黄昏通信社跡地処分推進室

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『においが心を動かす ヒトは嗅覚の動物である』 A・S・バーウィッチ著/大田直子訳 河出書房新社,2021-07-21

嗅覚についての本。おれは自分の感覚にわりと興味があるのでこの手の本好きなんだが、しかしそんなおれでもこの本はなかなかしんどかった。とにかくもどかしい。
五感については視覚についての研究が一番進んでいるようで、つぎに聴覚、だいぶ離れて味覚、そこからも置いて行かれて嗅覚という感じらしい(この手の話する時触覚が抜けがちだが実際のところどうなのだろう。ちょっとまたほかの四つと違うところも大きそうなのだが)。古代ギリシャの昔から嗅覚に言及する哲学者は少なく、それ以後もずっと軽視されてきた。五感のうちどれかひとつを永遠に失うとしたらなにを選ぶ、と聞かれたら嗅覚と答える人は多いんじゃないだろうか。実際おれもそう答えそうな気がする。
で、嗅覚だが、これが実に厄介な感覚で、調べるのも理解するのも難しい。そもそも実験をするときに意図した匂いを作り出すのが難しいし、被実験者がなにを感じたかを調べるのも難しい。解剖学的アプローチはできるが、それでもわかることはわずかだ。
それでも少しずつわかってきたことはある。鼻の奥にある受容体は実に様々な物質に反応するが、味覚のように基本の感覚がいくつかあってそれを足しあわせてにおいが形作られるというものではないことはすでにわかっている。他方で、物質と受容体が一対一で対応しているわけでもない(これはまあ直感的にわかる)。いくつかの受容体がひとつの物質に反応する。たいていの場合においはいくつかの物質の混合体からかもしだされる。だから複数の物質がそれぞれ複数の受容体を刺激し、その総和的なものがにおいとして脳に認知される。なので、総和が似たようなものになればそれぞれの構成要素は元の物質と違っても似たようなにおいとして認識される(場合もある)。有名なものに、生ごみのにおいにあとふたつなんだったかのにおいを足すと脳はポテトチップのにおいだと思う、というのがあるらしい。これはにおいのシステムをハックできた数少ない例だ。
外の物質を鼻で嗅いだ時に感じるにおいである「オルソネーザル」と、口の中に入れたものから感じるにおいである「レトロネーザル」は必ずしも一致しない、ということもわかっている。著者がその例を説明する時に「コーヒーは香り高いけど口に入れるとひどい味がするのはこのためだ」みたいなことを書いていて笑ってしまったのだが、においの研究者でもコーヒー嫌いな人はいるんだなと思うとちょっと面白い。
わかっているけど説明がつかないことも多い。同じ物質でも濃度が違うと別のにおいとして認識されることがしばしばあるのもそのひとつだ。ある物質は、濃度が低いぶんには木のにおいや果物のにおいとして認識されるが、濃度が高くなると非常に不快なにおいに感じられる。このにおいには遺伝的に感度が低い人や全くない人もいるが、そういう人でも特定の刺激をすると感受性を誘発させられることがわかっている。するとどうなるか。最初のうちは木のにおいや果物のにおいを感じる。ところが、慣れてくるとだんだん不快なにおいを感じるようになるのだという。この実験をした人は「この結果からわかることよりも、生じる疑問のほうが多い。」と率直に書いていたらしいけれど、研究者でも困惑していることがよく伝わってくる。
人間の嗅覚も、思っているよりは強いらしい。特に、ふたつのにおいが同じかどうかを判別する能力はかなりいいところまでいくのだそうだ。だが、それが何のにおいであるかを認識するのは相当へたらしい。自分の家の冷蔵庫に入っている食材を、だれか自分以外の人にランダムに出してもらって匂いだけでなにかを当てる、というテストをすると、びっくりするほど当てられないという。冷蔵庫の中味は全部知っているもののはずなのに。「ああ、あれだよ、あのにおい」という感覚と、実際のものを結びつけることが人間は苦手ということのようだ。ソムリエや調香師はその言語化の感覚というところを集中的に鍛えているが、それぞれ別の言語化のメソッドを持っているため、おたがいではその話は通じづらいらしい。
とまあそんな感じでまだまだ分からないことも多いが、それでも少しずつは前進しているようだ。そこそこ先端に近いっぽいあたりの様子が知れたのはよかった。おれが生きている間に、電気信号だけでにおいを感じさせることができるようになるだろうか。

敬老の日(当日)

今度は実家へ。この日は天気が良かった。こちらにも花を持っていく。息子が選んで、黄色い花が中心になった。なかなかいいのを持って行けたと思う。コーラとかクッキーとかいただき、姉一家も来たり弟がいたりでにぎやかに。この分だと正月ぐらいはまた集まれるかな。
息子の背が伸びたというので母が驚いていた。もう 140cm 以上あるからな。おれの中1の頃よりすでに高い。人並みぐらいの背丈にはなるだろうか。

FEH

英雄祭を引ける期間が今日までで終了。最後に手持ちのオーブ分ぶん回してみたけどはずれ。
無料ガチャでコンスタンツェを引く。赤の魔導書で兵種が飛行。飛行の魔法使いは手持ちにいないので役に立ちそう。
闘技場で積極策を展開していたらフィヨルムが死んでしまった。敵のアスベルに追撃されたので二回ぐらい死んでた(HP の倍以上のダメージを受けていた)と思う。マルスが奇数ターンと偶数ターンで足の速さ違うの気づいてなくて、必要以上に下がりながら守ってたら逃げ場所がなくなってしまった。悲惨。
護れ英雄最前線、大楯使ってみた。思ったより稼げるな。一日一回か二回しか援軍送らないプレイスタイルだとあんまり使いどころとか考えずに倍率がハネてるところ見たらブッパでよさそう。

NFL 2021 -- Week 2

なんか NFL JAPAN のテレビ放送予定のページが二週連続で一試合抜けてたんだけど、どっちもジャグァーズの試合でこれは流石に陰謀を疑う。いや偶然だろうけども。

New York Giants (0-2) @ Washington Football Team (1-1)

ワシントンはフィッツパトリックが先週の試合中に股関節の亜脱臼で離脱。その試合でリリーフしたテイラー・ハイニキーが今日も先発となった。昨年のプレイオフでいきなり登場して名をあげたが、レギュラーシーズンの先発は三年前のパンサーズ時代に一試合あるだけで、これがキャリア二回目とのこと。
試合は一進一退の攻防で、ダニエル・ジョーンズがラマージャクソンかっつうぐらいよく走ってドライブを続けたのに対してハイニキーもよくパスを決めて対抗。前半はタッチダウンを二本決めたワシントンが 10-14 とリードして折り返す。後半はキック合戦になって、逆転したジャイアンツは K ガノが 52 ヤード、55 ヤードと続けて決めて 26-20 とリードを広げる。しかしその次のドライブ、ハイニキーが右サイドライン際のマキシックへ絶妙なパスを決めて 56 ヤードゲインすると、その次のプレイで右隅のシールズ-ジョーンズにこれまたここしかないというパスを通して逆転タッチダウン。 26-27 と再びリードする。
ジャイアンツの次の攻撃をパントに終わらせ、勝利に近づいたかに見えたワシントンだったが、返しのドライブでハイニキーが痛恨のインターセプト。しかしなんとか FG にとどめ、29-27 とされながらも 2:00 残して逆転のドライブへ向かう。ハイニキーはなんとかこのドライブを続け、30 ヤード地点まで行ってボールをスパイク、試合を K ホプキンズに託す。ホプキンズの蹴ったボールは、しかしわずかに左へ切れていった。
……と思いきや、なんとジャイアンツにオフサイド。これはまったくしなくていい反則だった。5ヤード進んでホプキンズが蹴り直したボールは、まっすぐゴールを通過していった。
ワシントンはこれで初日が出て、ハイニキーは嬉しい初めての先発勝利。ジャイアンツはほとんどものにしていた勝利を不意にしてしまった。

最終スコア:NYG 29-30 WAS

Denver Broncos (2-0) @ Jacksonville Jaguars (0-2)

あんまりちゃんと見てません。
ジャグァーズの鳴り物入りルーキーであるところのトレヴァー・ローレンス、Week 1 も 3TD-3INT と荒れた数字だったが、この日も 14/33-118yds-1TD-2INT とかなり厳しい数字だった。前半はまだやれてたと思うのだが、後半はあまり前進できずインターセプト二本とかなり印象が悪い。前半は K ランボーが 52 ヤード、48 ヤードと簡単ではないながらも二本の FG を決め損ねてリードを許したこともあり、どうもよくない。
ブロンコズはテディ・ブリッジオーヴァートラブルドウォーターが前週に続いて好調。328 ヤード投げてタッチダウン二本。どこへ行ってもそこそこやるが、今年もいい仕事をしそうだ。ついていないのは一年契約なことと、次のオフにエルウェイ GM がアーロン・ロジャーズの獲得を目指しているといううわさがあること。
ジャグァーズは後半キックオフリターンタッチダウンが一本あって、それはよかった。なにか戦術的なブロッキングとそれを活かしたリターンの組み合わせで、ちょっと見たことのないようなプレイだった。

最終スコア:DEN 27-13 JAX

San Francisco 49ers (2-0) @ Philadelphia Eagles (1-1)

見てません。
フォーティナイナーズがロースコアゲームを制する。ガロッポロッさん、好調です。今年一巡3位でドラフトしたトレイ・ランスは出番なし。これ入れ替えるタイミングが難しくなっちゃうやつだな。でもまあちょっと負けてきたら替えればいいわけだからまあいいのか。
イーグルズの二年目 QB ジェイレン・ハーツは 12/23-190yds、それとは別に 10 回のランで 82 ヤード。その数字だけ見るともう少し点取れててもよさそうだけど FG と TD 一本ずつだけ。フォーティナイナーズのディフェンスが頑張ったってことかな。

最終スコア:SF 17-11 PHI

Atlanta Falcons (0-2) @ Tampa Bay Buccaneers (2-0)

同地区対決。これもあんまりちゃんと見てない。
バッカニアーズが終始先手を引いて、前半だけでタッチダウンを三つ奪って 21-10 で折り返し。後半も先にタッチダウンを奪うが、その後 3Q にタッチダウンを二本続けて返して 28-25 と差を詰める。さすがに同地区相手だけに意地見せてんなと思ったけど残念ながら健闘もここまで。4Q に入ってからバッカニアーズタッチダウンインターセプトリターンタッチダウンを続けて奪ってあっという間に 41-25。ファルコンズは返しの攻撃でギャンブル失敗してほぼ望みをなくすと、最後もう一本インターセプトリターンタッチダウンを喫して止めを刺された。

最終スコア:ATL 25-48 TB

Minnesota Vikings (0-2) @ Arizona Cardinals (2-0)

ヴァイキングズファン――つまりおれを含む――にはフラストレイションの溜まる試合だった。
前半の真ん中ぐらいまでは、よかった。先攻で、オープニングドライブのたった2プレイ目でタッチダウン。カズンズが右サイドの奥でオープンになった K.J.オズボーンを見逃さなかったいいプレイで、パス自体もよかった。同点に追いついた後、すぐに今度はシーレンへのパスで再びリードを奪うと、さらに次の攻撃でジェファーソンへの 14 ヤードをヒットさせて突き放す。ところがここで K ジョセフが PAT を外し、20-7 にとどまった。この1点がこのあと驚くほど大きくヴァイキングズにのしかかってくる。
カーディナルズがここから反撃開始。まずマレーが自ら 12 ヤードを入ってタッチダウンを返すと、ヴァイキングズの攻撃をスリーアンドアウトに切ってとる。そして次の攻撃、マレーがプレッシャーを受けて走って逃げると、がら空きのムーアへロングパス。これが通ってそのままタッチダウンになり、20-21 と逆転した。このプレイはモバイルクウォーターバックの真骨頂という感じではあった。それでもヴァイキングズは残り 1:33 から FG 圏までうまくボールを進め、52 ヤードを K ジョセフが決めて 23-21 と再びリードする。しかし残り 21 秒、カーディナルズがムーアのラン二本で 21 ヤード前進すると、62 ヤードの FG を K プレイターが決めて 23-24。前半ツーミニッツを切ってから三回リードチェンジがあって折り返した。

ヴァイキングズのピック6で後半は始まる。わずか2プレイ目、CB ヴィジルがうまくレシーバーの前に入ってインターセプト。そのままサイドライン際を駆け上がってタッチダウンまで持っていった。だが返しのドライブ、カーディナルズも驚くほどつるつると攻撃を継続して、最後はマレーから A.J.グリーンへのパスが決まって 30-31。どうしても1点リードされてしまう。
カーディナルズは次の攻撃も敵陣まで進むが、マレーがちょっと焦ったかロングパスをインターセプトされて無得点。返しのドライブでヴァイキングズはなんとか敵陣まで進んで、K ジョセフがふたたび 52 ヤードを決めてまた逆転した。33-31。
このあとパント一本ずつを蹴ってから、カーディナルズはまたしても敵陣に攻め入って、今度は 4th&5 をギャンブルして更新する。マレーにプレッシャーがかかってもうだめかというシーンだったが、うまくクリスチャン・カークへ絶妙なパスを通してドライヴが継続。逆にタッチダウンのチャンスだったが、ここはヴァイキングズディフェンスがよくしのいで FG 止まりで、33-34 とまたカーディナルズが一点リードした。
ヴァイキングズの次の攻撃はスリーアンドアウトだったが、返しのカーディナルズの攻撃もスリーアンドアウトに抑え、二分ちょっと残して最後のドライブがヴァイキングズに回ってきた。クックとマティソンのランで敵陣に入ると、3rd&10 をシーレンへの絶妙なパスで更新し、オズボーンへ二本続けて短いパスを通して気がつけば 19 ヤード。時計を回せるだけ回して、最後のタイムアウトをかけた。完璧なウイニングドライブだった。フィールドゴールが決まっていたなら。この日 52 ヤードを二本決めていたジョセフは、37 ヤードを右に外してしまう。そしてタイムアップ。ジョセフが外した PAT の一点が、文字通り最後まで響いてしまった。
しかしヴァイキングズはカバレッジのミスや甘いタックルなどディフェンスの緩さが目立ち、取っても取っても取り返されてかなり苦しい展開を強いられた。それはカーディナルズにもあてはまる話だけども。なかなかこれだとプレイオフとかは厳しいかなと。

  • A.J.グリーンがカーディナルズにいて驚いた。ドルトンと同期で(グリーンは全体4位指名、ドルトンは三巡とかだったはず)、ベンガルズではいつもいつもドルトンが投げてグリーンが捕っていたものだが、昨季とうとうドルトンが放出されてもグリーンはベンガルズに残っていた。だが 16 試合全部出場で 500 ヤード台とピーク時には遠く及ばない数字で、今年移籍となったようだ。この日はレシーヴ3回で 44 ヤードと目覚ましいほどの数字ではなかったが、動きを見ている分にはまだまだやれそうだった。頑張ってほしい。

最終スコア:MIN 33-34 ARI

Kansas City Chiefs (1-1) @ Baltimore Ravens (1-1)

サンデーナイトフットボール。これは面白い試合だったな。
ラマー・ジャクソンがいきなりのピック6を食らうスタート。オフェンスに秀でるチーフス相手に7点献上はきびしい。次の攻撃で7点取り返したが、その返しでもタッチダウンを奪われてしまい、その返しではこの日二本目のインターセプト。うまくいかない。しかしそこからディフェンスがチーフスの攻撃を二回続けてパントにおさえたことでレイヴンズはきっかけをつかみ、その次の攻撃で同点に追いつく。マレーのランがよく出て、9プレイでのタッチダウンだった。この後チーフスがタッチダウン、レイヴンズはフィールドゴールを決めて 21-17 で折り返し。ジャクソンが苦しむのを尻目にマホームズは淡々と得点を積み重ねた印象だった。

後半はじまってからはタッチダウン合戦。まずチーフスがわずか5プレイでマホームズからプリングルズへのタッチダウンパスを決めて 28-17 と突き放す。その返しではレイヴンズがラマー・ジャクソンからマークイス・ブラウンへの 42 ヤードのタッチダウンパスで反撃するも、さらにその返しでマホームズは今度はトラヴィス・ケルシーにタッチダウンパスを通す。ケルシーらしい化け物じみたランアフターキャッチで 46 ヤード。35-24 と、再び2ポゼッションゲームになった。
次の攻撃もパントに終わり、つらい展開だったレイヴンズだが、守備で起死回生のプレイが生まれる。マホームズからケルシーへのパスをヤングがインターセプト。これで得た攻撃で、ラマー・ジャクソンが自ら走り右へ左へステップを切って敵陣に入ると、最後の2ヤードもジャクソンが持って走ってタッチダウン。ツーポイントには失敗したが 35-30 と差を詰める。そしてチーフスの攻撃をパントで終わらせると、いよいよ逆転を目指すドライブを開始した。短いパスと、ラン。そしてジャクソンのスクランブル。ラマー・ジャクソンのスクランブルはほんとうにわくわくする。判断が早いし、俊敏さが他の誰とも違う。どんな RB にもできない走りをこの QB はやってみせるのだ。最後は中央を固めるチーフディフェンスを横目に、がら空きの右サイドのエンドゾーンへ、宙返りで文字通り飛び込んだ。とうとう逆転。ツーポイントに失敗して、35-36 の1点リードでチーフスの最後の攻撃を受ける。
まだ三分以上残っていて、タイムアウトも三つ。マホームズが焦るような状況では全くない。プリングルズへパス、23 ヤード。ケルシーへパス、13 ヤード。もう敵陣だ。もう一丁ケルシーへパス、7ヤード。ここで蹴れば 50 ヤードぐらいだが、もう少し詰めておきたい。時間もまだある。ここいらでランを一回挟んでおこう。エドワーズ-エレアーのラン。だが、ボールをしっかり持てていない。走りながら慌てて持ち直す。そこへオーウェイの手が伸びる。かきだされて地面に落ちたボールを、オーウェイが自らリカバーした。
最後はレイヴンズが時間喰いの攻撃で 4th&1 をギャンブルするというガッッッッッツィイーーーなコールが炸裂して、ジャクソンが自分で走って更新して試合終了。

勝敗は勝負の綾みたいなところだったけど、才能あふれる QB 同士の対戦でめっちゃ面白かった。毎年対戦するとは限らないのが残念だけど、また見たい。

最終スコア:KC 35-36 BAL

Detroit Lions (0-2) @ Green Bay Packers (1-1)

DAZN のあほー。ええと、なにがあほかというと、見逃し配信ってフルサイズとハイライトがあるんだけど、それがなぜかどっちもハイライトになってて、なんぼ切り替えてもハイライトしか見られんという謎の状態になっていて。これが丸三日近くそのままだった。障害が認識されてないならまだわからんでもなかったのだが、障害のページに載ってからも復旧するまで一日近くかかってて、なにやってたんだという話である。
さておき、マンデーナイトフットボール
オープニングドライブはライオンズのタッチダウンから。ここはゴフからセファスへ通ったパスがよくて、たぶん決め打ちじゃなくて空いてるとこ見つけて投げたと思うんだよな。ぎりぎり抜いてるぐらいだったセファスにどんぴしゃで合わせて、ランアフターキャッチも含めて 46 ヤードのゲインになった。しかしパッカーズも返しのドライブでタッチダウン。こちらはアーロン・ジョーンズのランが出まくっていた。
で、パント、パントのあとタッチダウンタッチダウンと鏡写しのような得点経過になり 14-14 で残り 1:50。ここはキックオフリターンがよくて自陣 41 ヤードからの攻撃、タッチダウンも狙えるかなという感じだったが 24 ヤード地点で止まり、FG でリードして折り返した。

しかし後半は一方的な展開になってしまう。後半最初の攻撃でパッカーズタッチダウンをあげて逆転すると、返しの攻撃でライオンズはギャンブルに失敗する。25 ヤード地点の 4th&1、たしかに行きごろではあるが FG 決めて 20-21 でもと思わなくもない。左サイドのセファスに投げたのだが、普通に中央の RB に投げてもという感じもあった。ともあれ、パッカーズはその返しもタッチダウンまで持っていって 17-28 と一気にリードを広げた。
そしてその次の攻撃、最初のスナップでゴフがファンブル……。センターからのスナップを取り損ねるというよくあるけどここでやっちゃうかというファンブルで、これをリカバーできずターンオーヴァーとなると、パッカーズはここもタッチダウンを奪って 17-35 とリードを広げた。このあとこのまま両チーム無得点で試合終了。

ゴフは移籍後二連敗。なんかしかし、俄然応援したくなってきたな。

最終スコア:DET 17-35 GB

Other Games

CIN(1-1) 17-20 CHI(1-1):ベアーズが逃げ切り。先発はドルトンだったが 2Q に膝を負傷してフィールズに交代、ハーフタイムにはキャッチボールもしてたが戻らず。フィールズは 6/13 で 1INT とひどいスタッツながらなんとか勝ち。ベンガルズはバロウが 3INT。ドルトンは古巣相手で最後まで投げたかっただろうね。
LV(2-0) 26-17 PIT(1-1):レイダーズ、渋い勝ち方。FG 四本に TD 二本。
NO(1-1) 7-26 CAR(2-0):あれ? ダーノルドいけてね? インターセプトこそ一本あったが 305 ヤードタッチダウン二本。パンサーズはディフェンスもセインツを圧倒して、蟹は 11/22-111yds でインターセプト二本被サック4、ランもチーム全体で 48 ヤードとまさに悲惨の一言。
NE(1-1) 25-6 NYJ(0-2):あっはっはっ。ウィルソン、被サック4の INT4 だと。これはつらい。ペイトリオッツのジョーンズはそんなわけで恵まれではあれど初勝利。22/30 で 0-0 ならまあ悪かないんじゃないでしょうか。ジェッツは今年も厳しそう。
BUF(1-1) 35-0 MIA(0-2):なんじゃこりゃ。ビルズが完封で圧勝。ドルフィンズはタンゴヴァイロアが開始2ドライブ目であばらにヒットを受けて交代、そのまま戻ってこずジェイコビー・ブリセットが投げたとのこと。
LAR(2-0) 27-24 IND(0-2):スタどん二連勝。なんと、なんとという感じ。コルツはオープニングドライブで残り1ヤードの 1st&Goal を取れなかったのが痛かった。そしてウェンツは最後3点リードされてからのドライブでフィールドに立つことができなかった。足首がやはり悪いのか?
HOU(1-1) 21-31 CLE(1-1):ブラウンズ初日。ベイカーちゃん、左肩を脱臼したが次のドライブの前には戻ってきたとのこと。なんかだんだんキャラがよくわからなくなってきた。テキサンズはこの日もおれたちのタイロッド・テイラーが投げて、前半 10/11-125yds と絶好調だったが前半終了間際のプレイでどこかを傷めて戻れず。詳細不詳。後半はルーキーのデイヴィス・ミルズが投げて 8/18。前半は 14-14 だったので、テイラーの負傷が痛かったねという、まさかの展開。
DAL(1-1) 20-17 LAC(1-1):ぐえー負けた。インターセプト二本と、44 ヤードの FG ミスが一本ということでちょっと自滅っぽい。相手を 20 点に抑えたのはよかったかな。次行こう次(チーフスだけど)。
TEN(1-1) 33-[OT]-30 SEA(1-1):お、アップセット。途中経過でシーホークスが 14 点ぐらいリードしてたからてっきり勝ったと思ってた。デリック・ヘンリーが 35 回キャリーの 182 ヤードと熱いスタッツを残した。いやーヘンリーいいよな。こういう時代のセオリーを超えたキャラクターはこれぞ NFL という感じがする。タネヒルも 347 ヤード、おつかれさまでした。

FEH

オーブがたまったのでガチャを回す……が、はずれ。まあこんなもんであろう。またフェルナンデスを引いてちょっと笑ってしまう。
第1部の9章をクリア。フィヨルム弱い弱いと思ってたがいつの間にかレベル 24 とかになってた。攻撃力はかなりあるのと、レイプトは便利なのだが、こう線が細いと先に攻撃されるとそれだけでしんどくはあり。
イベント「想いを集めて」。登場するマップをクリアするとフィーチャーされてるキャラとの親密度が上がる、らしい。よくわからない……。毎日一回目はオーブ2個もらえるのでとりあえずやる。オーブ乞食である。運営側としてはこういう「なんだかわかんないやつにもやらせる」動線を作りやすいみたいなのはあるかも。

義実家へ

雨の合間をついて義実家へ。断続的に雨が強くなったり弱くなったりしていたが、幸いにも比較的弱い時間帯に行くことができた。敬老の日ということで花を持って行って、少しだけお邪魔する。ほんとうにすごく久しぶり。またゆっくり行けたらいいなと思う。昼ごはんはなんか謎の流れでインドカレー(いわゆるインネパ)になった。マトンカレーにしてみる。おれなんか知らんけどマトンカレー好きなんだよな。おいしかった。ナンが巨大すぎてめちゃくちゃおなかいっぱいになった。