黄昏通信社跡地処分推進室

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熱海(初日)

チームN、ひさびさの夏合宿。コテージでBBQというこれまでのパターンから、今回はホテル泊まりに切り替えた。足も電車(N家は車)。繰り返すが、変化である。堕落ではない。熱海に行くにはこだまが一番速い。最初は指定席を取ろうかと考えていたが、冷静に考えると盆も過ぎているし平日である。たぶん自由席でも大丈夫だろう。最悪ばらばらでも座って行くことは可能なはず、と高をくくって行ったが大正解、こだまはがらがらであった。朝ごはんを買って食べながら隣のIくんとしゃべっていたら45分はあっという間に過ぎて熱海に到着。コインロッカーに荷物を放り込んでMOA美術館へ。バスは熱海駅を出て少し行くと猛然と山道を登り始め、さらに途中ではバス停まであってはらはらする。坂道発進! だがさすが熟練のプロ、一ミリたりともバックすることなくバスはすーっと発進した。拍手したいぐらいだった。MOA美術館はバス停側から入ると延々とエスカレーターを登らされる。しかしその時点でもうちょっとわくわくする感じだ。隣には世界救世教本部というのが建っているのでたぶんここの人が作った美術館なのだろう。東京で言えば東京富士美術館みたいなものなんだと思う。富士美術館行ったことないけど。今回は『びじゅチューン』でおなじみの井上涼展だったのだが、これはなかなかよかった。その道の達人に指導を受けながら金箔作ったり蒔絵やったりしてる様を動画で公開してるのだが、楽しそうだし普通にためになる。最後の方の部屋でのアニメーションもよかった。しかしとりわけ素晴らしかったのはこの美術館そのもので、海までが臨める立地を目いっぱい活かしたどでかい窓のあるホールが最高によかった。ポーラ美術館に対して感じるのと似た感じで、ただいるだけで気持ちいい。あとめちゃくちゃいいガラス使ってるらしくて、反射率が極めて低くてほとんど存在を感じさせない。二回ほど素で頭をぶつけた。ともあれとてもよかった。で、正午前にやや強引に切り上げて敷地内の蕎麦屋さんへ。なぜか戸隠そばだったがおいしくてもりもり喰った。んで駅へ戻り、宿のバスでホテルへ。チェックインには少し早かったのでゲームコーナーを冷やかしたりなどしてから部屋へ。ごはんの前までだべりながらごろごろする。晩ごはんはビュッフェで、別注文でサーロインステーキをつけてがっつりいただく。いろいろ食べたけどなんだかんだ海産物がおいしかった。またしても甘えびをばりばり食べてしまった。食事の後は外に出て海岸を散歩。サンビーチまで行くと花火をしてる若者がたくさんいて、明日は花火をやろうということになる。途中買い出しをして宿に戻り、風呂に入ってから男子部屋に集合してだら飲み。合宿も三年ぶりで、みんなで集まれてしゃべれるだけで楽しい。