黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

東京オリンピック・9日目

  • アーチェリー男子個人、古川は3回戦と準々決勝も連勝して準決勝へ。相手はトルコのガゾズ。ガゾズが2セット連取して 0-4 で迎えた3セット目、古川は一本目に 10 点、ガゾズは一本目で 10 点ラインぎりぎりの9点。二本目は古川9点でガゾズも9点。三本目、古川は 10 点に決めてこのセットを取った……かに見えたが、ガゾズはきっちり集中して 10 点に入れてくる。すると一本目のぎりぎりだった9点が再判定の結果 10 点に変わり、このセットは引き分けになった。これを見たとき、ああやられたかもしれん、と思った。果たして、次のセットこそ古川が取ったが、第5セットはガゾズが 10,10,10 で勝負を決めた。このままガゾズは決勝も勝って金メダリストになった。
    • しかし三位決定戦の古川は安定していた。3-3 になってからの4セット目、5セット目でいずれも 29 点をマークし、湯智鈞(台湾)の 28 点を上回った。見事な戦いぶりだったと思う。
  • 陸上4x400m混合リレー、なんか謎の種目という感じではあるが、存外お祭り感があってよかった。ポーランドが優勝していた。走者順は自由なのだが、「男-女-女-男」と並べるのがセオリーらしく、決勝では全部のチームがその順番を採用していた。予選まで広げてもほぼ例外はなかった。スタートダッシュは男のほうが強いだろうから1走に男を置くのは多分固定になってしまうが、あとはやっぱり先に男を出してリードを奪っても守り切るのは難しいのかな。もしかすると2チーム以上(同じ走者に)男がいるとまた違うかなと思ったりもするのだが、どうなんだろうな。
  • トランポリン男子、日本からは岸大貴と堺亮介が出場。岸が決勝に残って7位入賞を果たした。しかしこの競技は世界との差が微妙ながらなかなか埋まらない印象がある。岸という苗字はもしかして、と思って調べてみたら、やっぱり岸彩乃ロンドン五輪で 14 位)の弟らしい。テレビの解説では三兄弟で全員トランポリンやってるみたいなことを言っていたのでもう一度調べてみると、さらに下に弟がもうひとりいるらしい。
  • サッカー男子準々決勝、対ニュージーランド戦。引いて守る相手に手こずりに手こずって、延長までスコアレスの 0-0。PK 戦でかろうじて谷が二本止めて勝ち上がったが見ていてすっきりしない試合だった。ニュージーランドにしてみれば大健闘だったようで、公式アカウントが「heartbreaking...」とかツイートしてておおっとなった。日本もそこまで言われるようになったのだ。ついてるリプライも概ねいやー頑張ったね惜しかったよ、みたいな感じでなんかよかった。