Los Angeles Chargers (1-1) @ Kansas City Chiefs (2-0)
サーズデイナイトフットボール。
結果的には3点差なんだがその前は10点差だったのでまあ接戦というほどではなく……というところではありつつ、しかしチャージャーズファンとしてひとこと恨み言を言わせていただけるならば、後半のチーフスの最初の攻撃、マホームズからのパスをサミュエルがインターセプトし損ねたところ。ルーリング・オン・ザ・フィールドはインターセプトで、実際空中でサミュエルは完全にボールを両手で掴んでいて、あとは地面に落ちるだけだった。そこで腹の方にボールを抱え込みながら着地して、その時にボールが動いてしまったんだけど、とはいえほんのちょっとだったし、もちろんこぼしたわけでもなし、あれがインコンプリートになるのはちょっと辛すぎるでしょうよと。そのドライブでタッチダウンまで行ったので、7点もしくは10点近くに相当する判定だった。うーん。そして4Qにハーバートが99ヤードのインターセプトリターンタッチダウンを喰らって負け。最後のドライブでハーバートは4thダウンからパス二本決めてタッチダウンにしたんだけど、いいから2ndダウンぐらいでそれ決めてくれ。まあでも個人的にはこういうところも含めてすっかりハーバートのファンでもあるので、たぶん引退するまで応援するんじゃないかと思う。前任者みたいに最後までスーパーボウル行けなかったりすんのかなー。
最終スコア：LAC 24-27 KC
Tampa Bay Buccaneers (2-0) @ New Orleans Saints (1-1)
同地区対決。
ブレイディはバッカニアーズに来てからセインツにレギュラーシーズンでは四連敗で、とはいえプレイオフではブリーズの最後の試合で負かしたりもしてるんだけど、この日もロースコアのゲームで肝心なところでパスが通らなかったりでフラストレイションをあらわにしていて、ハーフタイムのちょっと前にはヘルメットを地面に投げつけたりして相当な荒れ具合。セインツにとっては願ったりの展開だったんだけど、残念ながらジェイミス・蟹・ウィンストンがそのチャンスを活かし切れず。敵陣20ヤードまで行ってからのイングラムのファンブルの後、3ドライブ連続でインターセプトを喫してしまう（その間投じたパスは6本）。さすがにいいかげんにせえよという大自滅で無事死亡となった。
バッカニアーズは二連勝。この日のブレイディははっきり言ってよくなかった。まあ、シーズン序盤にこういう試合が挟まることはペイトリオッツ時代からまあまあよくあったのだけど。
最終スコア：TB 20-10 NO
New England Patriots (1-1) @ Pittsburgh Steelers (1-1)
見てません。ペイトリオッツが終始先行して勝ち。スティーラーズはT.J.ワットを失いパスラッシュが迫力を欠いた、とのこと。
最終スコア：NE 17-14 PIT
Atlanta Falcons (0-2) @ Los Angeles Rams (1-1)
見てません。ラムズが3-28と大量リードからどんどん点差を詰められ、最後はインテンショナル・セイフティまでして時間をつぶしてようよう逃げ切り勝ち。これは面白かっただろうな。マリオタもスタどんもインターセプト2本ずつ。内容としては凡戦と言われるやつだろうけど、だいたい面白いよねこういうのは。
最終スコア：ATL 27-31 LAR
Cincinatti Bengals (0-2) @ Dallas Cowboys (1-1)
今季のベンガルズを見ていて驚くのは、バロウが来て以来オフェンスラインがだめなのはわかっていて、昨年はそれでもスーパーボウルまで行って、これでオフェンスラインがよくなれば……！っておれみたいなのまで思ってるのに、別に特によくなってないこと。開幕二試合で被サック13である。この日も苦心惨憺、なんとか敵陣まで入ってもサックとかフォルススタートとかで止まってFG、パント、てシーンが多くてかわいそうすぎた。それでも4Qに同点に追いついたけど、最後は力尽きて負け。どうにかなんのかなこれ。
カウボーイズはクーパー・ラッシュが投げて、まあ落ち着いたもんでなかなかよかった。プレスコットわりと怪我するからラッシュは先発回数もけっこう多いんだよね。
最終スコア：CIN 17-20 DAL
Chicago Bears (1-1) @ Green Bay Packers (1-1)
サンデーナイトフットボール。
今週は目を覚ましたロヂャーズがタッチダウンパス二本決めて、ランもジョーンズとAJディロンで196ヤードとか走って蹂躙。先週の結果知ってるベアーズファンは「なんでだよ！！」って思ったことであろう。フィールズは7/11で被サック3。
最終スコア：CHI 10-27 GB
Minnesota Vikings (1-1) @ Philadelphia Eagles (2-0)
マンデーナイトフットボール。
ひどい試合だった。前半はディフェンスがずるずるでタッチダウン3本とFG1本決められて7-24。後半はカズンズがゴール前でインターセプト喰らう→返しのドライブでFG蹴られたけどブロックしてリターンで敵陣へ→カズンズがインターセプト喰らう、という芸術的なターンオーバーラッシュ。点取りたくねえのか、と言いたくなるような。でもまあそういう日はあるわけですよ。ここまではしょうがなかったと思う。しかし最後のインターセプトはいただけない。まあ残り7分強、3ポゼッション差ではあったのだけど、9ヤード地点での3rd&Goal、プレッシャーがかかったところで無理やりエンドゾーンへ投げたボール、あまりにも投げやりではなかったか。3ポゼッションとはいえビハインドは17点だったのだ。投げ捨てられずとも、サックであってもFG圏内に充分残れたと思うし、7分で14点ならぎりぎりワンチャンあったと思うんだよ。うーーん。
あとはプレイコール的にランが少なすぎた。ラッシュのリーダーがカズンズ（2-20）というのはなんぼなんでも。
イーグルズはジェイレン・ハーツがよかった。26/31-333ydsだってさ。これで二連勝。
最終スコア：MIN 7-24 PHI
Other Games
MIA(2-0) 42-38 BAL(1-1)：マイアミがどちゃくそ逆転勝ち。3Q終わりで21点ビハインドから四連続タッチダウン。75, 59, 64, 68ヤードと全部それなりにドライブしてるのも面白い。プレイ数でいうと7, 5, 3, 6だったらしいのでレイヴンズのディフェンスが崩壊したんかな。こんなこともあるんだねえ。タンゴヴァイロア、469ヤードとのこと。
NYJ(1-1) 31-30 CLE(1-1)：ジェッツが大逆転勝ち。こちらはツーミニッツに入るタイミングでブラウンズがタッチダウンを決めて30-17としながら、PATが外れたのがケチのつきはじめ。ジェッツは返しのドライブたった二本のパスでタッチダウン、PATも決め、オンサイドキックを成功させ、その次のドライブもタッチダウンを決めて逆転した。いやはや。別に勝ちたいシーズンでもないだろうけど、すごい勝ち方。
WAS(1-1) 27-36 DET(1-1)：ライオンズが初日。前半0-22からだいぶ詰められてそれでもまあ危ないってほどでもなかったようだ。ウェンツはスタッツだけ見るとまともだが前半の成績がほんと終わってて、1stダウンたぶん二回しか取れてない。よく立て直したとは言えるかもしれない。
IND(0-1-1) 0-24 JAX(1-1)：完封！ ジャグァーズやるじゃねえの。ローレンスもそろそろ見たいんだけどさすがになかなかやってくれねえんだよな。全国放送にも出てこないし。
CAR(0-2) 16-19 NYG(2-0)：ジャイアンツ開幕二連勝。六年ぶりとのこと。なんとか勝ったという感じだが……。パンサーズはベイカーちゃんが14/29と五割切ってて、それだとさすがにきついかな。
SEA(1-1) 7-27 SF(1-1)：いやあ、、フォーティナイナーズ、トレイ・ランスが1Q早々に右足首を骨折、なんとシーズンエンドの大怪我。で、出てきたのは我らがジミー・Ｇことガロッッポロ。昨オフ本来であれば放出されていたところ、肩の手術を受けたこともありトレードがまとまらず残留し、年俸を抑えた契約を結んでバックアップとしてチームに残っていた。今季はチームメイトとの練習もほぼやらず、サイドフィールドでの練習だけだったとのことだが*1、いざ出てきたらこの通り勝っちゃうんである。ともあれ今年もはからずもガロッポロで行くことになりそうだ。
HOU(0-1-1) 9-16 DEN(1-1)：
ARI(1-1) 29-23 LV(0-2)：
TEN(0-2) 7-41 BUF(2-0)：これもうひとつのマンデーナイトフットボールだった。たぶん一部重なる時間帯でやっていて、最初のうちは接戦だったけどだんだん一方的になっていってすごかった。ビルズ、強えーな。アレンはタッチダウンパス4本決めたとのこと。最後はケイス（・キーナム）が投げてたらしい。ケイス、ビルズにいたのか。
Week 2にして二連勝のチームはわずかに4つになった。チーフス、ドルフィンズ、ジャイアンツ、ビルズ。間のふたつは意外としか言いようがなくて面白い。そしてWeek 3ではドルフィンズとビルズの直接対決！
