黄昏通信社跡地処分推進室

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なんとかと鋏

日常で一番よく鋏を使う場面は断然牛乳パックを切り開く瞬間だが、これにはキッチン鋏を使っている。キッチン鋏は食材を切るため刃が比較的厚くて幅も広い。これで切るのに慣れていると、時々その鋏を洗ってたりなんかのタイミングに牛乳パックを切ることになった時に、代理の鋏の切れ味の悪さに驚くことになる。刃が薄くて細く剛性が足りないので牛乳パックに負けてしまうのだ。ということで刃物の切れ味というのは単に刃の鋭さだけでははかれないもんだなということがわかる。こういうことって日常的に刃物で分厚いものや硬いものを切っていたりすればすぐわかるのだろうけど、逆にそういう機会がないと体感しづらいものではあって、そしてまあ、体感しづらいような環境ならあえて知る必要もないのかもしれない。