黄昏通信社跡地処分推進室

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マルちゃんdeグー!!

以前『マルちゃんdeグー!!』というゲームについて、おれとしてはわりと口を極めて罵ったことがあった。

グラフィックは劣悪、ミニゲームの順番が選べない、そもそもミニゲームが全然面白くない、それでいて妙に難しい。
しかし不思議なことにこのゲームはセガ製であり、それこそ『タントアール』をはじめとしたミニゲーム集をそこそこヒットさせた会社である。なんでこんなことになったのかとずっと思っていたが、たまたま見かけたウェブページに当時の事情がちょっとだけ書かれていた(書いている人はおそらくセガの元社員さん)。
どういう経緯でそうなったのかはよく知らないのですが、おそらく製作費も東洋水産持ち。
…つまりは、制作費が少ないのです。広告費とかの枠組みだと思うから。
社内で作るには割に合わない仕事なので、全部外注に任されました。
惜しむらくは、ゲームを「作る」程度の制作費しか出ておらず、「面白くする」ところまで踏み込めなかったことか…
ということで、やはりセガが作ったわけではないみたいだった。それがわかってちょっとすっきり。お金がなければいいゲームはできないし、しかし金がなければないなりになんとか形にする人たちもいるのだなと思うとそれはそれで感慨深い。本来であればセガ東洋水産に対して「もう少しお金を出すか、看板に広告を出す程度にするか」というようなことを提案すべきだったのではないかな、とは思う。でもその上で東洋水産がどうしてもこれで作ってくれって言ったのかもしれないしな。端から見て言えることには限界がある。

OC

職場のイベントにかりだされる。これ去年もやったやつなのだけど、今年は微妙に持ち場が変わって建物の中だった。おかげで涼しかったし、合間合間には座って休めたし、業務的にはぜんぜん楽。とはいえ班のリーダーみたいなのを拝命しちゃったので班員の持ち場を決めたり動きを確認したり全員にメール出したりしてまあそれはそれでそれなりに時間をとられたりはした。終わってひさしぶりに社食で汁なしあんかけラーメン。これ好きなんだよねえ。

狛江市花火大会

かつては毎年開催されていた花火大会が、2004 年を最後に財政難のため中止となり、その後 2010 年、2015 年と開催され、昨年も開催予定だったのが台風のため中止となり、今年四年ぶりの開催となった。多摩川の河川敷で 5000 発というそこそこの規模の大会だが、平日開催なうえに毎年開催ではなくなってしまったため微妙に知名度が低いという状況だった。というわけで夕方から、妻が子供たちを連れて先に行き、おれは終業後に職場から直接向かって合流とあいなった。登戸駅はさすがにそれなりに混んでいて、とにかく暑かったので駅の近所のコンビニでクーリッシュを四つ買う。これはめちゃくちゃおいしかった。あとは会場に行ってから屋台でハットグとか焼きそばとか買って開演に備える。そして花火! 5000 発なので 40 分ぐらいだけど、けっこう近い距離で堪能した。花火大会自体ひさしぶりだったので大変楽しかった。夕方から行っても場所がとれて、終業後に向かっても間に合い、これだけ近くでこれだけの数の花火を見られて、率直に言って神大会では?と思うのだけどなにせ開催が狛江市の財政次第という悲しさ、おそらく次回は早くても三年後であろう……。でもその時はまた忘れずに観に行きたい。いい花火大会でした。

スイカ

職場に隣の課のえらいひとからの差し入れのスイカが届き、なんかとにかく大量にあったのでみんなで食べる。スイカっておいしいけどとにかく汚れるし散らかるよね。八切れぐらい食べたけどまだ片付かない。ごちそうさまです。

息子帰る

息子は無事に伊勢旅行から帰ってきた。父とふたりで新幹線に乗り、現地では前半は父の同窓生やその家族たちと、後半は遠い親戚たちと過ごすという感じだったが、大いに楽しんだようで大満足で帰ってきた。普段は社交性が高いほうでもなさそうに見えるのだが親戚の子供たちとも楽しくやったみたいなので、まあ、よかったなあ、という感じではある。ヨットに乗せてもらったり、海で泳いだり、刺身やら松阪牛やらも堪能したそうで、こちらがうらやましくなるほどだった。実は一昨年から連れていってもらえる話があったのだが二年続けて台風のためにぽしゃっていて、今回三年越しでようやく行けたのだが、待った甲斐は充分にあった。

『海獣の子供』 渡辺歩監督/STUDIO 4℃ 製作 東宝,2019

言わずと知れた、五十嵐大介の代表作のアニメ映画化。原作はそこそこ厚めの B6 単行本五冊なので、全部は収められないだろうけどハイライトみたいにもならずに済みそうな、考えようによっては難しい尺だったが、渡辺監督は少女のひと夏の成長をどうやらメインのテーマに据えた。映像は素晴らしく、海や魚たちは想像よりはるかに美しくダイナミックに動きまくっていて、正直五十嵐大介の絵を映像化するのはかなり厳しかろうと思っていただけにこれはいい意味で裏切られた。これを大画面で見られるという点において映画館に足を運ぶ価値がある、と言ってもいいかもしれない。ストーリーも主人公・琉花の関わる部分はきちんとなぞれていて過不足はない。とはいえ、得体の知れない大きな塊のような原作を少女の冒険と日常への回帰という定型に回収してしまうことはやや残念な捉え方であったようにも思う。原作でそこかしこに差し挟まれる「海に関する証言」であったり、繰り返し語られる詩であったりというものをすべて省いてしまうことで、得体が知れないというよりはなんだかわからないものになってしまっていたのではないか。それでもおれは原作を読んでいるからまだついていけるけど、未読の人にはどうだったのだろうか(まあ余計なお世話ではあるのだが)。
面白いか面白くないかで言えば、面白くはあったし、とにかくほんとに美しかった。うーん、評価むずかしいな。

デート!

父が息子を父実家方面の旅行に連れていってくれていて、義母が娘をなんと二泊で預かってくれて、というわけでこの日はまる一日おれと妻とふたりで過ごせた。感謝感謝。まだぎりぎりやってた『海獣の子供』を観に行き、お昼ごはんを食べて、さらにアイスを食べて、地元に戻ってきてカラオケに行き、近所の寿司屋で寿司をテイクアウトして晩ごはんにした。派手なことはしなかったけど楽しかったな。こういう日を少しでも多く持てればと思う。