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北京オリンピック (8)

  • 男子フィギュアスケートシングルフリープログラム。羽生結弦は果敢に四回転アクセルに挑んだが、転倒。それでも公式記録に「4A」を残した初めての人類となった。なんというか、羽生には常にずば抜けたところに居てほしい、という勝手な思いがあって、今回はスコア的にはそれがかなわないことがショートプログラムで早々と決まってしまったけれど、これがひとつ残せたことは大きかった。そしてこのことが本人にとってもわずかなりとも救いになればいいとも思うのだけど、それは難しいかもしれないとも思う。
    • そして大本命ネイサン・チェンが勝ち、日本勢では鍵山優真が銀メダル、宇野翔磨が銅メダルという層の厚さと世代交代を示すような結果になった(羽生は四位)。フィギュアスケートという競技でずっと世界で通用する選手を出し続けられるというのは本朝の底力ではあると思う。