黄昏通信社跡地処分推進室

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北京オリンピック (5)

  • この日はショートトラック見てた。やっぱり転倒などあった時の判定が難しいし、どう裁いても遺恨が残ってしまうような状況があり得るのはつらいところ。この日は男子1000mの準決勝二試合で両方とも韓国の選手が失格になっていて、なかなかに気の毒ではあった。決勝にハンガリーのLIUさんがふたり残っていたが兄弟とのことだった。もしかして中国の選手が出番を求めてハンガリー帰化したパターンかな、いやでもそこまで中国の選手層分厚いか?……とか思ったが、どうもお父さんが中国人お母さんがハンガリー人とかで普通にハンガリー生まれだった。お兄さんのほうが一位入線だったが妨害で失格、弟のほうが四位入線から繰り上がりで銅メダル。が、ゴールライン上で二位入線だった選手もLIU兄を完全に引き倒していて、翌日にはツイッターとかでちょっと話題になっていた。あれは駄目なような気がするけどな。中国の選手だったのでけっこう後味も悪かった。
  • スキージャンプ混合団体、高梨は一回目で103mの大ジャンプを見せ、今五輪で初めてとも思われる笑顔を見せたが、直後にスーツの規定違反で失格となった。この種目では女子ばかりが五人失格となり、なにか検査の異様さを感じさせたが結局覆ることもなかった。というわけで日本は高梨の一回目が記録なしとなってのべジャンプ七本分の得点しかカウントされなかったが、それでもほかにもそういうチームがたくさんあったこともあって四位まで上がった。しかしあのジャンプがあれば……と思わずにはおれない。ちょっとこの仕打ちはあんまりだと思う。つらすぎる。(検査に対して言っているわけではない。言いたいことがないわけでもないがそういうこともあるだろう。状況的に特定の国が特別不利な扱いを受けたというようなことでもなさそうだともわかっている。ただ、高梨の今回の個人戦の結果の後でこんなことが起きるという巡りあわせがあまりにつらい、と思う。)