黄昏通信社跡地処分推進室

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北京オリンピック (17)

  • バイアスロン、男子マススタートの録画をBS1でやってたので見る。これはねえ、すごくよかった。バイアスロンやっぱめちゃくちゃおもしれーわ。あとよほど熱心に見てないとネタバレがないのもいいところ。マススタートには事前のランキング(たぶん)のトップ30までしか出られないので日本人選手の出場もなかったんだけど、にも関わらず夢中で見てしまった。フランスのフィヨン-マイエがここまで出場した五種目全部でメダルを獲得していて、ここでもメダルに届けばパーフェクトという一戦。そして最後の射撃に入るところまで2位だったが、その射撃でまさかの3ミス。最終的には4位だった。金メダルはノルウェーのベー兄弟の弟、ヨハネス・チグネス・ベー。この人も四つ目のメダルとかだったかな。正直、距離のヴァリエイションが大きくなく、ルールもそこまで大きく違わないので、同じ人が複数のメダル取りやすい競技ではあると思う。
  • フィギュアスケートペア。あんまり見たことのない種目だけど、思ったよりはシングルに近いルールで(それはそうだろうとも思う)少し慣れるとすんなり頭に入った。日本のりくりゅうペアこと三浦璃来/木原龍一ペアは大健闘の7位入賞。フリーだけなら5位で、それも一箇所ミスがあってこれだったのでノーミスならあるいはと思わせるようなできだった。実際シンクロ度合いが高くてすごくよかった。優勝は中国の隋文静/韓聰ペア。冒頭のツイストリフトで奇襲めいた四回転を繰り出し、これが成功すると、トリプルサルコウでのダウングレードはあったものの僅差でぎりぎり逃げ切り勝ち。2位から4位のロシヤのペアを抑え切った。基礎点ではロシヤの3ペアいずれにも劣っていたものの、ダウングレードがなければ一番高かったはずで、ツイストリフトもそうだし、デススパイラルもこのペアだけがアウトサイドエッジを使っていた。その上GOEでも少しずつ上回ってトータルではフリー単独でもトップだったのだから、力が上だったということなのだろう。ともあれ普段見ない種目、なかなかに楽しかった。オリンピックのいいところだと思う。