で第一人者として競技を引っ張ってきて、苦労はいろいろあったのだろうな。カヌースラロームセンターを東京に作れたことはものすごく大きな成果と思うが、とにかく維持するのに金がかかりそうな施設でもある。なんとか活用されてほしいものだ。
  • スケートボード女子ストリート、西谷椛と中山楓奈との日本人ふたりで金メダル争いになった。7本中上位4本が採用されるシステムで、しかも7本のうち2本はランのスコアなので、実はトリックはあんまり失敗できないゲーム性だったりする。西谷のほうがランの得点が上で、少しだけ余裕があった分後半も得点を伸ばせた。それでも中山には最後逆転のチャンスがあったが決めることはできなかった。
    • 女子はもうひとり、カリスマ的存在(らしい。といってもまだ 19 歳)の西村碧莉が決勝に残っていたが、足を傷めていたようで決勝ではトリックを決められず。しかし長く伸ばした金髪と上下真っ白なウェアはめちゃくちゃかっこよく、ストリートのスポーツだなあという感じ。
  • トライアスロン男子、上位集団からひとりまたひとりと脱落していく厳しい展開。ノルウェーのブレンメンフェルトが優勝したがそのあと吐いていた。これほどの選手でもここまで追い込まれるものなのだな。
  • 卓球混合ダブルス決勝戦、いい試合だったー。最初明らかに伊藤が硬くて、全然ポイントも決まらなくて2ゲームあっという間に取られたのを、水谷がどうにか支えながら3ゲーム目を取り返して、そこからだんだん伊藤が調子を上げると同時にゲームの流れも日本に来た。6ゲーム目を取り返したのは中国も流石だったが、最終ゲームはもう手がつけられなかった。金メダルおめでとう。
  • マウンテンバイク男子、ツールでもステージ優勝してたマチュー・ファン・デル・プール(アルペシン・フェニックス)がツールを途中で切り上げてまでこっちに回ってきていたのだが、なんと一周目の岩の下りで目測を誤って前方に一回転する大落車。道の脇に落ちてしばらく立ち上がれず、そのあと復帰はしたらしいが最終的には棄権していた。「下見の時に置かれていたスロープが本番でも置かれていると思い込んでいた」とのこと。気の毒でならない。