黄昏通信社跡地処分推進室

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伊勢・鳥羽(二日目)

朝ごはんは干物と鯛茶漬け(とその他もろもろ)。おいしー。鯛茶漬けいくらでも食えるわー。ということでこの日は海水浴場へ。安楽島海水浴場という、市営の小ぢんまりした海水浴場なのだけど、よく整っていたし、木陰があるのがうれしい。着いた途端にさーっとそこそこ強い雨が降ってきて驚くが、すぐに止んでくれて助かった。スリコのボートに空気を入れて浮かべると、息子、娘、姪でうまいこと背中合わせに三人で乗ることができて、三人大いに楽しむ。おお、これほど活躍するとは思わなかったぜ。買ってよかった。んで泳いだり、波打ち際で足を洗わせたり、砂浜を歩いてビーチコーミングしたり。端のほうは磯になっていたので行ってみたが、巻き貝やヒザラガイがたくさんいて、カニとかの姿もあって実によかった。海は生き物がいるのがいいよね。空いてたけど冷静に考えれば平日であり、そりゃ空いてるよねという感じではあった。一度、子供たちのボートが少しだけ深い辺りで転覆してしまい、みんなライフジャケットを着けていたので浮かぶのは浮かべて、息子と娘はすぐにボートに戻れたのだけど、姪だけが少し離れてしまった。なんとかなるやろと思ってぱっと泳ぎ出して、姪をつかんで引き戻してボートにつかまらせたのだが、その地点ではおれも足が底に着かず、おれはライフジャケットを着ていなかったので普通に考えて危なかった。気をつけねば。という感じでひとしきり遊んでからお昼ごはんへ。揚げ物と刺身の合い盛り定食的なのをいただく。刺身のひときれがでかすぎる。子供の分は「小さく切って」くれたのだが、当方の基準としてはそっちのサイズが普通だった。あと、エビフライが開いてから揚げてあってアジフライみたいだった。味は文句なしにおいしかった。午後は鳥羽水族館へ。ここはあほみたいに広く、いつも見切れないのだが、まあ全部見ようとか考えずにうろうろしてみる。ちょうどセイウチのショーをやっていて、せっかくだからと思って見てみたのだけどこれはかなりよかった。「キバがあるのはセイウチだけ」「歯はあるけど食べものはほとんど丸呑み」「息を吹くことができる(これができない動物は多く、たとえば犬や猫でもできないとのこと)」「寿命は40年ぐらい」「体重は個体差あるけど500kg~1000kgぐらい」など様々な知識を得る。この日登場したのはつららちゃん(メス、13歳)。濡れているときの毛の感触は「濡れたじゅうたんみたい」だそうな。あとはスナメリとか、なぜか居たショウジョウトキ(だったかな? 南米原産の小型のトキ)とかが可愛かったかな。というわけでさんざん堪能して宿に戻る。例によって風呂に入ってから晩ごはん。前菜、伊勢海老スープパイ焼き(つぼ焼きキノコみたいな感じ)、栄螺と鮑のお造り(めちゃくちゃ旨かった)、射込み茄子、伊勢海老雲丹焼き(そんな組み合わせありなのかよ)、松阪牛のあんかけ、松茸御飯、そして最後にチョコチーズケーキとメロン。この日もなにもかもおいしかった。姪と娘は途中で力尽きて寝てしまい、部屋まで運ぶのにちょっと苦労した。