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NFL 2022 -- Week 5

Indianapolis Colts (2-2-1) @ Denver Broncos (2-3)

これ途中まで見てすげえ地味な試合だなと思ってたけど最後まで地味なままだったらしい。両チームともタッチダウン決まらず、あまっさえオーヴァータイム。
ところで今季からサーズデイナイトフットボールは米国ではアマプラで独占配信されてるらしいんだけど(アマプラでの配信自体は少なくとも日本では三年前ぐらいからやってる)、BCS先生によると視聴者数は好調で、しかも若年層(18歳~34歳)でかなりいい数字をたたき出しているんだそうで、けっこう驚きをもって迎えられているとか。詳しくはこちら。→http://drbcs.dreamlog.jp/archives/52115834.html

コルツがライアンでいまいちなのはまあこんなもんかなと思うけど、それなりに大枚はたいて連れてきたウィルソンがいまいちなブロンコズはどうなんよという感じはあるかな。守備はわりとよくやっているだけになおさら。

最終スコア:IND 12-[OT]-9 DEN

New York Giants (4-1) @ Green Bay Packers (3-2)

ロンドンゲームその2@これもトッテナム・ホットスパー・スタジアム。パッカーズはこの試合の前まではNFL32チーム中唯一海外で試合したことなかったそうで、これが初海外となった。
しかし試合は意外にも(と言ってよかろう)ジャイアンツが逆転勝ち。それも一時は14点離されたのを、後半一気にひっくり返している。まあパッカーズに油断はあったかなとも思うところだが、勝ち方自体はいいのではないかな。

最終スコア:NYG 27-22 GB

Pittsburgh Steelers (1-4) @ Buffalo Bills (4-1)

見てません。
引き続きスティーラーズが冴えない。もうピケットで行くことにしたようでこの日もピケットが投げ、34/52-327yds-0TD-1INT。おつかれさまです!! そしてディフェンスもアレンにぼこぼこにされて38失点。まあいよいよ本格的に再建期ということになりそう。

最終スコア:PIT 3-38 BUF

Atlanta Falcons (2-3) @ Tampa Bay Buccaneers (3-2)

見てません。
バッカニアーズが逃げ切り。最後4QにファルコンズDEのグレイディ・ジャレットがブレイディをサックしたプレイがラフィング・ザ・パサーと判定され、少し物議をかもしたっぽい。0-21からファルコンズが4Qだけでタッチダウンを二本挙げて15-21と追い上げ、残り3:30の3rd&5、もしサックが決まっていればパントとなってファルコンズは逆転を目指すドライブを始めることができていた。まあむずかしいところではある。

最終スコア:ATL 15-21 TB

Philadelphia Eagles (5-0) @ Arizona Cardinals (2-3)

イーグルズが五連勝。前半途中までは14-0のリードで一方的になりそうなムードもあったが、そこからカーディナルズが盛り返して面白くなった。後半イーグルズはFG二本の6点しか取れず、カーディナルズは残り22秒で43ヤードの同点FGを蹴るところまで行ったが、これが決まらず試合終了。カーディナルズが勝てば面白かったが。

最終スコア:PHI 20-17 ARI

Dallas Cowboys (4-1) @ Los Angeles Rams (2-3)

見てません。
え、ダラス強くない? まじで? という感じ。ラムズに勝ってしまったとは。まあラムズここまで2-2だし、明らかに昨季のスーパーボウルを勝つために先々のリソースも全喰いしてた状態ではあるけどそうは言ってもディフェンディングチャンピョンなわけで。クーパー・ラッシュが今季先発四連勝。これはさすがに笑いが止まらない。プレスコットはボールを握れるようになったとのことで、むしろ復帰を焦らなくてもいいのはありがたいのかもしれない。ラッシュの成績が落ちてくれば回復を名目にプレスコットを先発に戻せばいいわけだから。

最終スコア:DAL 22-10 LAR

Cincinatti Bengals (2-3) @ Baltimore Ravens (3-2)

サンデーナイトフットボール
前半は0-10とレイヴンズがリードしてからベンガルズが10-10の同点に追いついて折り返し。後半はレイヴンズがいきなりギャンブルに失敗するが、ベンガルズは直後にバロウがインターセプトを喫してお返し。で、レイヴンズは40ヤード地点の4th&3からFGを狙い、これをタッカーが決めて10-13とする。その次の攻撃ではベンガルズは2ヤード地点の1st&Goalまで行くも、最後はギャンブル失敗で無得点。返しの攻撃、自陣2ヤードからレイヴンズは延々とドライブを続けるも、あと3ヤードのところで止まり、我慢のフィールドゴールで10-16。これだとタッチダウン一本で逆転されてしまうし、実際返しのドライブでそうなったのだが、しかしその時点でタイムアウトを全部残して残り1:58。逆転FGへおあつらえ向きのシチュエイションを作って、実際にその通りにしてみせた。ベンガルズはギャンブル失敗が悔やまれ、一方レイヴンズは前半頭のギャンブル失敗で消極的になった結果が3点差から6点差にしただけのFGだったと思われるが、結果的にはうまくはまった。この辺のことはおそらく個別の試合だけ見ててもぜんぜんわからなくて、統計的なデータを持ちださないと議論としては意味がないんだろうなとは思う。

最終スコア:CIN 17-19 BAL

Las Vegas Raiders (1-4) @ Kansas City Chiefs (4-1)

マンデーナイトフットボール。もう少しちゃんと見ればよかった……。
結果から言えばチーフスが逆転勝ち。ただ、前半はレイダーズが一瞬17-0にした瞬間もあって、実際勝機は充分あった試合だと思うのだけど、そこはチーフス。前半のうちにビハインドを10点まで詰め、後半開始からタッチダウンを三連続で奪って逆転した。ちょっと綾があったのは、23-24からチーフスがタッチダウンを奪い(その時点で23-30)、ツーポイントに行って失敗したところと、その返しにレイダーズがタッチダウンを返して(29-30)、ツーポイントに行って失敗したところ。前者は確かに決めれば9点差、2ポゼッションになってだいたい勝てるっしょみたいな感じになるんだけど、8点差でも1ポゼッションとはいえ2ポイントの成功率は50%ぐらいだからタッチダウン返されてもなお50%勝ちなんだよね。後者は同点にしても残り時間と相手を考えれば勝率が50%は行かないだろうから、選択としてはあり。たまたま決まらなかっただけ。結果的に悔やまれるのはこのあとディフェンスが頑張ってもう一度ボールを持ってきてくれたことで、これだったら同点にしておけばというところはあったが、まあそれも含めて仕方ない。
ともあれレイダーズが同地区の意地を見せて面白くなった試合だった。まあ、負けたのだが。

最終スコア:LV 29-30 KC

Other Games

LAC(3-2) 30-28 CLE(2-3):これけっこうめちゃくちゃな勝ち方だったようで、4Qにはエンドゾーンでのインターセプトがあったり、残り1:13の2点リード自陣46ヤードで4th&1をギャンブル失敗したり、まあ勝ったからよかったようなもんだが負けてたらひどかったな。ともあれ3-2とひとつ勝ち越し。ブラウンズはブリセットが意外とやってるんだけど、実に半端なシーズンになりそう。
HOU(1-3-1) 13-6 JAX(2-3)
CHI(2-3) 22-29 MIN(4-1)ヴァイキングズ勝って単独地区首位。なんかすっきりしない勝ち方が多いが勝ちは勝ち。このまま行けるか。
DET(1-4) 0-29 NE(2-3):なんだこれ。得点だけが取り柄だったライオンズが完封負けで、ディフェンスはお値段そのままの大量失点。にっちもさっちも行かなくなって来たゾ。ペイトリオッツは先週リリーフ下ベイリー・ザップ(ズッペ?)がそのまま先発、初タッチダウンと初勝利を記録。いいね!
SEA(2-3) 32-39 NO(2-3):テイサム・ヒル、やっぱ面白すぎるなー。この日はタッチダウンランを3本含む112ヤード走り、タッチダウンパスも1本決め、あげくにKRまでやってた。先発してほとんどのパスを投げたのはドルトンなのだが、完全にヒルの試合。チーム側も割り切って使いこなしてるのが面白い。
MIA(3-2) 17-40 NYJ(3-2)ドルフィンズ、こんどはブリッジウォーターが最初のドライブでヒットされて負傷退場。ひどいシーズンになってきたな。ジェッツは17-19の4Qにタッチダウン三本追加して圧勝。まさかの勝ち越し。
TEN(3-2) 21-17 WAS(1-4)タイタンズ、デイヴィッド・ロング・ジュニアの残り6秒のインターセプトで逃げ切り勝ち。自陣1ヤード地点だったのでまさにあとがなかった。これで三連勝して勝ち越し。コマンダーズは四連敗。
SF(3-2) 37-15 CAR(1-4):公式のrecapによるとパンサーズは昨オフデショーン・ワトソンを獲れず、メイフィールドかガロッポロかの選択でメイフィールドを選んだ、という経緯があったそうだが、ここまでは見事に裏目に出ているしこの日もやられた。