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あの頃みたいに、インターネットに書き続けよう - 週刊はてなブログ
https://blog.hatenablog.com/entry/2022/06/13/180000

なんだろうな。日記をつづる楽しさも、人の日記を読む楽しさも、本質的には変わっていないし失われていないと思うんだけど。もっとすきま時間に細切れに書いたりやりとりしたりするスタイルのほうがスマホには適合しているし、そういうところで日常的にアウトプットしていると、パソコンに向き合って少し時間をかけて書くみたいなことはまあやらなくなっていくよな。
なんでもない人がなんでもないことをまとまった分量で書き綴るって素晴らしいことだと思うし、それを読むことができたってのも素晴らしかったと思うけど、あんなふうには戻らないだろうというのもわかる。あえてこれを選ぶ人がいるのももちろんとてもいいことではあって、それはそれで大事にしたい文化だとも思う。

しかしまあ、自分自身は片隅の片隅にいる、という感覚はあるかな。誰も見に来ないブログってのはうちみたいなのを言うんだ。更新ペースもめちゃくちゃだし、最近なんて日記の日付と書かれてる出来事の日付も合ってなかったりする。それでも書いてるのって、本当にどうしてなんだろう。少なくとも過去の積み重ねがなければ今から新しくこれを始めることはあり得ないだろう。とするとその積み重ね自体が本質なのか。まあ、そうだろうな。そこに一枚またエントリを載せる。一枚、一枚、薄い薄いエントリだけど、18年積み上げて、こんな分厚さになった。これを全部読んだ奴はおれ以外にいないんじゃないか。そして、これを全部読めば、おれがどんなやつか流石にけっこうわかるんじゃないか。

この記事のはてブを見たら、いいこと言うじゃんはてなみたいな意見が多かった一方で、「そうは言ってるけどはてなの機能あの頃より後退してるじゃん」的な意見もいくつか見られてにやりとしてしまった。はてなユーザーたるものかくあるべしという感じだ(でも思ったより少なかった)。

自分がいつまで書き続けるかは、ちょっとわからない。もはや見当もつかないというのが正直なところかもしれない。それでもまだしばらくは書くのだろうという感覚はある。あの頃みたいにとは到底いかないけれど、それでも、まだ。