9月6日、Megalomania Tokyo 9というドデカクイズ大会が開催され、512人という巨大参加枠にもかかわらず抽選であぶれた者たちの一部が青砥でhayaoshiを用いた持ち寄りフリバ会を開催した。そこで出題を担当した一参加者のメモ。
事前準備については、神エントリ「hayaoshi企画作るには」を大変参考にさせてもらった。ここを見ればほとんどのことはわかると思うので、hayaoshiでフリバをしようという人もまずはそちらを読んでほしい。
https://note.com/saro_quiz/n/neee0948dc514
- 自分は問題の録音にはPCを使った。Windowsには標準でサウンドレコーダーというアプリが入っているのでそれを使うと簡単。ファイル形式もデフォルトでAAC(=.m4a)になるのでそのままhayaoshiで使える。録音が済んだら試し聞きして、OKだったらファイル名を変えるところまでこのアプリでできる(たいていのアプリではできるんじゃないかという気もするが…)。水さんはスマホで録ったとおっしゃっていた。やりやすい方法でやったらいいと思う。周りの雑音は多少なら入ってても全然気にならないので、ひどい音でなければOKにしてしまっていい。
- hayaoshiでは問題解答csvと音声ファイルを別々にインポートすることもできるのだが、サイト上で問題解答csvと音声ファイルを統合した.binファイルを作ることができるので、フリバをやるのなら事前にそれを作っておくほうがよい。
対戦の回し方の一例を書いておく。これは当日の後半に使った。前々日に5分ぐらいで考えたのでもう少し効率がいいやり方もあるかもしれないが、わかりやすいし調節しやすいので実用的には悪くない気もする。逆に言うと大したことは書いてない。上のエントリにあるようなスプシを書ける人ならそっちを使うほうがいいと思う。
出題者数をN、全参加者をMとするとM=(N×5)人までがやりやすい。(N+1)ラウンドで全員分押せる。
N=5、M=25だと以下の通り。
出題者をA,B,C,D,Eとして、それ以外の参加者を4人ずつa~eに割り振る。
1ラウンド目は5卓それぞれにA~Eがつき、参加者は自分のアルファベットの出題者の卓について回答者となる。
2ラウンド目はAの問題を使い、正誤判定はAとaの計5人で行う。
3ラウンド目はBの問題を使い、正誤判定はBとbの計5人で行う。
4ラウンド目はCの問題を使い、正誤判定はCとcの計5人で行う。
5ラウンド目はDの問題を使い、正誤判定はDとdの計5人で行う。
6ラウンド目はEの問題を使い、正誤判定はEとeの計5人で行う。
これで全員が全部の問題を答えられる。こんな感じ:

しかしこれはひとり増えても減っても破滅するのでフリバ向きではない。
おそらくフリバだったらN=4, M=20ぐらいがよい。パソコンは5台用意しておく。これだと16人~25人まで対応できる。こういう感じ:

20人だったらA~d4まで、21人以上になったらz0, z1, z2, z3,……という風に増やしていく。zの人は1Rの間外に出てなくちゃいけないのでそこがちょっと問題。【もし当日と関係ない問題が1セットあったら余った5卓目でhayaoshiで遊んでるという手もある。いまはそんなセットたぶんないけどそのうち出回るようになるのでは。まあ余りがひとりとかふたりだと無理だが…】19人以下になったらd4, c4, b4, a4の順に減らしていく。
16人~20人だと2R~5Rで正誤判定がひとり余るところが出るがそこは休憩でもしてください。15人以下になったら一旦N=3で回せばよくて(残りひとりの出題者の分を2ラウンドで回すことになるがまあ仕方なさそう)26人以上になったらどっちみち5卓では足りない。
出題者が多ければ2ループ以上に分けて同じことをすればよい。N=6だったらN=3で二回まわすとかそういう感じ。N=8だと10ラウンドになり、1ラウンド30分としてもランタイムだけで5時間なので、フリバの時間だとこの辺りが臨界点ではないか。中くらいの会議室ひとつ(5卓置ける)でやるのであれば、出題者4~8人、参加者20人前後というのがリーズナブルなところかと思う。
6卓以上になる場合は正誤判定者への問題提供が1回で終わらなくなるので、1Rと2Rに分けて問題提供することになるが、あとの流れは同じでいいと思う。ただこの場合外に出てなきゃいけない人数がかなり多くなるので、二部屋必要になるかもしれない。なんにせよN=5、M=50までは理論上7ラウンドでできる、ということになる。
対戦は適当に決めればよい。好きにしてください。
当日の話。
- 上にも書いた通り当日後半だけ上のやり方を使った。
- 参加者は出入りがあったが20人を超えることはなかったので、最大4卓で足りた。PC持ってこれる人はなるべく持ってきてくださいと呼びかけていたが足りないことはなかった。持ってきていて使わなかった人がいたのであれば申し訳ない。が、なにがあるかわからないので多めに持ってきてもらうにこしたことはないと思って。
- ゲームパッドはひとりひとつあるとよい。持ってない人もこういう機会に買ってもいいのではないだろうか。
- 当日は二部屋あったので1Rの余りの人たちは(上でいうとzに相当する)そっちで早押機を使ってフリバをしていた。
- 上のやり方だと全部のPCに全員分の問題を入れておく必要がある。前回(8)までのメガロマとおなじやり方。
- 各作問者が問題をあらかじめクラウドにあげておく…という感じにしてたのだが、まっさらのアカウントでクラウドからダウンロードするのがちょっとだけめんどくさく(※これはおれがめんどくさがっただけで全然大したことではない)、当日はUSBメモリを用いたスニーカーオンラインシステム(※オンラインでデータがやり取りできる環境にも関わらず物理メディアでデータをやりとりすることを揶揄した言葉。クイズには出ません)で問題を共有した。フリバだったらこれでいいんじゃないかと思っている。
- 全員が事前に問題を準備してアップロードできていれば、それを当日PCを持ち込む人がみんなダウンロードしておけばよい。念のため誰かがUSBメモリに入れて当日持参するとダウンロードしてない人にもそれを回すだけで済む。高々5台なのでUSBメモリいっこでも楽勝である。それを企図してdiscordにチャンネルを作っていたが、意図を伝えなかったのでアップロードした人としなかった人がいた。
- これはおれが完全にわるい。
- フリバだと当日まで問題作ってる人もいたりするのでこれを100%機能させるのは難しいかもしれない。
- USBメモリ自体リスクあるからあんまりつなげたくない……というひともいるだろうし、あまりUSBメモリを前提にしすぎないほうがよい。が、まあ得体のしれないファイルを共有する時点であれなので、気にしすぎてもしょうがないか。
- 正誤判定用のPDFはみんなスマホから見るだろうから鍵をかけてdiscordに上げるようにしていた。当日正誤判定するひとだけに鍵を共有すればよい。フリバが終わったら全員に鍵を伝えれば配布もできるのでこれでよさそう。
- 部屋がそこまで広くないうえに静かすぎて、隣の卓の小声がはっきり聞こえてしまうことがあった。最上部のリンク先のエントリには「余ったPCでBGMとか流しとくとよい」と書かれていたのにスルーしてしまっていたのだが、これはまじめにやったほうがいいかもしれない。気休め程度にしかならないかもしれないが。
- おれだけ2問多かったので迷惑をかけた。そういうことはしないほうがいい。
- メガロマニアの略称は「メガドラ」ではない。
当日は他の出題者の問題に感嘆しきりだったのだが、同時に「おれの問題もけっこういいな」と感じた。自分の問題の出来はだいたい自分でわかるもんだけど、しかし当日PCから流れてる問題を聞いたり参加者の反応を見たりしてるとそれよりもいいように思えたのだ。なにかhayaoshiバフみたいなもんがちょっとあるんじゃないかなーという、素朴な印象がある。静かな部屋でイヤホンで聞いて少人数で押せて、という環境自体に、問題をよりよく味わわせるはたらきみたいなものがあるんじゃないか。それがあると同じ問題でもより輝くし、押すほうもより楽しい、ということになるんではないか。だとすれば、事前の準備はちょっと大変でも(単なる持ち寄りフリバにかけるコストとしてはまあまあ高いと思う)、これをやる甲斐はあるように思う。少なくともおれはすごく楽しかったので、興味のあるかたは人を集めてやってみてください。
わからないことやもう少し知りたいこととかがある方は遠慮なくおっしゃってください。ここのコメントでもよいですが、ぶっちゃけあんまり見ないので、ツイッター(@tidalquiz)のほうがいいかもしれません。
ともあれ楽しい一日でした。出題者のみなさま、参加者のみなさま、ありがとうございました。そして旗を振り部屋を取りなにからなにまでやってくださった橙さんに最大限の感謝を。