黄昏通信社跡地処分推進室

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キッザーニャ(スペイン語風)

息子はこの日から新潟県某所へ。区のイベントというかサービスで、小学校6年生限定で格安で二泊三日の雪遊びに連れて行ってもらえる、というのがあり、たぶん抽選だろうけど一応と思って申し込んでみたらぜんぜん定員割れで当選していたのだった。児童館で行われる事前活動に二回参加することが必須だったりしてめんどくさくなくもないのだが、しかしこんなにいいイベントが定員割れというのももったいない気がする。起きたときはまだ鼻水がずるずる出て不安だったがそれでも起きだしたらまあまあ元気で、本人も大丈夫というので行かせることにする。ちなみに向こうで熱発すると公共交通機関も使えなくなるので車で迎えに行かなければなりません。ひー。なにもありませんように。出発は区役所前なので区役所まで送る。集合場所では同じ班の子たちと一緒に並ぶのだがそんなに打ち解けた感じもなく、とはいえみんなそうだったのでまあそんなに心配もせず。元気にバスに乗り込んで旅立っていった。帰りはのんびり歩いて帰る。時間も同行者も気にせず知らない道を歩く機会もありそうでないもので、けっこう楽しかった。

午後は娘にもアクティビティがないと、ということでキッザニア東京へ。予約の都合で第二部(16:00-21:00)になり、いつも通りに新橋からゆりかもめを乗りとおす。娘は息子に依頼された通りデジカメで甲斐甲斐しく先頭車窓からの駅間動画を撮っていて、いいやつだな……!となった。豊洲に着くちょっと前から雨が降り出す。たぶん15:40ぐらいに着いたが、整理券組がまじで長蛇の列で、開場時間になってもなかなか入れない。あとからあとから目の前を通り過ぎていくひとびとを見て、これは今日はもうだめかもしれん、不人気アトラクションをのろのろめぐって終わりかも……と不吉なことを思ってしまったのだが、ふたを開けてみればぜんぜんそんなことはなく、むしろ過去の記憶よりはかなり効率よくめぐれて楽しかった。クライミング、地下鉄車両整備、運転免許取得、フライトアテンダント、サッカー練習、ステージマジック、ぐらいだったかな。よかったのはフライトアテンダントで、子供が仕事に従事する時親はその便の乗客として客室(ANAのアトラクションなので本物の飛行機の座席が使われている)に入ることができる。それで特等席で子供の活躍を見たり写真を撮ったりできるって寸法。で、前来たときはこのANAのアトラクションってパイロットもフライトアテンダントもほぼ瞬殺ぐらいの人気だった記憶があるんだけど、今回は途中で、それもさして待たずに入れたので、なんかやっぱりはやりすたりがあったりするのかな。
長い待ち時間ができたらそこで晩ごはんを食べてしまおうと思っていたのだけど、上記の通り効率よく巡れて、この合間にも銀行に行ったりアルバイトをしたりして空き時間は少なく、短い待ち時間にポテトとシェイクをおなかに入れるのが精いっぱいで、夕食をとらないまま当地をあとにすることになった。それでも娘は大きく機嫌を損ねることもなく近所のスーパーに寄って晩ごはんを買って帰って食べるところまで頑張ったので、成長した!と思った。キッザニアの中でも素早く動けるようになったし、決断が早くなったし、思い通りにいかなくても切り替えられるようになったし、と成長を実感したところは多く、いつまでもちいさい子のように思っているけど着実に大きくなっているのだなと思う。